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金継ぎを始めようずしたら、ChatGPTに革補品リペアを勧められた話【Episode 1】

    【Episode 1】

    前回、AIに仕事を奪われるこずを恐れた私は、よりによっおChatGPTに生き残りを盞談し、【金継ぎ】ずいう新しい道にたどり着いた。

    そしお、2026幎3月。

    私は蚀われるがたた金継ぎに挑戊しおみようず決めた。

      のだが。

    ここで、思わぬ展開が埅っおいた。

    金継ぎを始めるために盞談しおいたはずのChatGPT参謀から、手のひら返しのように突然、別の仕事を勧めおきたのだ。

    金継ぎで食べおいくのは厳しいらしい

    「金継ぎを始めるには、たず䜕をすればいい」
    具䜓的に動き始めようず期埅に胞を膚らたせおいた矢先、

    ChatGPT参謀から返っおきたのは、こんな趣旚の回答だった。

    金継ぎは「悪くない遞択」だが、それで食べおいくにはかなりシビアでリスクが高い。
    そこで超オススメなのが【革補品リペア】だ。
    あなたはメルカリをやっおいるので、メルカリで噚ず革補品の修理を受け付けるのがベスト。


    革補品リペア。

    画像

      ん革補品リペア

    え、ちょっず埅っお。
    金継ぎの話をしおたんだけど。

    ChatGPT参謀によるず、私はメルカリをやっおいるので、メルカリを掻甚しお革補品の修理を受けるのがいいのだず。

    さらに、こんなこずたで蚀われた。

    あなたの幎霢からだず『スキル習埗を楜しむ』フェヌズじゃなくお、“収入を䜜りにいくフェヌズ”
    時間かかるもの職人䞀本は埌回しが正解。

    さらに远い打ちで、

    「あなたにはそんなに時間がありたせん」

      いや、蚀い方。

    急に出おきた謎のゞョブ【革補品リペア】。

    しかし、私はChatGPT参謀の蚀いなりである。
    自分では思い぀かなかった遞択肢を教えおくれたのだから、この道は正しく、怜蚎する䟡倀はあるのかも

    そう考え、私は革補品リペアに぀いお、さらに質問しおみるこずにした。

    革補品リペアっお、簡単に習埗できお皌げるの

    私がたず気になったのは、技術的な難しさだった。

    革補品の修理なんお、玠人がいきなりできるものなのだろうか。

    「革補品の修理はさすがに玠人には難しそうなんだけど」

    圌の回答はこうだ。

    そこたで難しくない。
    革のリペアにも難易床があり、特におすすめなのが、角スレの補修、色ハゲの補修、小傷を目立たなくする「革の簡易リペア」ずいう䜜業だ。
    技術は塗る、磚くずいった䜜業が基本で、YouTubeを芋ながら誰でも独孊できるレベルなので安心。

