
洋楽探訪#51:RUN D.M.C『ウォーク・ジス・ウェイ』ーーロックとヒップホップの壁を壊した歴史的一曲
RUN D.M.Cの「ウォーク・ジス・ウェイ(Walk This Way)」は、ロックとヒップホップというジャンルの壁をぶち壊しましたね♪
この曲は、1986年リリースのアルバム『Raising Hell』からのシングルで、ビルボード4位のスマッシュヒット。ただのカバーじゃなくて、原曲のエアロスミスとコラボしているんですね。
本家のスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーが、まさかヒップホップグループと一緒にやるなんて、ビックリでしたよね。
イントロのギターリフが流れた瞬間からテンション爆上がり。そこにRUN D.M.C.のラップが乗っかって、スティーヴンのシャウトが交差する。
このミクスチャー感がめちゃくちゃカッコよくて、「これ、ヒップホップなの?ロックなの?」とジャンルの境界線が一気にあいまいになった瞬間でした。
MVもコミカルでいいですね。
スティーブンが歌おうとすると、いつもラップに割って入られるというお約束。そして壁をぶち破ってステージにつながる演出がいい。
二人が黒ずくめの服に真っ白のアディダスのスニーカーで階段から降りてくるシーンは、鳥肌もののカッコよさですね。
ストリートファッションの先駆けですが、ホントに斬新でした。当時の僕らにとってアディダスなんて学校の体操着でしたからね。
この曲のすごさって、音楽的な融合だけじゃないんですよね。ロックとヒップホップ、それぞれ別のカルチャーだったものを、初めて対等な形で交わらせたという、その歴史的意義が高く評価されているわけです。
そのチャレンジこそ、ロックでありヒップホップの精神そのものじゃないかというわけですね。
今では、ヒップホップシーンでロック楽曲をラップにカバーするというのは当たり前になりましたが、すべてはここから始まったんですよね。
そう思うと、やっぱりこの曲は特別です。
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※ヘッダー画像は僕の私物であるレコード、CDのジャケットを撮影したものです。