
2025/05/28 障害福祉ニュースまとめ
朝からしっとりした雨。窓辺に並べた紫陽花の蕾が、ひと晩でぐっと色を帯びました。梅雨入り前の静かな時間に、今日動いた障害福祉のトピックをまとめます。
障害者雇用×テレワークのリアルを共有するイベント開催
オリィ研究所とマネーフォワードが、障害当事者や企業人事を交えた働き方セミナーを開催。テレワーク特化型転職サービス「FLEMEE」の事例や、在宅勤務でのマネジメント手法を紹介し、法定雇用率達成だけにとどまらないキャリア形成を議論した。
奈良の障害者支援施設で入所女性への性的暴行容疑、職員を逮捕
奈良県内の支援施設で、介護職員(32)が入所者の40代女性に不同意性交致傷の疑い。4月に施設内で発生し、女性は約1か月の治療を要するけが。県警は施設の監督体制や職員教育の実態を調べている。
WCAG2.2対応へ EGテスティングサービスがWebアクセシビリティ診断を刷新
イー・ガーディアン傘下のEGテスティングサービスが診断サービスをアップデート。最新国際基準「WCAG2.1/2.2」に準拠し、認知障害やロービジョン利用者への配慮項目を強化。合理的配慮義務化を受け、民間サイトの改善需要に応える。
都内初・青梅に“支援型農園” 障害者54人の就労創出へ
JSHが「コルディアーレ東京青梅農園」を11月開設と発表。看護師常駐で精神・発達・身体障害の多様な特性に対応し、水耕栽培で働きやすい環境を整備。見学会を定期開催し、長期定着を支援するモデルを目指す。
“マッチョ×介護士”福祉デイキャンプ 岐阜で来月開催
ビジョナリーがアウトドア未経験の障害者と家族を対象に、焚き火やピザ作り体験などを行うデイキャンプを6月7日に実施。ボランティアを募り、安全な自然体験でQOL向上を図る取り組みとして拡大を狙う。
本日のピックアップ
障害者雇用をめぐっては「法定率を埋めるための内勤業務」というイメージが根強い一方、コロナ禍を経てテレワークは“義務達成”と“キャリア形成”を両立させる鍵になりつつあります。オリィ研究所×マネーフォワードのイベントでは、遠隔操作ロボ「OriHime」で接客経験を積んだ当事者がスキルを拡張し、企業側は在宅マネジメントのノウハウを共有。移動負担の軽減だけでなく、評価・研修スキームをオンライン化することで「社内ローテーション」や「ステップアップ転籍」も視野に入るという示唆がありました。テレワークが単なる合理的配慮から、個人の専門性を生かす“選択肢の一つ”に変わる転換点として注目したいところです。
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