
連載⁇クルーズツアコンというお仕事。
連載⁇クルーズツアコンというお仕事。
寄港地ツアーに同行する時の私は、イヤホンマイクに何やらブツブツ呟き続ける怪しい日本人。
多国籍混載ツアーで英語ガイドの案内を逐次通訳して、自分のお客様にだけ渡してあるイヤホンに日本語を届けているのだ。
海外で日本人を引率するとすごく目立つ。
目立ちすぎてとても危ない。
その点この方法だと、日本人を集めなくていいので安全。
ただツアコンは、とても怪しい人にならなくてはならないので、逆に目立つ。
今何をしているか説明すると、日本人はそんなことまでしてあげないといけないのかと同情される。
日本のサービスは世界一故の苦労。
同行しない時は送り出しだけ。
お客様が申込んだツアーの集合場所と時間を事前に伝え、当日集合場所に同行し、人数確認までアテンドして送り出す。
ツアー後は出航時間までに各自帰船。夕食レストランにて再会となる。
ツアコンは申込者の1番多いツアーに同行するので、寄港中の自由時間はほとんどないけど、ツアー帰船後、港周りのショップを見るチャンスはたまにある。
わずかな時間で添乗レポートを書くための情報収集。
ツアコンにとって現地情報は命。
次の添乗員にどれだけ情報を持ち帰れるかも能力の1つ。
今だに旅先での情報収集が癖になっています(^^;
次は船内生活について。実はこれがかなりミソだったりします。
Don't miss it!!
2016年

客船着岸★
その時、船内は?
昨日、御前崎を出港したウィステルダムは今、神戸。
時速30キロの船も、神戸で一休み。

連載!クルーズツアコンというお仕事。
ツアコンの1日は、ルームサービスのノックで始まる⁈
朝ごはんはルームサービス。
メニューは限られるけどこれが1番楽。
キャビンテレビで外の様子を見張りながら食事&身支度。
ツアコンの部屋のキャビンテレビは大概デッキカメラの映像。
入港の様子を見守りながら、着岸時間を予想して動く。
着岸したらツアー集合場所にスタンバイ。お客様をお迎えして、持ち物を確認してもらう。
沢山のツアーが順番に下船するので、大概かなり待つ。
その間にトイレを済ます間の荷物番や話し相手。
下船したらツアー同行か送り出し。
上陸行動のアテンドをする。
帰船後はすぐに夕食のスタンバイ。
クルーズ中固定のテーブルに、お客様をご案内。
事前に依頼したアニバーサリーの方のお祝いの履行を確認。記念撮影のお手伝い。
船によってはミニケーキやデザートがつく。
ダイニングのクルーも盛り上げてくれて、よい記念になる。
※ダイニングといえば、フォーマルナイトに連動したフォーマルディナーがある。
その話は後日⁈
夕食中に済ませないといけない案件がなければ同席して食事。
ご挨拶して送り出す。
そのまま夜のショーを見に行く方がほとんどなので、その隙に船内新聞の日本語版を部屋で仕上げ、なるべくお客様のお休み前にお部屋に届けるようにする。
…結構大変>_<
全ての業務が終わるのは深夜。
これに緊急の事故や怪我、部屋のクレーム対応が入る。
怪我や病気は船医室にアテンドし言葉の介助。
歯科以外は診てくれる。
保険もきくので申請書類のお手伝いをしたり。
辛いのは部屋のクレーム。これは船舶側の過失なので、旅行会社は免責なのだが、お客様には通じないので、クレームを上げる仲介をしたり、対応を促したりする。
ただ、日本人が上げるクレームは操縦音が気になるなど、船としては些細な事なので、船側が対応してくれる事はほとんどない。
そこが外国船添乗の難しさなんだけど、何らかの誠意を見せてくれるようお願いして、何とかお客様に納得してもらう。
帰国後まで引き摺る事もあるので、後は本社に投げる。
諦めも肝心。
業務中、添乗員が本当に休まる時は全くないけど、ふとした時の空や海の美しさや人の温かみに癒される。陸にいると、また船に乗りたくなる。
常に旅の途中にいたい。
今は懐かしく振り返る日々です。
なかなか帰国編を書けませんが、今度こそ⁇
See you next time!!
2016年

キャビンテレビは各船室にあり、船内チャンネルと現地チャンネルがある。船内チャンネルは航海中、船のプロモーションや船内案内、船内イベントがエンドレスで放送される。現地チャンネルは停泊中、現地放送を受信して放送される。アジアクルーズだとNHKもよく入る。
デッキカメラは操舵室に設置されたカメラの映像を流している。添乗員の船室は内側なので、外の様子が見えない。入港予定時間は着岸状況により前後するので、問合せが来た時に対応できるよう、デッキカメラで外の状況を把握しておかなければならないのです。
2016年

入・出港★
その時、船内は?
昨日の乗船完了は早かった。
スムーズなオペレーションでした。