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🐾【旅の足跡】Barの片隅で聞く、魔王復活の噂|2026/09/22/23:00(Tuesday)

    2026年9月22日、火曜日。

    久々の晴れ間が出た今日は、
    わたしのBarにご来店いただくお客様も
    どこか楽しげで、にぎやかな一日でした。

    午前零時――。
    少し落ち着き始めた店内に、
    玄関の扉が開きブラスベルが鳴る。

    『いらっしゃいませ』

    扉を見れば
    最近よくお越しいただく常連の赤猫さん。
    そして、もう一人。

    どこか素人には見えないお客様が
    ご一緒でした。

    黒革のジャケットに、グレーのパーカー。
    目元には深夜色のサングラス。
    その奥から覗く、鋭い眼光。

    ある意味、異世界の住人のような彼は
    赤猫さんの猫仲間……でしょうか。

    しかし今日の赤猫さんは、
    どこか神妙な面持ちのようにも見えます。
    気になる組み合わせでしたが、
    お二人が席につくと
    いつものように赤猫さんに
    Memories of wheat をお出しします。

    もう一方のお客様には、
    その研ぎ澄まされた雰囲気から
    深紅ととある国の国旗をイメージした
    特製カクテルをお出ししました。

    画像
    Memories of wheat と Afterglow of the Cosmos

    しばらく他のお客様と会話をしながらも、
    カウンターの端から漏れ聞こえる
    二人の会話が耳に入りました。

    『……が、復活したらいい』
    『……レイ、噛みました。』

    復活?
    赤猫さんが何か噛んだ……?

    二人は神妙な面持ちで話し続けております。
    やがて会話の灯火が大きくなってきたのか、
    はっきりと声が聞こえてきました。

    『流石ですっ!! 魔王様!!』
    『魔王軍万歳!!』

    !?
    何の話だろう?

    赤猫さんのお連れ様は会話の内容から
    アルフレッドさんというらしい。
    会話が弾んでいるのか、さらに聞こえてきます。

    どうやら『魔王ノア』なる魔王が
    1000年の封印から目覚め、
    noteの世界を征服しようとしているらしい。

    それだけなら不穏なはずなのに、
    なぜ二人はこんなにも喜々として
    会話をしているのでしょうか?

    シェーカーを振る手が、
    二人の会話が気になって身が入らない……。

    赤猫さんが言う。
    『なにせ、魔王軍でも
    惰眠係(自己申告)になりましたからね』

    !?

    アルフレッドさんも言う。
    『こちらは公式記録騎士』

    !?

    どうやら魔王ノアは、
    その圧倒的なカリスマと力(文才)で
    続々と魔王軍の勢力を広げているらしい。

    さらに、自由で気ままな猫には
    とても優しいらしい。

    赤猫さんはなぜか、
    魔王の玉座に座ることを許されたそうです。

    まだ魔王とだって数日の関係だろうに……
    この国の為政者にも見せてやりたい
    器の大きさである。

    その寛大さに思いを馳せていたら、
    ちょうどお二人のお会計のようでした。

    その日の赤猫さんの背中は、
    なぜだかいつもより深い深海のように
    青暗く、けれどどこか深紅の熱を
    帯びているような不思議な気配でした。

    ブラスベルが鳴り、二人が出ていく。
    ちょうど深夜2時5分。

    店の前の道もシンと静まり返り、
    そこには誰もいません。

    ふと空を見上げると、
    月が笑ったような朧げな三日月でした。

    さて、そろそろ火を落とそうか。
    そんな風に思っていたら、
    玄関のブラスベルが鳴りました。

    あれ?いつもと……音が違う。

    泣いたようなブラスベルの音に
    違和感を覚えながら、玄関を見る。

    さっきまで誰もいなかった路地が
    霊気を帯びたような霧に変わり、
    そこには不敵な笑みを浮かべた男が立っていた。

    月のような銀白の髪。
    深紅の瞳。

    これは――
    魔王ノアに魅せられた、一夜の夢の物語。


    🥃 今回お世話になった『一杯』


    アルフレッドさんからBarの常連の赤猫さん、
    そしてわたしへと『魔王』でつながる物語を
    描かせていただきました。

    それと一つ物語の中でちょっとした
    ギミックも入れさせて頂きました。
    分かった方はコメントでお知らせください。
    ヒントは『魔王様のnote』にあります。

    さてさて、この『一杯』は
    アルフレッドさんと赤猫さんのnoteを基に
    わたしなりの解釈で作成した物語です。
    (イメージが違っていたらすみません!)

    この魔王ノアから始まる物語、
    そしてその影響を受けた数々の物語を
    みなさんも覗いてみてはいかがでしょうか?

    気づいたらあなたも、
    『魔王軍』に入軍しているかもしれませんね!

    🦉『Bar Night Owls』🦉は
    魔王でも賢者でも勇者でもタヌキでも
    猫でも、誰しも楽しめる
    そんな中立な
     ” 言葉のBar ” を目指しております。

    魔王様もnote攻略の道すがら
    漆黒を纏った夜にぜひお越しください。

    最後になりましたが、
    魔王様をイメージして作った一杯で
    今宵は締めくくりたいと思います。

    画像
    Eclipse of Sovereign
    画像
    Sovereign Crimson
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    Abyssal Swirl

    今回の物語のキッカケになったお二方のご紹介


    魔王ノア 目覚めのnoteです。


    2026/09/23/02:05 
    『月にかかる雲に何かのはじまりを感じて』

    🦉『Bar Night Owls』🦉 キママスター


    #BarNightOwls #魔王軍  #拝啓文芸部 #ショートショート #Bar
    #ファンタジー  


    🦉『Bar Night Owls』🦉
    今宵も、太陽の下では言えない「本音」を。夜行性の仲間たちと語らう憩いの場をあなたへ。



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