
【三の丸尚蔵館 百花ひらく】めちゃくちゃお腹が空いた状態で見た宝たち。百花たべる。
三の丸尚蔵館の「百花ひらく 花々をめぐる美 」展に行ってきた。お昼どきに行ったので、すっごいお腹が空いていた。最近はお金がなくお昼を我慢しては美術展に行ったり。なのに展示室1にこんなものが!

こんぺいとうだ!やばい!展示ガラスを割って食べてしまおうかと思ったけれど、ギリギリのところでやめました。どうしよう、脳みそが食欲に支配されてしまった。花より団子とはよく言ったもので、結局みんな綺麗な花見ながらなんか食べたいもんなーー。どうしようなんか食べたい。
可愛い刺繍写真たて。おばあちゃんの家を思い出すような暖かくも渋い色合い。右が春で左が秋、どれがなんの花なのか知りたい。そんなことよりおばあちゃんの無限手料理が食べたい。

春:渡邉松華、秋:黒田橘邨 1928年
土田麦僊《罌粟》。今展覧会のパンフレットの表紙。この前まで国立近代美術館でも同じように優しい色合いの掛け軸《舞妓》が見れた。この人は草花に対する抜群の観察眼は言うまでもないけれど、空気感までうまく描写していてすごいなーといつも思う。

白と赤色の柔らかさも麦僊の大きな特徴、それも美味しそうなところだけれど、緑の葉っぱの描写もまた素晴らしい。表裏の描き分けがしっかりしているからなのか優しくもあり、みずみずしい、流石の写生力。シャキシャキさっぱりしてそうなのでドレッシングかけて食べたい。オリーブオイルと塩とかでもいいな。

流石の若冲。今回の目玉ででもあるので展示前には椅子がいっぱい置いてあってゆっくり見れるように。若冲は気持ち悪いくらい描き込みがすごいから流石に食欲とは結びつかないだろうと思っていたけれど、これ。↓

白いやつも薔薇なのか?わからなかったけど柔らかい描き込みが、大福の皮みたいでめちゃくちゃお腹が空いてしまいました。鳳凰の羽とか薄い白のしなやかな描写をさせたら、若冲の右に出る者はいないのかもなー。赤い薔薇の方もつるには棘がついているものの、形が意外と可愛いデフォルメをされていて、飴菓子みたいで美味しそう。

画面から溢れんばかりに描かれる桜と菊。これは結婚式に献上された絵らしいけど、なんでもいいからお祝いの席でめちゃくちゃ豪華な料理を食べたい。右隻の桜の白さ加減が結構リアル。その白さのせいで、木の幹に生える苔の方が気になるくらい。点苔多すぎじゃない?鈴木其一の《夏秋渓流図屏風》を思い出す。水の質感も似ていると思ったので、今度比べて調べてみます。

こんなのも。さっきの屏風の前でこれを使って飲み食いさせてほしい。

他にも花にまつわる宮内庁所蔵の名品が色々。




今回は変すぎる見方してしまったけれど、他にも勝手で面白い視点の記事を描いているのでぜひ。