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なぜ10月15日が「きのこの日」なのか、真実を教えます。キノコの気持ちで!

    今日、10月15日は「きのこの日」らしいんですよ。

    皆さん、ご存知でしたか?

    たぶん、きのこ業界の方でもなければ、
    ほとんどの人が知らないと思います。

    しかも、「きのこの日」だと言われて、
    「なるほど、たしかに!」って思う人がいたら、逆にすごい。

    私には、その理由がさっぱりわかりませんでした。

    業界団体の公式サイトに、
    「きのこの日」について記載があるので引用します。

    きのこの消費拡大と生産振興を図るため、きのこに対する正しい知識の普及、啓蒙活動を積極的に推進して、消費者にきのこの健康食品としての有用性や調理、利用方法の浸透を図るために、日本特用林産振興会によって制定されました。

    「日本特用林産振興会」公式サイト

    ふむふむ。
    ここまでは理解できます。

    問題はその「理由」です。

    10月はきのこが最も多く取り扱われる月であり、天然のきのこも多く採れる月で、きのこ狩り、紅葉狩りなど山の幸を実感できる月でもあります。
    また、10月はスーパーなどの店頭できのこコーナーが拡充される月であり、冬場の鍋需要を前に、消費拡大のためのイベント等の実施に最も適した月でもあります。15日は一般に月の中日で慌ただしくなく消費者に対してきのこの良さをアピールするのに適していると思われます。

    よって10月15日を”きのこの日”と定めることを提唱し、制定に至りました。

    「日本特用林産振興会」公式サイト

    ――これ、納得できます?

    語呂合わせどころか、こじつけもない。
    「販売促進」の思惑ばかりで、ロマンがまったく感じられない。
    (制定した人、すみません🙏)

    もちろん、きのこを生産する人や流通、販売など、
    きのこを育て、届けてくださるすべての方に、
    最大の敬意を表したいと思います。

    ただ、その一方で、「きのこの日」と銘打つ以上は、
    我々、きのこ愛好家の存在も忘れないでほしいのです。

    きのこ好きとは、きのこを食べるのが好きな人だけではありません。

    きのこを見る人。きのこの写真を撮る人。
    きのこを趣味で育てる人。きのこの生態を調べる人。
    きのこをモチーフに、さまざまな作品を創る人など。

    そのような、きのこ愛好家の存在が、
    きのこ界隈を盛り上げているのですから。

    そして、できるならば、「きのこの日」を機に、
    もっともっと、きのこ好きを増やしたい。

    さらにいうと、「きのこの日」は、
    「きのこ」そのものを祝福する日であってほしい――

    ……と、いろいろ理想論を振りかざしてみたものの。

    たしかに、
    10月15日を「きのこ」に結びつけるのは難しい(笑)。

    でも、もう制定されちゃっているわけですから、
    我々にできることは、後付あとづけで、それらしい理由をこじつけることだけです。

    そこで、私は、どうやったら「10月15日」を、
    真の意味で「きのこの日」にできるか、無理やり考えてみました。

    きのころの名にかけて!



    皆さんも、ここで、少し考えてみてください。

    (シンキング・タイム)

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    考えていただけましたか?

    私は、ちょっと無理でした(笑)

    ――というのは冗談です。

    正攻法では無理でした。

    ここは一つ、きのこの気持ちになって考えてみましょう。


    長い間、土の中(または、おがくずの中)で菌糸を張り巡らせたきのこ。

    ある日、いよいよ、1本の「きのこ」として、地上を目指します。

    「きのこ」誕生の日。

    そのとき、地中のきのこから見て、地上はどう見えるでしょうか。

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    そう、「天」です。
     

    それでは、お届けします。

    「きのこの日は、天に行こう。」

    きのこの気持ちになって、お読みください。


    「きのこの日は、天に行こう。」

    10月15日――
    「テン・イコ」=「天(に)行こ」。

    地中でひっそりと過ごしていたきのこたちが、
    ある朝、雨上がりの森で静かに顔を出す。

    それは、地上(=天)への小さな旅立ち。
    つまり、きのこの誕生日なのです。

    きのこは、植物のように「上へ伸びる」存在ではありません。
    地中に張り巡らせた菌糸のネットワークを通じて、
    森全体とつながりながら生きています。

    その中で、ほんのわずかな時間――
    地上に姿を現し、光を浴び、胞子を放つ。

    それらが「天に行こう」という言葉に集約されているのです。

    10月15日は、きのこが空を見上げる日、
    いのちが地の底から天へとつながる瞬間なのです。

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    いかがでしょうか?

    これで、10月15日は、
    完全に「きのこの日」となりました。

    (私の中では)

    先ほどのシンキング・タイムで、
    「もっと良い案を思いついた!」という方は、
    ぜひコメント欄で教えてください。

    ――いや、もう直接、業界団体にメールしちゃってください!

    なんのはなしですか

    回収期間ではありませんが、どうしても言いたくなってしまって。

    今回は以上です。
    またのお越しをお待ちしております。


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    関西在住。1級FP、独立系司書。50代でFIREを達成し、 何があっても「この先、生きのころー!」をテーマに 自称「マルチ・ポテンシャライター」(多趣味ライター 的な造語)として活動。今まで読んだ5000冊以上の本 から生まれたアイデアをもとに、童心で楽しむ日常 や創作を発信中。

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