
22年前の私へ。
あなたは、こんな未来になるなんて想像もしなかったでしょう。
子どもは男女2人。
元気で可愛い子どもたちに恵まれました。

歯科衛生士として復職し、夫の病気をきっかけに人生を見つめ直し、ご縁があって障害福祉の世界へ入りました。
そこで私は、今まで知らなかった社会を知ります。
制度のこと。
家族のこと。
障害のこと。
そして、「頑張っているのに報われない人」がこんなにもいること。
「あまりにも知らないことが多すぎる。」
そう思って、社会福祉士を目指し、大学生になりました。
学割を使おうとしたら、息子には
「詐欺だからやめろ。恥ずかしい。」
なんて言われたけれど(笑)
正規の権利だから、遠慮なく使いました。

私はその後も、死に物狂いで調べ、問い合わせをし、書類を作り、電話をかけ続けました。
休みも返上し、家族と一緒に食事もできない日々。
「誰かの役に立ちたい。」
その一心で走り続けました。
……そして、力尽きました。
身体を壊し、心も壊れ、今は病院に入院しています。

まさか、自分が精神疾患で入院する側になるなんて、22年前のあなたは想像もしなかったでしょうね。
でもね。
失ったものだけじゃなく、手に入れたものもたくさんあるんだよ。
支援する側から、支援を受ける側にもなった。
制度を説明する側から、制度に助けられる側にもなった。

そして今は、
「頑張ること」だけが自分の価値ではないことも、
少しずつ覚え始めています。
誰かの役に立つこと。
期待に応えること。
必要とされること。
それだけで、自分の居場所をつくらなくてもいいのかもしれない。
疲れたら休むこと。
分からなければ頼ること。
嫌なことには嫌だと言うこと。
自分がどうしたいのかを考えること。
そんなことも、今の私にとっては大事な学びです。
だから今なら言える。
「困ったら、一緒に考えましょう。」
この言葉は、机の上で覚えたものじゃない。
現場で悩み、
制度の間で迷い、
そして自分自身も支援される側になったからこそ、生まれた言葉なんだと思う。

そして今、私はまた新しい橋を架けようとしている。
CoinBridge。
相談先が分からない時。
制度の窓口はあるのに、そこまで辿り着けない時。
「こんなことで相談していいのかな」と立ち止まってしまった時。
そんな人と一緒に困りごとを整理して、
“相談できる状態”まで橋渡しする。
まだ私は療養中で、
本格的に動き出せるのはもう少し先。
でも、支援される側になった今だからこそ見えることもある。
それも、いつかCoinBridgeに生かしていきたいと思っています。

22年前の私へ。
あの頃思い描いていた人生とは、きっと違う。
思いどおりにならなかったことも、
失ったものも、
立ち止まらざるを得なかったこともある。
でもね。
私は今、
自分自身のことも守りながら、
もう一度これからの人生をつくろうとしています。
だから、
私は今の人生も、案外嫌いじゃない。
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#CoinBridge (コインブリッジ)
構造を言語化し、現場と制度をつなぎ
相談できる状態まで橋渡しする
現在は療養中のため、無理のない範囲で地域活動やボランティアに関わりながら、日々感じたことを発信しています。
現場で感じた違和感や、制度との間にあることを、少しずつ言葉にしています。
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#日記 #療養中 #社会福祉 #社会福祉士勉強中 #地域福祉