
【Keiゼミ】算数の考える力をもっと身近に ― 7人目の思考キャラ登場 ―
以前の記事で、私は
算数の「考える力」を可視化するために
6人の思考キャラクターを紹介しました。
🟢きまりコレクター
🔵にてるね探偵
🔴りゆう弁護士
🟠レシピシェフ
🟣ひろげる博士
💛ものさし職人
子どもたちが問題に出会ったとき
「どう考えたらいいのか」
その次の一歩を示してくれる存在です。
授業で「考える力」を育てたい先生方。
算数の思考力とは何か知りたい保護者のみなさん。
そして、これから算数を学ぶ子どもたち。
多くの人の役に立てるように生まれたキャラクターです。
そして将来、子どもたちが実際に、
「今きまりコレクターだ!」
「りゆう弁護士の出番だね!」
と、自然に考え方の名前を使い始めることを夢見ています。
算数の思考が
少しずつ見えるようになっていく瞬間です。
👓️ Keiゼミ7人目のキャラクター
そして今回、もう一人必要だと感じるキャラクターに
ずっと気づいていました。
特にデータの活用の授業をしていたときです。
子どもたちは、グラフを見て
「一番高いのはここ!」
「ここで下がってる!」
などと様々なことに気づきます。
授業では、そこで終わってしまう子どもと
目的に合わせて様々な見方をする子どもがいます。
同じグラフを見ているのに、 見えているものが違う。
「もし別の見方をしたら、何が見えてくるだろう?」
この問いを子どもたちに届けてくれる存在が、
必要だと感じていました。
🩵みかたコーディネーター(多面的な見方)

「そのメガネで見ると、どう見える?」
同じものでも、 見る角度や視点を変えることで
新しい気づきを生み出してくれるコーディネーター。
・別の視点から見てみる
・条件を変えて考えてみる
・複数の見方を組み合わせる
このキャラクターは、いくつかの「メガネ」を持っています。
細かく見るメガネ、全体を見るメガネ、データとして見るメガネ
子どもたちは、状況に応じてメガネをかけ替えながら、
見方を広げていきます。
✨みかたコーディネーターが活躍する場面
例えば、棒グラフの読み取りの授業。
グラフを見て、こんな気づきが生まれます。
「一番3年生で人気な給食は揚げパンだね!」
これは大切な気づきです。
でも、みかたコーディネーターはこう問いかけます。
「3年生全体で見るとそうね!
でもクラスごとで見てみたらどうかな!?」
すると、子どもたちの見方が広がっていきます。
「1組ではカレーライスが1番だ!」
「どのクラスも2位に揚げパンがある!」
「3年生全体とクラスごとでは傾向が違うみたい!」
同じデータなのに、
見方を変えるだけで、見えてくるものが変わる。
これが、みかたコーディネーターの力です。
🔍 データだけじゃない、算数全体で活躍する
このキャラクターが生まれたきっかけは
データの読み取りの授業でしたが、
実は算数のあらゆる場面で活躍します。
図形の問題では、
「向きを変えて見たら同じ形に見えない?」
文章題では、
「図で表してみたらどう見える?」
計算の工夫では、
「式の見方を変えたら、同じに見えない?」
「一つの見方に縛られず、 別の角度から見てみよう」
この姿勢そのものが、 算数で育てたい多面的な見方です。
😌 7人が揃いました
Keiゼミの思考キャラクターは これで 7人になりました。
🟢きまりコレクター
🔵にてるね探偵
🔴りゆう弁護士
🟠レシピシェフ
🟣ひろげる博士
💛ものさし職人
🩵みかたコーディネーター
子どもたちが
問題に出会ったとき
「どう考える?」
ではなく
「この場面では、誰が活躍しそう?」
そんな問いが自然に生まれる教室になったら
面白いと思っています。
そしてやがて、
「誰を呼ぶ?」という言葉が、
子どもたちの中で当たり前になっていきます。
💭 次回予告
この みかたコーディネーターが活躍する
実際の授業を紹介します。
テーマは
4年生「折れ線グラフ」
自分たちのリアルなデータを使って、
子どもたちはどんな“見方”を働かせるのでしょうか。
ぜひ、またゼミ室をのぞきに来てください。
