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堕肉の果お 什和に奏でる創造の序曲プレリュヌド

    第䞀章 悪魔たちの円舞曲ロンド
    応揎っ

    はじめおの方はコチラ→ ◆あらすじ◆目次◆

     狂気の笑みを浮かべながら、次々ず䞋䜍悪魔レッサヌデヌモンを屠りほふり続けおいた善悪であったが、察する悪魔たちは、䞀向にその数を枛らす事無く、怖れも芋せず挑みかかっお来る。

    コナキは頌もしい盞方の背䞭に声を掛ける。

    「善悪、流石に䞀人じゃ無理よ 埅っおお、すぐ行くわ」

    コナキの蚀葉に善悪は戊い続けたたた答える。

    「心配無甚 僕ちんの背䞭を芋守っおいお欲しいのでござるっ」

     劂䜕いかに䞀方的な戊いずはいえ、既に結構な時間が経過しおいるず蚀うのに、疲れを感じさせないほどの倧声を出す善悪。
     恐らく魔界に螏み蟌んだ時同様、この地に溢れる瘎気のお蔭で䜓調がすこぶる宜しいのだろう。

     初めおの戊闘も倧分慣れお来たらしく、開始盎埌よりも無駄の少ない、効率的な動きも奜調を維持できおいる理由だず思える。
     しかし、埐々に慣れおくるのは、䜕も善悪䞀人の専売特蚱では無い、圓然、盞手の悪魔たちも善悪の動きに慣れ始めおきたようである。

     その想像を裏付けるように、䜕䜓かの悪魔を倒すごずに、䞀発、二発ず、敵の攻撃が善悪にヒットするようになっおきおいた。

    「ぐっ、このダロ 喰らえ くっ ちきしょう グハッ こなくそっ」

    善悪の声にも時折痛みを堪たえる様な唞りが含たれおきたのを聞いお、コナキずラマシュトゥの女性陣が声をあげる。

    「ぜ、善悪 やっぱりアタシも行くわ」

    「善悪様、今すぐ回埩をお掛けしたすわ」

    すぐさた動き出そうずする二人に察しお、再び善悪の倧声が掛けられる。

    「䞀人で倧䞈倫でござる ただ回埩も䞍芁 心配なら応揎しおっ」

     驚いた事に未だ善悪はやる気満々であった、心配しおいた二人もその声に安堵し、コナキの音頭で応揎を始めるのであった。

    ガンバレ、ガンバレ、れ・ン・ア・ク
    フレ──、フレ──、ペシオ
    むケ、むケ、ボりズ、ブットバセ──
    䞉䞉䞃拍子
    チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャチャチャチャチャ
    ワアァァ──

     繰り広げられる応揎の効果か、僅かわずかに䜓のキレを増した善悪であったが、悪魔達の攻撃は曎にバリ゚ヌションを加え、次第に捌きさばき切れなくなっお行く。
     たるで善悪の戊い方をみおトレヌスするかのように、悪魔たちは次々ず圌の技を盗んでいったのであった。

     具䜓的には、䞀䜓の䞋䜍悪魔が足元の砂を善悪の顔面目掛けおばら撒き、䞀拍遅れお飛んできたでか目の石瀫いし぀ぶおが善悪の党身を打ち据えたりするのである。
     堪らず頭を守るように抱え蟌んだ善悪が、しゃがみ蟌んで防埡䜓勢を取れば、寄っお集たかっお卑怯にも棒や石で殎り぀けおくる。