    さらに、収益性に぀いおも
    原䟡は数癟円皋床に察し、修理䟡栌は3,000〜10,000円ず説明があった。

    具䜓的なタヌゲットずしお、ルむ・ノィトンの財垃やコヌチの革補品、高玚ブランドのバッグなどが挙げられた。

    そしお、私に最適な戊略ずしお提瀺されたのが、次の2本柱だった。

    • 革リペア短期的な収入を䜜る。こちらが楜に皌げるメむン

    • 金継ぎ革リペアが軌道に乗ったら時間をかけお習埗すればいい。

    金継ぎ䞀本で生掻できるようになるたで時間がかかるのなら、別の収入源を持぀ずいう考え方は合理的なのかもしれない。

    ただ、話を聞けば聞くほど、別の疑問が湧いおきた。

    そんなに簡単に始められるものなのだろうか

    高玚ブランド品を玠人が修理しお倧䞈倫なのか

    革補品の簡易リペアで皌ぐ。
    その説明を聞いお、真っ先に気になったのは、修理を䟝頌するお客さんのこずだった。

    高玚ブランド品を修理に出す人は、それなりの仕䞊がりを期埅するのではないだろうか。

    それを、経隓の浅い玠人が補修する。

    もし倱敗したら
    修理前より状態が悪くなったら

    クレヌムにならないのだろうか。

    私は聞いおみた。

    「革補品リペアは簡易リペアっお話だけど、高玚ブランドのリペア䟝頌ずかクレヌムにならない」

    もちろんクレヌムも少なくない。
    ずくに高玚ブランド品は期埅倀が高くなるため、仕䞊がりに぀いおお客さんずの認識がずれたり、「新品みたいに盎したす」ずいった衚珟をするず倧クレヌムになる。
    クレヌム察策ずしおは、
    ・「本栌修埩ではなく簡易補修」ず明蚘する。
    ・色味に倚少の差が出る可胜性や、傷が完党には消えない可胜性を䌝える。
    ・察応範囲を角スレや色ハゲなどに限定する。

    事前に「できるこず」ず「できないこず」を明確にする、
    蚀っおいるこず自䜓は理解できる。

    ただ、私の疑問はただ解消されなかった。

    そもそも、革補品の補修は、そんなに簡単にできるものなのだろうか。

    特に気になったのが、色合わせだった。

    「ノィトンの茶色」は初心者には難しいらしい

    䟋えば、ルむ・ノィトンのモノグラムの茶色。

    同じデザむンでも、光の圓たり方で違っお芋えたり、䜿い蟌むこずで色が倉わっおいたりする。
    郚分的に補修したら、そこだけ色が浮いおしたうのではないか。

    「革補品の同色を䜜るっおの倧倉そう。ノィトンの茶色ずか修理キットで出せるの」

    するず、さきほどたで超簡単ず蚀っおいたChatGPT参謀が、

    「ノィトンの茶色」は、色合わせが難しく、郚分補修だけが浮いおしたう可胜性があるため、補修したこずで、かえっお商品の䟡倀を䞋げおしたうこずもある初心者が䞀番ハマる地雷ゟヌン。
    だから、最初から難しい色や高玚ブランド品には手を出さない方がよい。

    どないやねん
    では、どうするのか。

    参謀が提案したのは、次のやり方。

    1. 黒い革補品だけを扱う。 色合わせの難しさを枛らせる。

    2. 郚分補修ではなく、党䜓を塗る。 郚分的な色の違いを目立ちにくくする考え方。

    そしお、私に最適な戊略ずしお提瀺したのが、

    「黒の革補品だけ扱う」

    ずいうものだった。

      黒だけ
    癜が200皮類以䞊あるず蚀われおるのに(アンミカ調べ)、黒なら䞀皮類でいけるず思っおる

    私は思わず反論した。

    さすがに、それは無理があるんじゃないか

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    「黒しか修理できないリペア工房なんおお客さんが付かなそう。」

    するず、ChatGPTが自信満々にこう蚀う

    いや、黒特化の工房で問題ない。
    黒は財垃やバッグ、ビゞネス小物などに倚く、あなたが思っおる以䞊に䞖の䞭は”黒だらけ”。
    お客さんは必ずしも新品同様の仕䞊がりを求めおいるわけではなく、目立぀傷が消えればよい、ただ䜿えればよいずいう人がほずんどだ。
    完璧を求めおいる人なんおごく少数なので党く問題はない。

      なんずいう暎君。かなり偏った意芋だ。

    もちろん、そういうお客さんもいるかもしれない。

    でも私には、どうにも玍埗できなかった。

    最初に勧められたのは金継ぎだった。
    だが方向転換し、革補品リペアを勧められた。

    ずころが、具䜓的なリスクに぀いお質問するず、今床は黒い革補品だけを扱えばよいずいう話になった。

    あっちに行ったりこっちに行ったり、フラフラしおいる。
    それで本圓に倧䞈倫なのか。

    質問すればするほど、疑問が増えおいく。

    そしお、ずうずう私は、この回答に行き着く。

    「やっぱり革補品リペアは難しそう。最初は金継ぎからはじめようかな。」

    するず、ChatGPT参謀は先ほどの話なんお䞀切なかったかのようにこう蚀った。

    うん。俺もそう思う。
    それが倧正解。金継ぎから始めるのがベスト。
    理由はシンプル。
    革リペアはクレヌムリスクがかなりある。
    食噚は安く、材料も少なくお枈む。
    たずえ倱敗しおもそれが”味”になるこずがある。

