
母親の卵焼きほど美味しいものはない
ワタシは初老のサラリーマンである。
中学校のお昼ご飯はお弁当だった。
いつも母親が作ってくれた。
そして、いつも大好物の卵焼きを作って入れてくれた。
母親の作る卵焼きは少し塩味が効いていてご飯が進んだ。
ある日、友達がおかずを交換しようと言い出した。
ワタシの弁当に入っている唐揚げが食べたいらしい。
唐揚げの代わりは友達の厚い卵焼きを選んだ。
なんと、その卵焼きは甘かったのである。
人生初の衝撃である。
卵焼きが甘いなんて、ご飯が進まないではないか⁉️
などと思いながらも、友達がワタシの反応を気にしていたので、気を遣って美味いねって言った記憶がある。
ワタシのお弁当には午後へのチカラをくれる卵焼きが入っていた。
今でもワタシが食べる卵焼きは塩味。
娘が食べる卵焼きは甘味である。
どちらも美味しそうに食べる妻はどちらが好きなんだろうか?