
1週間、noteの下書き画面から出られなかった僕へ。自分の楽しみとの出会いはここにある
「自分の楽しみは何ですか?」
そう聞かれて、最近の僕が真っ先に思い浮かべるのは、「noteを書くこと」
なんて言うと、ずいぶん立派な答えに聞こえる。
noteを始めたばかりの頃の僕は、こんなふうに思える日が来るなんて、まったく想像していなかった。
2026年6月19日。
僕にとってのnote記念日。
なんかあれだね。サラダ記念日みたい。
最初の頃は、とにかく迷っていた。
いや、迷走していた。
下書きはできた。
タイトルはこれでいいのか。
そもそも、誰か読んでくれるのか。
と思いつつも、
何時に投稿すれば見てもらえるのか。
スキしてもらえるのか。
との下心いっぱい。
そんなこんなで、あっという間に1週間。記事は下書きのままになった。
今思えば、よくそんなに悩めたな。
📖 📖 📖 📖
それが、noteを始めて3か月あまり。気がつけば、50記事を超えていた。
最初の頃は、絵本の紹介を中心に書いていた。そして、書くたびに気になっていたものがある。
「スキ」の数。
どれだけ頑張って書いても、なかなか10個に届かない。
9個。
もちろん、9人の方が読んで「いいな」と思ってくれたことは、とても嬉しい。
でも……
あと1個。
なぜか、その「1個」が遠い。「10」という数字が、ものすごく大きく見えた。両手で数えたら、最後の一本。
誰かがコントロールしているのか?さえ思った。
とうとう。初めて10個を超えた記事が出たとき。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。
「本当に10個になった……!」
と、ちょっとした事件だった。今なら笑ってしまうけれど、あのときは本当に嬉しかった。
たぶん僕は、数字そのものが嬉しかったというより、「誰かに届いた」という感覚が嬉しかったのだ。
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そこから少しずつ、いろんな人のnoteを読むようになった。
すると、自分の中の世界が広がっていった。
最初は「絵本を紹介しよう」と思っていたのに、いつの間にか、娘との会話や出来事を書くようになった。
そこから、少しずつ自分自身のことも書くようになった。いや、書いてもいいんだと思えた。
「感想文」というテーマの企画に参加したとき、「王道の読書感想文」を書いた。
公募の締め切り後、ほかの人を見に行った。「えっ!?」、驚きの連続で画面の×をクリックした。右上にあるやつ。
「noteって、こんなにいろんなことを書いていいんだ」
そんな発見があった。
誰かの日常を丁寧に描く文章。
人の心の動きを描く文章。
ひとつの出来事を、違う角度から眺める文章。
何かと比べてみる文章。
身の回りの小さな出来事から、思いもよらないところまで話を広げる文章。
同じnoteという場所なのに、書き方も、見えている景色も、本当にさまざまだ。読んでいる、心に何かが刺さるときがある。
「うわ、こんなふうに書くんだ」
「その見方はなかったな」
「そういうところに目を向けるのか」
そんな文章に出会うと、不思議なことに、僕までnoteを書きたくなる。真似してみたくなる。
でも、出来そうで、できない。だから、「このエッセイ、なんか好きだな」と思ったら、なんで好きなのか考えるようになった。
最近一つだけ言語化できたのは、感情を五感で書くこと。ちょっと挑戦してみた。
感情: 寝顔がかわいくて愛おしかった。
五感: 頬に当たる息が、あたたかく石鹸の匂いがした。
あー、そういえば、小学校の時に、「このときの主人公の気持ちを30文字で答えよ」ってあったな。まさにそれだ。
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最近は、「これを書きたい」という気持ちだけではなくなってきた。
「こんな表現ができないかな」
「この出来事を、違う角度から見たらどうなるだろう」
「いつもと違う書き方をしたら、何が見えるだろう」
そんなことを考えるようになった。
これが、今の僕の楽しみなのだと思う。
noteを書いていると、自分の中にあるものを外へ出しているはずなのに、なぜか逆に、自分の世界が広がっていく。
一人で書いているのに、一人ではない。
誰かの文章を読んで、刺激をもらって。
自分も書いてみて。
誰かに読んでもらって。
また誰かの文章を読んで。
その繰り返しの中で、少しずつ「書くこと」が楽しくなってきた。
もちろん、今でもスキの数は気になる。9個だったら、たぶん今でも「あと1個……」と思う。
(……良かったら、この記事にもスキしてほしい)そりゃ、人間だもの。
最近知ったnoteの機能がある。スキの数をクリックすると、スキしてくれた人が後でもわかる。ただの数字が人になる。フォローしてない人のところに遊びに行ける。
交流の方法がまた一つ広がった。
そこから、いろんな人の文章を読んでいると、もっとたくさんの「書き方」があることに気づく。
だから今は、うまく書けるかどうかより、「これ、やってみたら面白そう」と思ったことを、試してみたい。
それが、今の僕の楽しみだ。とは言え、まだまだ悩みは尽きない。
サムネイルひとつとっても、「文字はいらないかな」「固定のキャラクターがいた方がいいのかな」と試行錯誤の連続だ。
写真がいいのか、イラストがいいのか。
そして、今のテーマのままで誰かの役に立っているのか…
答えはまだ出ないけれど、3か月続けてきたからこそ分かってきたこともある。
noteは書きながら変わっていく。
同じようにエッセイや育児をテーマに書いているクリエイターさんの記事を読むたび、「その視点があったか」と新しい気づきをもらえる。
note公式の記事でよく使われる「noteの街」という言葉。
我々はずっとnoteを『街』と表現してきましたが、多様な人々がたくさん集まって、そこかしこで出会いがあり、新しい何かが生まれるのが街の魅力です。
『街』という言葉の意味が、最近ようやく分かってきた気がする。その街角ですれ違う人たちとの緩やかなつながりは、驚くほど温かくて優しい。
3か月前、下書きを1週間も抱えていた僕へ。
大丈夫。note始めてよかったよ。まだ迷っているけれど、
あなたは今、ずいぶん楽しそうに書いています。
🏆参加させていただいた企画
今回、「自分の楽しみ」というテーマで自分自身を振り返ってみた。
最初は「楽しみなんてあるかな」と戸惑ったけれど、すぐに「あ、noteだ」と気づいた。
これだけ続いてきたのは、やっぱり書くことが楽しいから。
貴重な機会をありがとうございました。

🌱分析苦手な人、ごめんこれだけ読んで(しろさん)
「このエッセイ、なんか好きだな」
と思ったら、なんで好きなのか考えるようになった。
記事の中で記載したが、考えるようになったきっかけを「しろさん」からいただいた。よろしければ一度ご覧になっていただきたい。とても勉強になります🌱
👀コウの日常エッセイ(マガジン)
コウに関することや企画に挑戦した記事を集めています。