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Photo bymitsuruamano

lost_library#24 数千万体!? 古代エジプトの動物ミイラが語る信仰の世界

    古代エジプトでミイラにされたのは人だけではありませんでした。

    数千万とも言われる動物のミイラは多種多様で、動物園が開けてしまうほどだとか。

    動物がミイラにされた理由は主に4つ。

    ・故人がペットと永遠の時を過ごせるように
    ・死者の食料として 
    ・神の顕現動物として
    ・聖地巡礼の奉納物として

    私が興味を惹かれたのは死者の食料、奉納物としてのミイラ。

    最高級の牛肉や肉汁滴るカモ、ガチョウ、鳩の肉を塩漬けにし乾燥させたものが亜麻布に包まれて発見されています。
    普段の食事ではなく最高級品。
    死者の楽園イアルの野にたどり着くまで食事に困らないでほしい。そんな強い思いが透けてみえるよう。

    聖地巡礼で動物のミイラが奉納される風習は長く続きました。
    奉納された動物は、猫やトキ、ワニ等が多く、珍しい例ではカバやライオン、象のミイラも見つかっています。
    神の象徴や、その姿や性質と結びつけられた動物は数多く存在しました。

    日本の八百万の神を思わせるように、多くの神々が信仰されていた時代。
    民の真剣な願いが、時代を超えて動物たちを介し、今に届いている―そんなロマンを感じます。

     
     
    古代のロマンを日常に。 失われた文明と知識を記録する小さな図書館。 遺跡、歴史の謎、文明の謎を読み物としてまとめています。

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