
7月11日「宇宙の始まり」#5 学ぶという事は、心の中の宇宙を広げる事。
「時の妖精のアトリエ」に来てくださってありがとうございます。
この場所では、毎日の中に潜む小さな歴史の物語を、妖精ソフィーと一緒にそっと紡いでいきます。
7月7日から7月11日まで、「七夕週刊」として『宇宙の始まり』という、
短い物語を綴っていきます。父と娘の日常の一コマです。良かったら自分が娘になって、または父になって楽しんで下さいね!

『宇宙の始まり』
#5 学ぶということ
「これで、宇宙の始まりのお話はおしまい、ちょっと、環には難しかったかもしれないね…」
「うん…ちょっと難しかった…でも楽しかった♪」とにっこり笑う。
「そうか、それは良かった…お父ちゃん、あまりうまく話が出来ていないかもしれない。」と父。
「でも、わからない事があったら、そのままにしないように…。いつでも一緒に考えるからね。」
「うん、分かった♪」と手を胸にあて微笑む環。
「お父ちゃんはね、勉強するっていうのはね、
自分の心の中を豊かにする事…
今日の話でいうと、自分の心の中の“宇宙”を広げる事だと思うんだ…」
環は父の横顔を見ながら言った。
「うん!分かった♪ …環もお父ちゃんみたいに宇宙を広げたい♪」
父は少し照れたように、でも嬉しそうに笑った。

縁側の外では、夜の風がまたすだれを揺らした…
空には、138億年前からの光が静かに瞬いている…
「お母ちゃん、見てる?…」
環はそっと夜空に向かって言った。
…おまけ…
「環ちゃんー、もう寝ますよ~!」と隣からおばあちゃんの声…
続いて、「ごほん…」とおじいちゃんの咳払い…
布団にもぐり込んで、
「あのね…宇宙はね…お星さまはね…むにゃむにゃ…」
「すぅ…、すぅ…」
… … …
… … …
「…寝たなぁ …環の寝顔は宝物だ… 」とおじいちゃん。
「そうですね…」とおばあちゃん。
おしまい。

またどこかであいたいな💞
さいごまでよんでくれてありがとーございました☆彡
すっごくうれしかったです✨
ぺこり💞 たまきより…
では、また明日…