メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

    あらすじ・目次 


    第三部 六章

    リベルタドーレス ~解放者たち~

    1726.※


     こんな無意味な会話であったが、少し離れた場所で平伏し中の人型ドブネズミ、ブルーカの耳には一部が届いた様だ。

    「ねえ、何かバアル様とヨハンが言ってたんだけどさ」(コソッ)

     人型猫が返す。

    「何よ、ちゃんと平伏しなさいよ、コ・レ・神様なのよカ・ミ・サ・マ・! 恐いんだからね!」(コソッ)

     人型霧も積極的に参加だ。

    「いや我輩にも聞こえましたよ! ヨハンが本物かって聞いたらバアル様が違うって…… でしょう?」(コソッ)

    「うん」(コソッ)

    「チュン」(コソッ)

     そうなるよね(アゲイン)
     チンピラとは言え耳は良いのだ。

     一般的に良く知られている聴覚チャンプと言えば犬とかだろう、しかし実の所、猫やネズミはワンコロを軽く凌駕する位聴覚エンペラーなのだ。

     霧はイマイチ定かではない物の、一般に耳が悪い、難聴気味? とか揶揄やゆされてしまうフィンチですらヒトの半分程の可聴域を持ち、視覚、嗅覚に加えて生来の警戒心の強さ、更には羽毛による周辺の空気振動探知までをも駆使した場合、人間如きとは比べ物にならない知覚を有しているのである。
     そんな事から類推するに霧だってきっと良い筈だ、そうに決まっている。 ※勘です

     一方の鳩、ポッポーは案外トロい。 ※主観に過ぎません
     聴覚自体はフィンチより幾分優れている様だが、如何せん鈍い。 ※個人の感想です

     飛ぶのも下手なら見知らぬ人間にヘラヘラ近付いては大して美味くも無い餌を強請ゆする姿と言ったら…… 警戒心ゼロ、殺られても自業自得、本人にも隙があったんじゃないの? とか言われても已む無し、同情の余地皆無な抜け作なのだ。 ※観察者は軽い妄想癖を患っている可能性大です

     離れて話している会話は勿論、目の前とは言え頑張ってコソっていたヴァンプ達の声なんか聞こえる耳なんか持ち合わせちゃーいないカイムは気楽な物である、馬鹿丸出しで恥ずかしいっ! 

     ※観察者とカイムは大変仲が良い友人です 
     ※※時折出る辛辣な表現は親しさ故です 
     ※※※決して誹謗中傷では無い事をご了承になった上で観察にお付き合い下さい

    「お、おっほん! 続け様に見抜くとは驚きまし、驚いたぞよ! 愉快愉快、クーハハハッハー、ポーロロロッロー!」

     ほう聞こえたのか、トロ臭い抜け作の馬鹿丸出しの癖に? ※親しみの表現です
     あーアレか! コイツって色んな言葉、なんだったら風や水の音でも聞き分けられるんだったな…… なんだスキルか、やはり鳩はトロい! それさえ正しければ良いだろう♪ ※鳩は本気で嫌いみたいです

    「「「「はぁ(チュン)」」」」

    「貴様等が再び見抜いた通り! 我が真の名はルキフェルでは無い! 我が名は、えーっとーっ…… っ! そ、そう! サタナキア! サタナキアだっ! 通称サタン、どぞよろしく、なのだ! ポロッポー」

     うあ…… よりによって本人の目の前で(二度目)、か…… しかし良くルキフェルの双子の弟、サタンの存在を知っていたなコイツ? まあ一応古い悪魔だからな、私やレグバだって当時から知っていたしね ※負けたくは無い様です



    お読みいただきありがとうございます。
    感謝! 感激! 感動! です('v')
    まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
    皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
    これからもよろしくお願い致します。
    拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
    Copyright(C)2019-KEY-STU

    この記事が参加している募集

    あなたへのおすすめ