メインコンテンツへスキップ
見出し画像

「Resoniteでの見た目」に違和感のあるVRChatterは、とりあえずシャドウランプを消すと良いかも

    ※この記事はVRChatユーザー向けに書かれています。

    2024年08月24日:lilToonのRampベイクを追記
    2024年08月26日:Modular Avatar ResoniteのRampテクスチャを追加

    はじめに

     いよいよResoniteで最大規模の最適化アップデート「The Splittening」が実施され、今まで「何でもできる(が重い)」プラットフォームだったのが、かなり軽量化しました。もちろん他プラットフォームと比べても全く謙遜のないレベルなので、今までプレイしてない人でもかなり参入しやすくなったと思います。

    「アバターの見た目が…?」

     個人的に、Resoniteを知っているがプレイしたことがない周りのユーザーから聞くのが「アバターの見た目がスタンダードシェーダーっぽい」ということ。そしてこれを修正できるのかどうかということ。
     もちろん私もVRChatをプレイしているので、lilToonやPoiyomiが主流の世界と比べても、Resoniteでは比較的影が強めの表現をしているアバターが多い気がします。

     そこで、lilToonを使用しているトゥーン調なアバター「シャルベ」を例に、Resoniteでの見た目をどう変えればいいか説明していきます。

    画像
    VRChat内での見た目(サンプルアバター)

    スタンダードシェーダーとトゥーンシェーダー

     ResoniteではlilToonやpoiyomiなどのカスタムシェーダーは利用できませんが、標準でトゥーンシェーダーが用意されています。
     これらはモデルをインポートする際に、マテリアルシェーダーの変更ができます。後から変更することもできますが、最初にやってしまった方が楽です。

     モデルインポートの際に「高度な設定」を選択し、マテリアル欄のシェーダーを変更すれば反映されます。デフォルトでは「PBS(スタンダードシェーダー)」が設定されていますが、これを「XiexeToon(トゥーンシェーダー)」に変更します。

    画像
    「マテリアル:PBS」のところを変える
    画像
    左がPBS、右がXiexeToon

     見た目はトゥーン調になりましたが、影が濃くてやや違和感があるかもしれません。

    シャドウランプ(ShadowRamp)

     モデルの影の付き方に影響を与えるための項目・テクスチャです。初期状態では影のグラデーションの境界がかなりはっきりとしているテクスチャが適用されており、これが影の濃さの一因です。

    画像
    ShadowRampの項目

    ★マテリアルの設定項目の開き方

     Devtoolを装備しインスペクターを開きます。アバターの「RootNode→Body(やHair)」の項目に、「Materials」という項目があります。この項目をグラブすると、マテリアルオーブが持てます。

    画像
    「XiexeToonMateials on~」と書かれている部分

     これを持った状態でコンテクストメニューを開き、「インスペクターを開く」を押すと、マテリアルの編集画面が出てきます。

    画像
    右上の「インスペクターを開く」を押す
    画像
    するとマテリアルの編集画面が出てくる

    ★シャドウランプの削除

     マテリアル編集画面の下部にあるシャドウランプの項目の「Clear」を押すと、テクスチャが削除されます。するとVRChatで見るような影の濃さが薄い見た目になります。(VRChatでのToonlitに近い)

    画像
    シャドウランプを削除した状態
    画像
    左:標準シャドウランプ、右:シャドウランプ削除

    ★シャドウランプの変更

     今回はトゥーン調のアバターを使用していますが、アバターによっては影が薄すぎてメリハリがなくなってしまうことも考えられます。

     この項目では標準のシャドウランプのテクスチャではなく、有志が作成したテクスチャを代わりに使うこともできます。
     ここでは以下の記事に紹介されているカスタムテクスチャを使用しました。

    画像
    左:シャドウランプ削除、右:カスタムシャドウランプ

     顎の下など、暗い部分の影がよりはっきりとし、陰影にメリハリのあるトゥーン調の見た目になりました。
     ほかにも、色付きのシャドウランプ用テクスチャを使用することで、アバターの血色を良くするなど、表現を改良することができます。

    ★lilToonのRampベイクでシャドウランプ用テクスチャを生成

     lilToonにはマテリアルの影設定をテクスチャに書き出す機能があります。これを使うと、更にアバターの影設定に忠実な見た目にすることができます。

    使い方は以下の公式FANBOXで説明があります。

    画像
    目的のマテリアルを右クリック
    画像
    lilToon→Generate Rampを選択
    画像
    Rampテクスチャが生成される
    画像
    これをResoniteに持っていき、シャドウランプの欄にD&D
    画像
    元々そこまで影のないアバターなので違いがわかりにくいが、より忠実な見た目にできる
    画像
    左:シャドウランプなし、中央:カスタムテクスチャ、右:lilToonテクスチャ

    まとめ

    画像
    左から:PBS、XiexeToon(デフォルト、Ramp削除、カスタムRamp、lilToonRamp)

     このように、マテリアルの設定を見直すことで、VRChatで設定されているようなアバターの見た目に合わせることができます。
     他にも以下のwikiの解説のように、見た目を調整するための細かい設定が用意されているので、もし見た目に違和感があるユーザーは適宜項目を調整してみると良いです。

    追記:Modular Avatar Resoniteでインポートした場合はどうなるの?

     Modular Avatar Resoniteでアバターを変換した場合に、どのようなRampテクスチャが生成されるか知らなかったため、今回試しに比較してみました。
     結果として、Resoniteのデフォルトとは異なる、独自に生成されたRampテクスチャが適用されるようです。

    Modular Avatar Resonite:Unityで設定されたVRChat用アバターをResonite用に変換できる非常に便利なツール。実験的機能として提供中。

    画像
    マテリアルの参照箇所(左)。Resoniteの一般的なアバターインポート機能と少し場所が異なる。
    画像
    左:Resoniteの一般的なアバターインポート
    右:Modular Avatar Resoniteでのアバターインポート
    色味やグラデーションが異なるRampテクスチャが生成されている
    画像
    左右は上記に同じ。中央にRampテクスチャ削除版を置いた際の比較。

    ととやま

     
     
    主にVRやAndroid向けのTIPSについて書いています。 X(Gadgets):x.com/Ketowatary X(VR):x.com/Ketowatary_VR X(Kemo):x.com/Ketowatary_ALT Booth:ketowatary.booth.pm/

    あなたへのおすすめ