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PTSの夜間取引シェアが19.5%まで伸びた理由、東証との違い

    恋のアーカイブ

    私は長らく、株式の売買は東京証券取引所を通すものだと思い込んでいました。


    決算のニュースを追っていて、PTS(私設取引システム)という言葉を知ってから、その前提が崩れました。


    2026年6月、私設取引大手のジャパンネクストの月間売買代金は43.7兆円、PTS全体の市場シェアは上場株式売買の19.5%に達したと報じられています。


    PTS全体シェア19.5%


    私は最初、この数字を見て「そんなに使われているのか」と驚きました。


    PTSとは何か、私はこう理解している


    PTSは、東京証券取引所のような取引所を通さずに、証券会社が運営する私設の取引システムで株式を売買できる仕組みです。


    ジャパンネクストのPTSでは、夜間取引として17時から翌2時まで取引ができます。


    東証の立会時間外に取引できることが、最大の特徴です。


    取引時間は17時から翌2時まで


    決算発表は多くの場合、東証の取引が終わった後の15時以降に行われます。


    私はこれを知ってから、PTSの意味がようやく腑に落ちました。


    なぜ夜間取引が個人投資家に使われているのか


    「夜まで取引したい人なんて一部だろう」という思い込みが、私にはありました。


    決算発表のタイミングを調べると、その思い込みの理由が見えてきました。


    会社員として働いている個人投資家は、日中の取引時間にリアルタイムで売買判断をするのが難しい場合があります。


    決算発表を受けて株価が動く前に、専門家や機関投資家が情報の速さで先に動いてしまう構造があります。


    PTSの夜間取引を使えば、仕事を終えた後や、翌朝の東証取引が始まる前に、自分のペースで決算内容を確認してから売買判断ができます。


    情報を消化してから動ける時間差


    私はこれを、個人投資家が機関投資家との情報格差を少しだけ埋められる仕組みだと理解しています。株価が動く背景と読み方が、東証の取引時間だけを見ていた頃とはつながって見えるようになりました。


    制度側が追いついていない、という視点


    ジャパンネクストの成長ペースは、2025年後半から、当初の制度が想定していた「小規模な代替市場」という枠組みを超え始めていると指摘されています。


    私はこの指摘を読んで、以前確認した別の制度でも同じ構造があったと気づきました。


    企業が現実的に使いやすい仕組みへ先に寄っていき、制度やルールが後から追いかける、という順番です。


    PTSについても、上限を定める「10%ルール」の改定を巡る議論が起きていると報じられています。


    制度の枠組みが、実際の使われ方に追いついていない局面だと私は読んでいます。


    個別株の取引として、私が確認しているポイント


    私はPTSを、日中に見逃した決算のニュースに反応する手段として使っています。


    自分が保有している銘柄が決算発表を控えている日は、東証の取引終了後もニュースを確認し、PTSの気配値がどう動いているかを見るようにしています。


    去年、保有銘柄の決算が引け後に発表され、内容が予想を上回っていたとき、PTSの夜間取引で数万円分だけ買い増したことがあります。


    翌朝の東証の始値は、前日のPTSでの値動きに近い水準で始まりました。


    その銘柄は今も持ち続けていて、決算発表がある日は必ずPTSの気配値まで確認するようにしています。


    「夜間取引なんて流動性が薄くて使えない」というイメージも、私にはありました。


    実際に使ってみると、決算発表直後の反応を翌朝より先に確認できる場面があると分かりました。


    今日やるなら、PTSの対応証券会社を確認する


    まず、自分が使っている証券会社がPTS取引に対応しているかを確認してください。


    私が確認する3つのポイントは次のとおりです。


    - 対応の有無:夜間取引に対応した証券会社かどうか→証券会社の取引サービス一覧

    - 取引時間:何時から何時まで取引できるか→証券会社ごとのPTS取引時間

    - 保有銘柄の決算スケジュール:引け後発表の銘柄がいつ決算を控えているか→決算発表予定日一覧


    決算発表のたびに翌朝を待つのではなく、PTSでどう反応しているかを確認する習慣をつけると、情報を消化する時間差を活かせます。


    決算書やニュースを自分の力で読み解きたい人には、会社四季報の公式ガイドブックを勧めています。



    会社四季報公式ガイドブックはKindle版で1,500円台から読めて、この本で決算発表予定日の調べ方を覚えてから、PTSの気配値を確認しに行くタイミングを逃さなくなりました。


    この記事はあくまで私個人の考え方の整理です。投資の判断は、自己責任のもとで行ってください。


    PTSは流動性が東証に比べて薄い場面があります。判断は必ず自分でしてください。


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    独学で経済や地政学を勉強する29歳。業界は違うものの、日々知識をつけながら地味に堅実に個別株に投資しています。

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