
AI漫画についての戯言
※このNOTEは、漫画家光永康則がAIで作る漫画についてChatGPTと壁打ちし、その内容をこちらが書いた内容を中心にAIがまとめたものです。
先日、XでAIを使った漫画制作に苦戦している人のポストを見かけました。自動でコマ割りが上手く行かない、というような内容でした。読んでいて、ちょっと思ったことがあったんですね。
もしかするとその理由は、その人が思うところとは違う場所にあるのではないかと。
そこで、漫画のネーム制作について、こんなポストをしてみました。
Xに投稿した文章(2026年11月4日)
AIに漫画のネームを作らせるという仮定で戯言を話すと・・
漫画のコマはですね、1コマ1コマに意味と演出意図があるのです。「ないよ」って人の事は私にはわかりません。
現実の時空間、動画のような時間軸から必要な断片だけを意図的に取り出してコマとして配置する以上、全てのコマに切り出した理由と演出意図が付随するのです。
「付随しないよ」って人の事は私にはわかりません。
なので、AIに1コマ1コマを指定し、演出意図を説明すればネームにしてくれるかもしれません。効率は悪いですね。
自動コマ割りが多分うまくいかないのは現実の漫画にはコマに演出意図が含まれるけど自動生成には含まれるのかが怪しいからじゃないかなと空想するわけです。
ですが不可能と言っているわけではありません。問題を切り分けて考える必要があります。(この一文を加えると一気に文がAI臭くなるよね)
そして、少し補足しました。
ええと、つまり、芝居成立のために必要なコマをピックアップし配置できても、そのコマが持つ演出意図を乗せるのが難しいだろうという予想です。だって意図は作者が決めるものだから。
「わたしはどすけべな漫画家で万物を少しでもエロくしたいと常日頃から考え漫画制作においてもすべてのコマにエロを盛り込もうと目論むおじさんです」とか、そういうロールプレイでAI漫画を作ろうとしている漫画家自身のキャラ設定の掘り下げが前提として必要になりそうだよね。知らんけど。
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実はこのポストを書いたとき、「それでもAIで実行するなら、こういう方法が考えられる」という話も一度書いてみたんです。
でも途中で、なんで自分がそこまでする必要もないかな、と思いまして。
そこは削除しました。
別にAI漫画の作り方を提示したいわけじゃないんです。漫画家として、ちょっと気付いたことを書いてみたかっただけなので。
一般の人には、あまり伝わらない話かもしれません。
まあ、瓶に詰めた戯言を海に流すようなものですね。
漫画家は絵を描く人なんだろうか
AI漫画制作で苦戦している人の中には、「絵が描ければ漫画は作れる」と考えている人もいるんじゃないでしょうか。
でも、漫画制作というのは、実際にはもう少し複雑な仕事です。
そもそも漫画家という職業は、どういう能力を持った人間だと思われているんでしょうね。
絵がうまい。専門知識が豊富。魅力的なキャラクターを生み出せる。面白いストーリーを考えられる。
もちろん、どれも大切な能力です。
ただ、これらは漫画制作の各セクションの話なんですね。
僕は以前から、漫画家という職業に一番近いのは映画監督じゃないかと考えています。
映画監督は、自分でカメラを回さなくてもいいし、脚本を書かなくてもいい。セットを作らなくてもいい。俳優として演技する必要もありません。
それぞれの分野の専門家に仕事を任せながら、自分の中にある何かを作品として実現していく。
漫画家も、本質的にはそれに近い仕事なんじゃないでしょうか。