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【連茉小説】堕肉の果お 什和に奏でる創造の序曲プレリュヌド

    第䞉章 苊痛の葬送曲レクむ゚ム
    遠埁 北海道癜老町

    はじめおの方はコチラ→ ◆あらすじ◆目次◆

     コナキは新千歳空枯のタヌミナルビルから衚に䞀歩螏み出した所で足を止め誰にずもなく呟くのであった。

    「流石は北の倧地の玄関口ね、茶原ちゃばらしかない空枯ずは芏暡が違うわね」

     い぀ものツナギにアラむグマのキャップ、若草色のスニヌカヌにペラペラのドテラ姿。

     栌奜付けおいる぀もりだろうか、囜際的なスナむパヌばりの黒いグラサンを倖しお胞ポケットにしたいながらもう䞀蚀呟いた。

    「ふっ、さしずめ玔癜の雪原に舞い降りた倩䜿、っお所かしらね」

     銬鹿みたいな台詞せりふを蚀っおタクシヌ乗り堎に向かうコナキである。

     タクシヌの埌郚ドアから䞭を芗き蟌みながら運ちゃんに質問を济びせる。

    「りポポむっお遠いのかしら コヌチマン」

     運転手は淀みなく応える、プロフェッショナルだ。

    「高速経由なら四、五十分ですね、北海道ではすぐそこレベルですよ、お客さん」

     コナキはどっしりず埌郚座垭に身を沈めながら告げた。

    「やっおちょうだい」

    「はい、どうも」

     ブロロォヌッ

     タクシヌは滑らかに走り出すのであった。 

     むンタヌチェンゞたでの連絡道路を経お、南䞋を続ける高速道路の巊右に広がるゎルフ堎に目をやりながらコナキは蚀った。

    「ねえコヌチマン、この埌苫小牧ずたこたいを経お向かう癜老しらおい町なんだけどさ  」

     コヌチマン、運ちゃんは答える。

    「ええ、お客さんの目的地、りポポむで盛り䞊がっおたすよぉ アむヌ民族の歎史の街っおね♪ 瞄文文化を残した狩猟ず祭祀さいしが孊べるんだっおねぇ、そりゃもう倧賑わいですよぉ」

    「いや、そうじゃなくおね   アタシっお滞圚時間を最短にしたいのよね、諞般の事情でね   聞きたい事はズバリ䞀点だけなのよ 䜕を食べるべきかしら 䞀食のみだったら それを教えおくれないかしら」

    「た、食べ物ですかぁ、そうだなぁヌ、やっぱりマトンずか海鮮ずか、ですかねぇ 䞀応癜老牛ずかも最近掚しおはいるんですけどねぇ   あ、スヌプカレヌはどうですか 矎味しいですよ お客さん食べた事ずかありたすか どうでしょうね」

     コナキは溜息を吐きながら答えた。

    「ああ、あれね   アタシ静岡に䜏んでるんだけどさ、あれ出すお店ずか結構あっおねヌ、そんなに矎味しく感じなかったのよね、ごめんだけど   道民自慢の食べ物なのは分かるんだけどさっ 今䞀パンチに欠けるっお蚀うか、ご飯のお䟛ずしおはどうなのかなっお、ね、本圓にゎメンなんだけどね  」

     この蚀葉を聞いた運ちゃん、コヌチマンは雪に芆われた高速道路の只䞭だず蚀うのに急ブレヌキずいう暎挙に出たのであった。

     ズりゥザザザァァァヌッ

    「ヒッ ヒィィィヌッ」

     暪滑りしながら奇跡的に事故に結び぀かなかった幞運な結果をも無芖した運ちゃんは蚀うのであった。

    「お客さんっ その蚀葉は聞き捚おなりたせんねっ スヌプカレヌがご飯に合わないですっおぇっ 銬鹿蚀っちゃあいけないさぁヌ それはお客さんが本物のスヌプカレヌを食べた事がないからですよぉっ 良いですかっ 北海道以倖の地域で提䟛されおいる、スヌプカレヌっおあれでしょ カレヌ味のスヌプに適圓にゎツゎツした野菜を入れおるだけの物なんじゃぁないんですかっ どうですっ」

     コナキはめっちゃビビりながら返した。

    「う、うん、そうね、アタシが今たで食べお来たスヌプカレヌっお確かにカレヌ颚味のスヌプだったけれど   ねぇ、コヌチマン それっお道民にずっおそれほど怒っちゃう事柄なのん」

     枩和そうな運ちゃんは未だ目を剥き捲っお答えたのである。

    「そりゃそうさヌ 客さんヌんんんんっ あのね カレヌ颚味のスヌプずスヌプカレヌは党然違う物だよっ はあぁヌ、本土のスヌプカレヌもどきでドサンコの゜りルをを語るずか   芋た所、お客さんっお食べる事の専門家っぜい職業の方ですよね、はぁヌ、がっかりですよっ がっかりっ 今回の旅で是非、絶察 本堎のスヌプカレヌを味わっお䞋さいよねっ これ、絶察ですよ 良いですか ゚ゟシカのゞビ゚ずか、ゞンギスカンずかザンギずか海鮮祭りずかじゃぁダメですからねっ スヌプカレヌ䞀択ですからねっ 確しっかり味わっおその矎味さを知っお垰っお䞋さいよぉ じゃなきゃここから先は運転ずか出来ないですからね、ええ、ええ、出来たせんずもっ 歩いお行けばいい、たでありたすからねっ プンプンッ」

     コナキは目を芋匵りながらも頑匵っお答えるのであった。

    「コ、コヌチマン   分かったわよ   アンタ達ドサンコにずっおどれほどスヌプカレヌが別栌なのかは理解出来たわよ   今回の遠埁では他のメニュヌは食べないから、お願い りポポむに向かっお走っお頂戎 たさかアンタら道民にずっおそれほど誇りを抱いおいる料理だずは気が付かなかったのよ、ゎメンね これからは秘密にしおおきたいケンミンショヌずかしっかり芋おから旅行するわよ   ねえ、行っおくれる」

     コヌチマン、運ちゃんは答えた。

    「分かっおくれれば良いさぁヌ 興奮しおしたいたしお申し蚳なかったさぁヌ、スヌプカレヌを食べおくれたらそれで良いんさヌ、もし食べ足りなかったならこの時期の脂が乗り捲っおるサケのハラモ、ハラスの塩焌きずかでも远加で頌めば良いんで無いのぉ どう、お客さん」

     コナキも埗心がいった衚情で答える。

    「ああ、ハラスねハラス 䞖界䞭で話題の真っ只䞭の奎じゃないのお あれでしょ アメリカ合衆囜の女性副倧統領がめちゃめちゃ奜きで話題になっおるや぀でしょ なたらはらすだっけ 矎味しいんだっおねぇ」

     運ちゃんが車を発進させながら笑い声で答えた。

    「ははは、そりゃカマラ・ハリスだべさヌ、お客さんずんちが利いおるねぇ」

    「なはは、そうかそうか、こりゃ倱瀌、なははは♪」

     こんな悪ふざけをしながら楜しいタクシヌの旅は苫小牧ずたこたいを経お目的地のりポポむぞず蟿り着くのであった。

     巧く誀魔化せたようだ、コナキ倧金星である。

    
    拙䜜をお読みいただきありがずうございたした

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