
「やっと伝えたこの想い」という歌。
前回は、
初めてデュエット曲を作った話を書きました。
男の人の気持ち。
女の人の気持ち。
そして最後に、二人の声が重なる。
今回は、その歌の中にいる二人の話です。
## 好きなのに、言えない
男の人の方は、
もうかなり好きです。
会いたい。
話したい。
何か見たり、感じたりすると、
すぐ相手に伝えたくなる。
頭の中では、
かなり相手のことでいっぱいです。
でも、
いざ目の前にすると言えない。
「練習してきたのに
言葉にできない」
会う前には、
こう言おう。
今日はちゃんと伝えよう。
と思っている。
なのに、
結局いつもの感じで終わる。
好きなのに、
その一言がなかなか出てこない。
## たぶん、相手も同じ
一方で、
女の人の方も相手のことが気になっています。
しかも、
全然分からないわけではない。
歌詞では、
「7、8割はきっと同じ
思いのはずだけどそれでも」
と書きました。
たぶんそう。
かなりそう。
でも、
100%ではない。
その残りが怖い。
確かめて違っていたら。
今までの関係が変わってしまったら。
だから、
はっきりさせたい気持ちと、
このままでも悪くないかもしれない、
という気持ちの間にいる。
男の人は、
伝えられない。
女の人は、
確かめられない。
少し違うけれど、
二人とも同じ場所で止まっています。
## お互い、同じことを思っていた
この曲で好きなのは、
男の人と女の人の歌詞に、
似た言葉が出てくるところです。
男の人は、
「誰もいない世界で
君を独り占めにしたい」
女の人は、
「誰もいない世界で
あなたを独り占めにしたい」
お互い、
相手には言っていない。
でも、
実は同じようなことを考えている。
聞いている側だけが、
それを知っている。
だから、
「もう言えばいいのに」
と思う(笑)。
でも、
本人たちにはそれが難しい。
## 練習した言葉じゃなくていい
そして最後、
少しずつ二人の気持ちが確信に変わっていきます。
不安よりも、
伝えたい気持ちの方が強くなる。
歌詞では、
「練習したセリフを忘れ
ただただ好きだと伝えた」
としました。
何度も考えていたはずなのに。
ちゃんと言おうと思っていたはずなのに。
その瞬間になると、
用意していた言葉なんて飛んでしまう。
でも、
それでいい。
格好いい告白じゃなくてもいい。
伝わればいい。
## やっと、二人の歌になる
そして最後は、
それまで別々に歌っていた二人が、
一緒に歌います。
一人ずつ抱えていた気持ちが、
ようやく同じ場所にたどり着く。
「やっと伝えられた僕わたしの想い」
歌詞の中の二人が結ばれるのと同時に、
それまで別々だった歌声も一つになる。
そこまで含めて、
この曲を作りました。
ずっと好きだった。
たぶん相手も同じだった。
でも、
なかなか言えなかった。
それでも最後には、
ちゃんと伝えられた。
だからタイトルは、
「やっと伝えたこの想い」
です。
よかったら、聴いてみてください。
「やっと伝えたこの想い」
【YouTubeリンク】
https://youtu.be/aRePDetXXUk
【音楽配信リンク】
https://linkco.re/nXSya4HV