変わった隣人10 さらばメシマズの日々よ
筏ソ―スから大量の鰆(サワラ)が届いた。この前のソ―スの味改良の件のお礼らしい。おかげで売り上げは好調との事。しかし、皆渋い顔をしている。
「おかずとしてはエースではないわね」
「中日で言うなら、どの◯えくらいね」(※物語は1983年です)
おいおい、いつから君達はプロ野球に詳しくなったんだ?なぜに中日?
C子の家に集まり調理開始である。さっそく異変が起きたのである。
「このサワラ……身が柔らかいわ」A子が愕然としている。
そんなバカな!箸殺しの異名を持つサワラが……
塩焼きにした。皆、食べた瞬間涙せずにはいられなかった。
「まるで油断してた所を大島の一発を食らった感じね」
だから、なんで中日?
そんな中、B子がボソリと言ってしまった。
「他の魚も美味しいのかな?」
「以外と我が県だけ魚がマズイのかもな」
「そんなのあったらもう革命よ。そんなのある訳ないじゃない」
「それもそうだな、ハハハ」
革命の危機であった。