
指導者として子どもに負けた話
「できっこない」をやってみよう!
発達支援剣道家サトウです。
昨日はKAIRON武導スクールの練習日でした。
そして、自分の発想力のなさを反省した日でもありました。
発達障害のある子や運動の苦手な子に剣道を教えているのですが、
指導方針として
『剣道を楽しく思ってもらう』
が第1になります。
それを達成するために、
・遊びの中に剣道の要素を入れる
・遊んでいるうちに剣道の基礎が身につくようにする
・ルールを自然に守れるようにする
・子どもたちが剣道あそびのルールを考えたらできるだけ採用する
・練習の輪から離れても、危険でなければOK
・子どもたちが自分のやりたい剣道あそびをし始めたら、場所を分けて実施
これが、練習中配慮していることです。
なお、
・子ども同士を比べない
・けがやトラブルの無いように配慮する
・秩序は保つ
・場のコントロールはあくまで指導者
・ダメなことははっきり「ダメ」と制止する
・子どもが不貞腐れたり、癇癪などを起こしたらその場から離す。親御さんがいれば親御さんのそばに。いなければ体育館のすみの本人が落ち着く場所へ移動させる。
・離れていた子どもが練習に戻ってくるのは自由。特別扱いはしない
といった配慮も常に頭の中にあります。
で、今回ですが、一人の子のリクエストで
「足さばきの剣道あそびがしたい」
「先生が防具をつけたところに打ち込みしたい」
と言われたので、そのように準備しました。
・・・・・・・・・・その結果。
足さばきの剣道あそび『コースを作って、すり足でスラローム』
「うまくできない!」
↓
その後自分でコースを作り出す。
↓
「並べたマーカーを飛び越えるねん」
↓
実際に自分でやる
↓
「できない!」
↓
先生が防具つけたから打ち込みする?と誘う
↓
「いやだ!」
結果、体育館の隅で一人でマーカーを並べて遊びだす。
うん。
練習時間、ちゃんと練習の場にいれただけでもすごいからね。
注意はしませんでした。
練習後、その子に「遊んでる方が楽しかった?」と聞くと、
「うん・・・」
と頷きました。
あ~~~~~~~~~~!
くっそ~~~~!
こっちの考えた剣道あそびが、マーカー並べる遊びに負けたんか~!