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昼の三日月 《詩》

    その昼は完璧だった


    おしゃれなアンティーク調のベンチに座る
    うねった背もたれが身体に馴染む

    胸元に当たる初夏の日差しは
    そっと毛布をかけてくれているようだ

    雲ひとつ無い水色の空

    そこに薄っすらと浮かぶ白い三日月は
    私が今、優しい球体の中にいることを知らせてくれる


    パン屋で買った
    茶色いクロワッサンを口に運ぶ

    大きく口を開けてひと噛み
    クシュッという音と共に
    幸せの香りが口いっぱいに広がった


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    九雲

     
     
    都内でニートしたり、マーケティングの仕事をしています💻 散文・エッセイ・詩を書き留めます。

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