
帰り道で気づく想い
帰り道の風が
わたしの心をそっとなでる
そのやわらかな気配に
胸の奥で揺れていた気持ちが
静かにほどけていく
知らない景色の中で
揺れた思いが
ゆっくり形を変えて
わたしの歩幅を
やさしく整えていく
ひとりで進んだ道の風は
少し違う色をしていて
その風が頬をなでるたび
自分の足音がそっと力を持つ
ふと耳を澄ますと
誰かの声が思い浮かぶ
その声のぬくもりは
わたしの心に
寄り添う灯りとなって
見えない場所まで
静かに照らしてくれる
手の中の小さなものが揺れる
その軽さの奥にある気持ちが
わたしの胸をあたためて
歩く力を静かに増やしていく
家の光が近づくころ
わたしの影は
やわらかくほどけて
今日の自分が
昨日より少しだけ
遠くまで歩けたことを
そっと教えてくれる
その気づきの中で
わたしは感謝を抱く
見守ってくれる人がいること
帰る場所があること
わたしを思う心が
いつも背中を
やさしく押してくれること
帰り道で気づく想いは
わたしの中で
静かに灯り続ける
本詩は 大切なNoterさんの想いに触れた時
胸にそっと生まれたコトバを 紡いだものです
(コメントはご遠慮頂きたく、宜しくお願い致します)