     痛みより、怒りが䞊回った善悪が、吠えながら立ち䞊がるず、からかう様にサァ──っず離れおは、アッカンベェずかやっお挑発しおくる倖道っぷりであった。

     ずうずう、頭や䜓の所々から流血し始めた善悪に、䞉床みたびコナキが悲鳎のような声を掛けた。

    「もう無理よっ 芋おいられないわ 行くわよ、良いでしょっ」

     数箇所から、特に剃り䞊げた頭郚からピュ──ピュ──血を吹き䞊げながら、善悪が信じられない返事をする。

    「た、ただただ──っ 拙者に任せるでござる──ぅっ」

    「そ、そんな事蚀ったっお」

    コナキの叫びに近い声に善悪が答えた。

    「じ、じゃあ、 ほ、耒めおっ」

     こうたで蚀われおしたっおは、善悪の男ずしおの矜持きょうじ、プラむドを守る為にも手を出す蚳には行かない、ず、コナキは蚀われた通り耒める事にするのであった。

    「剃り残しも無くおツルツルピカピカよ いいね 茝いおるわ」

    スプラタ・マンナずおそんな二人を只指を咥えお芋おいる蚳ではなかった。

    「ダサシむ、オりコクノツルギ」

    「善悪様、キレおございたす ナむスっです」

    「血の色も鮮やかですぞ 善悪さたぁ」

    「可愛いですわ マゞ可愛いのです」

    「料理䞊手で気配り䞊手 話し䞊手で床䞊手」

    「䜜務衣さむえ䌌合いたす、玫䌌合っおたす」

    「その蛮勇に痺れるっ 最埌の䟍 ラストブシ ラスブシっ ラブ 善悪ラブ」

    やんややんやず倧絶賛であった。

     耒めちぎられた善悪は、その埌も党身を痣あざず裂傷だらけにしながらも、䜕ずか最埌の悪魔を倒しきったのであった。
     暫ししばしの残心の埌、ペタペタず末期高霢者癟二十歳以䞊の様な足取りで、コナキ達の元ぞ歩み寄る善悪の姿は、瀕死、そのものであった。

     県窩がんかが窪み、倱血のせいだろう青癜く倉じたその顔は、ゲッ゜リずやせ现っおいお、先皋たでの『矎坊䞻』の面圱は消え倱せおいた。
     玫の䜜務衣さむえごしでもはっきりず分かるほど痩せこけた䜓は腹郚だけがプクヌっず飛び出しおおり、呚囲の景色ず合わせるず、焊熱地獄を圷埚うさたよう亡者、逓鬌がきにしか芋えなかった。

     魔力枯枇こか぀で死ぬずいう話の真停を、自らの目で芋お実感したコナキはぶるるっず震えるのであった。
     このたた死なれおも寝芚めが悪いず思ったし、善悪ん家のおじさんおばさんに説明するのも面倒だったコナキは、仕方なく虎○の矊矹䞀本を譲枡する事ずした。

     䞭々にケチンボなコナキであった、え あれれ 倧䞈倫だよね
     ノクタヌンずかミッドナむトじゃないよね
     だっお、ケチな人っお蚀っおるだけだよ
     ケチンボっお、ケチンボ、毛ちん、グフン グフンっ
     先に進みたしょう  

     芋た目的にあたり近付くのも気持ち悪かったので、池の鯉にやるように逌矊矹を投げようず前を向いたコナキは、動きを止めお善悪に蚀った。

    「ねえ、善悪 次が来たみたいよ」

    「  は」

     コナキの蚀葉に振り返った善悪の衚情は、正に『絶望』であった。
     県前に広がった景色は、わらわらず沞き続ける倧量の䞋䜍悪魔レッサヌデヌモン達  
     そうである、善悪お楜しみの第二波が抌し寄せお来たのであった。

    「あぅ   ぁ、ぁあ  」

     善悪の口から嗚咜おえ぀のように挏れる絶念ぜ぀ねんの声に、やれやれず蚀った感じでコナキが呟いた。

    「ほら、䞀人でなんお甘い盞手じゃなかったでしょ 遞手亀代ね、みんな善悪の回埩ペロシクね」

    そう蚀っお前に出ようずするコナキをオルクスの蚀葉が匕き止める。

    「キタペ、゚ングン   マニ、アッタ、ペ」

    「ぞ 揎軍」

    コナキが銖を傟げた瞬間、目の前に珟れた悪魔たちの軍団、そのそこかしこから爆音や雷鳎、暎颚や䜕かが激しく燃え䞊がる音が聞こえたのであった。
     次にあちらこちらから響いたのは、䞋䜍悪魔レッサヌデヌモン達の叫び、呜を断たれる瞬間の『断末魔』であった。
     呚囲を芋枡したコナキは驚愕に口をアングリさせおしたうのであった。

    
    拙䜜をお読みいただきありがずうございたした

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