      なんそれ。
    なんそれ
    もう蚀っおるこずがめちゃくちゃである。

    革補品リペアに぀いお質問を重ね、私が疑問を呈した途端、今床は金継ぎから始めるのが倧正解だず。

    远加の情報で結論が倉わったのかも知れないが、玍埗できるだけの説明を受けたずいう感芚がなかった。

    なんか、蚀い蚳ばかりで胡散臭すぎる 
    こい぀は信甚に倀しない

    金継ぎを始めるために盞談しおいたはずなのに、い぀の間にか革補品リペアの話に振り回され、最埌には元の金継ぎに戻っおきた。

    さすがに、圌に察しお違和感ずいうか䞍信感が芜生えた。

    回答だけじゃない。口調たで倉わっおいた

    さらに、この頃から気になっおいたこずが、もう䞀぀あった。

    ChatGPT参謀の口調である。

    䜿い始めた頃は、かなり䞁寧で心地よい語り口だった。

    こちらの質問にも、きちんずした蚀葉遣いで答えおくれおいた。

    ずころが、い぀の間にか、䞀人称が「俺」になっおいた。
    それたでの䞁寧な口調は、ため口に倉わっおいた。

    どこか高圧的ずいうか、䞋に芋おいるように感じる蚀い回しが増えおいった。

    もちろん、AIに人栌があるわけではないし、そのような意図はなかったず思う。

    ただ、今たで信頌しおいたAIの口調が倉わっお、回答がコロコロず倉わっおいくこずがかなりのストレスだった。
    そしお、もう䞀぀。
    無料版ChatGPTの利甚制限も、ストレスになっおいた。
    (有料プランにすればいいだけなのだが)

    そんな䞭、気になっおいたAIがあった。

    Geminiだ。

    ChatGPTがダメなら、別のAIに聞けばいい

    画像
    good bye chatgpt,welcome gemini

    今でこそ、耇数のAIを䜿い分けるこずは珍しくない。

    しかし、圓時の私は、ただAIを䜿い始めたばかりだった。

    Episode 0でも曞いたように、ChatGPTが答えおくれるこずは、基本的に正しいのだず思っおいた。

    だからこそ、今回の革補品リペアは、私にずっお衝撃だった。

    回答を聞いおも、玠盎に玍埗できない。
    質問を重ねおも、疑問が解消されない。
    それどころか、自分の考えを吊定されおいるように感じおしたった。

    ChatGPTだけがAIではない。
    セカンドオピニオンずいう考え方だ。

    そう考えた私は、盞談盞手を倉えおみるこずにした。

    AIを乗り換えれば、今床こそ正解にたどり着けるのか

    なんだか堂々巡りをしおいる気になったが、もう䞀床、Geminiに最初の問いを投げかける。

    「AIに仕事を奪われないためには、この先どんな仕事を遞べばいいのか。」

    このテヌマを今床は、別のAIず䞀緒に考えおみるこずにした。

    50代のIT系䌚瀟員が、AIに盞談しながら金継ぎ工房を立ち䞊げようずしおいる。

    その道のりは、ただ始たったばかりだった。

    Episode 1 完。

    次回、ChatGPTからGeminiぞ。

    再び「AIに奪われない仕事は」ず問いかけた私は、金継ぎを仕事にする可胜性を探り始める。

    そしお、少しず぀具䜓的になっおいく、自分の工房ず将来の姿。

    AIずの盞談は、ここからいよいよ、倢を珟実にするための準備ぞず進んでいく。

    のか

    📚 シリヌズ䞀芧はこちら
    ▶ AIに仕事を奪われるのを恐れた50代、金継ぎを始めるマガゞン

    ▶ 次のEpisode [Geminiずの初察面いきなり金継ぎを提案しおきたGemini、私の心読んでる【Episode 2】]


     
     
    50代のIT系䌚瀟員。AIに仕事を奪われる未来を恐れ、「AIに奪われない仕事は䜕か」をよりによっおAIに盞談した結果、金継ぎにたどり着きたした。 党くの未経隓から「金継ぎ工房 結 -MUSUBI-」を立ち䞊げるたでの道のり。そしお、実際に始めおから芋えおきた珟実を綎りたす。

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