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Photo bymomoro66

母から「季寄せ」を譲ってもらった世界線で、パラレルワールドの存在を感じた。

    今、私の目の前には一冊の「季寄せ」が置かれています。

    き‐よせ【季寄せ】
    俳諧で、季語を集めて分類・整理したもの。歳時記の簡略なもの。

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    厚紙のカバーもついていました。

    先日実家に帰省した時に、母から譲ってもらったものです。
    この「季寄せ」が私の手元に来ることになった最初のきっかけは、以下の記事を書いたことでした。
    簡単に説明しますと、「母の俳句をnoteで紹介し、私も初めて俳句を詠んだ」ことでした。

    実はこの「季寄せ」、実家住みの頃から母の定位置の椅子のそばにずっと置いてあったものでした。
    以前は文章ましてや俳句にそこまで興味を持てなかったため、視界には入れど見えていない、という状況でした。

    そんな「季寄せ」が今、何故か私の手元にある。

    実に不思議なことです。

    これって考えてみると、日常の中で無意識的にでも『母の季寄せの入手条件をクリアした』からこそ、目の前にあるのだと感じました。

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    「母の季寄せ」の入手条件がなんだったのかと想像しますと

    ①真染が俳句に興味を持つこと
    ②母が「真染も俳句に興味がある」と感じること
    ③実家帰省時に、俳句の話題を出すこと

    他にもあったかもしれませんが、このような条件がクリアされたからこそ、母から
    「私は大きいやつ(歳時記)もってるから、小さい方(季寄せ)あげようか?」
    という選択肢が提示されたわけです。
    私は迷わず「はい(え、いいの?ありがとう!)」を選びました。

    後になり、こんなことを思ったのです。
    『「母の季寄せ」が私の手元に渡らなかった世界線(パラレルワールド)も、全然あり得たな』と。

    noteを始めていなかったら?
    企画に参加していなかったら?
    俳句を作っていなかったら?

    そんなことを考えながら、部屋を見回してみます。
    何気なく置かれているひとつひとつのアイテムには、きっとひとつひとつに『入手条件』があったと思います。

    そのアイテムは、ほんの少しのタイミングのズレで、別の物になっていたかもしれません。
    または部屋に存在すらしていなかったかもしれません。

    パラレルワールド理論について詳しく調べたわけではないですが、引き寄せ界の考え方では「何に意識を向けるかによって、見える/住む世界は変わる。」と言われています。この「意識を向ける先を変える」こと自体を、パラレルワールドの移動と言ったりもします。

    この世界はそんな「少しずつ違った並行世界」が重なっているのかもしれません。

    「母の季寄せ」が私の部屋に置かれたことで、また別のアイテムの「入手条件」や、サブイベント発生条件に繋がっていくかもしれません。

    そんなことを妄想しながら、またひとつ小さなわくわくを感じたのでした。☺️

    俳句の世界では、立秋過ぎたら早くも秋のようです。
    誰よりも早く「秋の俳句」を詠むのが粋なのだそう。
    せっかくなので、一句詠んでみました。

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    季語「ねこじゃらし」

    俳句に込めた想い。
    前回(春頃)帰省したときに、実家のそばでアパートの解体工事が行われていた場所が、今は猫じゃらしの茂る空き地になっていました。
    穏やかで静かな一角。その情景から時は確実に流れていくことへの切なさのようなものを感じました。


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