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今年も残り2ヶ月。AI活用で動いた法人と、様子を見続けた法人

    10月も終わりに近づき、今年も残り2ヶ月となりました。

    医療・介護の法人を見ていて、この1年で感じていることがあります。AIを使った業務改善にすぐ動いた法人と、結局何もしなかった法人。その違いが、はっきりしてきたということです。

    去年の12月、私は「今後AIはどう進歩していくのか」「医療・介護の業界に、どう取り入れていくのか」という話をさせてもらいました。

    それから、もうすぐ1年です。あの話を聞いて動いたのか。それとも、様子を見たままだったのか。年末を迎える前に、経営者の方には一度振り返っていただきたいと思っています。

    この1年で感じた経営者の姿勢の違い

    「自分の法人を変えなければいけない」

    そう考えて動く経営者がいる一方で、周りを見ながら「まだ他のところもやっていないから、うちもいいだろう」と構えている経営者もいる。私がこの1年を見ていて感じるのは、その姿勢の違いです。

    AIによる業務改善に取り組む姿勢と、実際に動いたかどうか。私の見ている範囲では、その違いがはっきりしてきたと感じています。

    もちろん、医療・介護の現場では、すぐに変えられないこともあります。日々の業務が忙しい。職員によって慣れも違う。何から始めればよいのか分からない。そうした事情はあると思います。

    それでも、周りが動いていないことを、自分の法人が動かなくてよい理由にしてしまっていいのでしょうか。

    自分たちの現場で、どの仕事に時間がかかっているのか。どこを変えると、職員の負担が減りそうなのか。そこを見て判断することが、経営者には必要だと私は思っています。


    早く始めることで積める経験

    私が、早く始めた方がよいと考えるのは、使ってみなければ分からないことがあるからです。

    例えば、研修案内のたたき台をAIに作ってもらう。すぐに使える文章になることもあれば、直すところが多く、かえって時間がかかることもあるかもしれません。

    一度試せば、どんな説明を渡せばよいか、どこを人が確認する必要があるかを考えられます。うまくいかなければ、頼み方を変える。別の業務で試す。使わない方がよい仕事を見極める。

    早く始めた法人には、その試行錯誤に使える時間があります。

    様子を見ている間も、試している法人では経験が積み重なっていく。私は、この違いを小さく考えない方がよいと思っています。


    残り2ヶ月で、一つの業務を変えてみる

    では、残り2ヶ月で何をするのか。

    まずは、毎回時間がかかっている仕事を一つ選び、AIを使うとどう変わるかを試してみることを勧めます。

    例えば、個人情報を含まない研修案内や、職員向けのお知らせのたたき台づくりです。最初から法人全体の仕事を変えようとすると、準備だけで年末になってしまうかもしれません。

    11月は、一つの業務を選んで試す。担当者と、出来上がったものを確認する人を決めておく。

    その際には、これまでかかっていた時間と、AIを使ってから確認・修正を終えるまでの時間を残します。文章が早く出てきたかだけで判断せず、仕事を終えるまでに負担が減ったかを見るためです。

    12月は、その記録を振り返る。続けられそうなら手順を整えて、ほかの職員にも共有する。修正の手間が大きいなら、やり方や対象の業務を見直す。

    「AIを使ってみた」で終わらせず、自分たちの仕事に合う使い方を一つ見つける。残り2ヶ月の目標として、まずはそこからでよいと思います。


    今年のうちに決める最初の一歩

    「年が明けて、落ち着いてから考えよう」

    そう思っていると、来年も同じことを言っているかもしれません。

    去年の12月にお話ししたことを振り返ると、私は、経営者が自分の法人を変えようと考え、行動することの大切さを改めて感じます。

    今年は、あと2ヶ月あります。

    その2ヶ月を、周りの様子を見る時間にするのか。自分たちの業務を一つでも見直し、試してみる時間にするのか。

    早く始めるほど、試して直す機会を持てる。その利点を、どれだけの経営者が理解しているだろうか。私は今、そんなことを考えています。

    まずは今週、時間がかかっている仕事を一つ、現場の職員と一緒に挙げてみてください。そこから今年のうちに始めることを決める。その一歩が、来年の業務改善につながると私は思っています。


     
     
    医療・福祉の現場にAIを届けるべく、コンサルやセミナーで活動中のひろです。近い将来、この分野でもAIは欠かせない存在になると確信しています。noteでは、現場での奮闘や日々の気づきをありのままに発信していきます。皆さんと一緒に、これからの現場の形を考えていければ嬉しいです。

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