
Claudeの余った週次枠で、SkillsとCLAUDE.mdを監査している
週末になると、Claudeの利用状況の画面を開きます。Weekly limitsの使用率と、残りが何%か、次のリセットがいつか。だいたいこの3つを見ています。
そこで残りが3割くらいあると、少し考えます。このまま何もしなければ、リセットの時刻にゼロへ戻る。繰り越しはありません。
毎週きっちり使い切っている人には関係のない話だと思います。枠が余る週がある人の話です。
はっきりした基準を決めているわけではないんですが、30%以上残っている週は、その残りをAI環境の監査に回すことがあります。新しく何かを作らせるのではなく、普段使っているSkillsや指示ファイルのほうを見直す時間にする、ということです。
きっかけになった大きな失敗があったわけではないです。残りの数字を見て、消えるなら他に使い道はないか、と思っただけでした。
成果物を作る週と、そうでない週
余った枠で成果物を作ったこともあります。叩き台を作らせる用途は、やってよかったと思っています。ゼロから書き始めるより、形になったものに手を入れるほうが早い場面はあるので、枠が残っている週にそれを出させておくのは噛み合っていました。
ただ、毎週作りたいものがあるわけではありません。今週は特に作るものがない。でも枠は3割残っている。そういう週があります。
その週の使い道として、AI環境の監査に回すようになりました。
消える枠と、残っている指示
Claude Codeを使っていると、Skillsと、CLAUDE.mdと、プロジェクトごとの指示ファイルが増えていきます。自分の場合はClaude Codeを使い始めた頃からこの見直しをやっていますが、それでも溜まります。
全部が毎回読まれるわけではありません。CLAUDE.mdにも、セッションの最初から入るものと、作業するディレクトリに応じて読み込まれるものがあります。Skillsも、どんなときに使うかを書いた説明の部分と、呼び出されてから入ってくる本文とで、扱いが違います。
それでも、常に載っている側が長ければコンテキストは圧迫されます。呼び出されたSkillの本文も、必要以上に長ければその回のコンテキストを使います。
もっと分かりやすく効くのが、矛盾と、古くなった記述のほうです。同じことについて違う書き方が2箇所にあると、どちらに従うかで出力がぶれることがあります。ぶれたら、こちらが言い直します。言い直すのに、またトークンを使う。
余った枠を成果物に使うと、その週で終わります。環境に使えば、直したものは来週以降も残ります。使い切ることが目的ではなくて、来週以降のトークンの無駄を減らすために今週の余りを使っている、という感覚に近いです。
うまくいかなかった作業を、そのまま渡す
監査でいちばん効いたのは、その週にうまくいかなかった作業を、そのまま材料として渡すようになってからでした。
思ったとおりに動かないとき、以前は頼み方が悪かったかな、で終わっていました。同じチャットの中で言い直せば、その場は片付くので。
でも、Skillsと指示ファイルを一緒に渡して、なぜこの結果になったのか、指示側に原因はないか、まで調べてもらうと、原因が指示の側にあることがあります。同じことについて2箇所に違う書き方がしてある。条件が書かれていない。判断が必要な場面なのに、基準がどこにも書いていない。
AIが間違えたのではなく、こちらが書いていなかった。
そうと分かると、直す場所が変わります。プロンプトを言い直すのではなく、指示ファイルのほうを直す。
ここから先は、CLAUDE.mdやSkillsをすでに使っていて、余った週次枠を指示の見直しに回したい方向けの手順です。AIの改善案をそのまま実行せず、採用するもの、保留するもの、却下するものをどう選ぶかまで書いています。
週末に見ている数字と、回すかどうかの判断
何を監査対象にして、どの観点で見るか(7つ)
その週の失敗を、どう監査の材料に変えるか
なぜ、AIにいきなりファイルを直させないのか
出てきた改善案を、採用と保留と却下にどう分けるか
Web調査をどこまで混ぜて、どこから混ぜないか
用途別のプロンプト5本(軽量点検/通常監査/失敗分析/Web調査あり/全体棚卸し)
プロンプトは、対象ファイルのパスを自分の環境のものに差し替えれば、そのまま使える形で置いてあります。