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Photo by31888

9幎

    noteを始めおかれこれ9幎目に突入しおいるらしい。よく続いたなヌ、続けようず思っおいなくお、だらだらゆるゆるず、ここたできた。初期のアカりント名はchimoではない、別のSNSで䜿っおいたハンドルネヌムやラゞオネヌムなどを定期的に䜿っお珟圚のchimoに萜ち着いたのは2024幎だず思う。


    ほずんどの時間を、悲芳的なんだず分かっおいるのに幞せな蚀葉を生み出せなかった。


    9幎は長い。
    小孊3幎生。

    わたしの9歳は、束がっくりをゎルフボヌルに芋立お、朚の枝をクラブにし、友達ずホヌルずいう名の家ぞ向かっお打ちっぱなすのが日課だった。超呑気な小孊生。

    そんな呑気な暮らしの延長線䞊に、苊味ず痛みが芜生え始める。

    9歳の冬。血の繋がりのない祖母に育おおもらったのを知った。党く知らず家族は氞遠に圢が倉わらないものだず信じおいたので驚いた。それも祖母が亡くなっおから党おを知った、知ったずいうか、聞かされたずいうか、受け入れる事もできずに、䞀䜓今たでの時間は䜕だったのだろうず、幌心に疑問だけが湧いおは消えた。

    四十九日に芪戚が集たり、祖母の道具はすべおは綺麗に片付けられたように芋えた。愛甚のキセルを入れた道具箱もどこぞ行ったのか。ずおも䞍思議だった。数ヶ月前に想像できなかった黒い服の倧人達が䞊び、家の䞭は圱が䌞びおいる。

    祖母によく䌌た叔母さんが、祖母そのものに芋えお仕方なく、催事で芪に構っお貰えない寂しさや祖母に䌚いたい恋しさが入り混じり、叔母さんの背䞭を远っおばかりいたら、その様子を芋おいた倧人が泣くので、叔母さんず仲良くなれずにさよならしたのを埌悔しおいた。
    その倜。母芪からお颚呂堎で血の繋がりがないのを聞かされた。䜕故お颚呂堎だったのか、今でも分からない。ただどれだけ涙を溢しおもお颚呂のお湯に溶けお、涙を拭く道具はいらなかったな。

    泣きすぎたせいか、お颚呂から䞊がるずのがせお眩暈がしお、倢のように揺れる䞖界をがんやり眺めた。

    祖母ずの関係を知っおから、物事の本圓ず嘘がよく分からなくなり、続けお他人ず自分の境目が分からなくなっお、人間関係が薄たったり、濃くなったり、自分の足元の圱が芋えなくなるような感芚をよく味わった。人ずの距離感が掎めなくなったのは、い぀からだろう、思い出すのはお颚呂堎の湯気の䞭で、心に癜い膜が匵っおから。

    䜕も知らずに笑っおいた頃に垰りたいず、よく思うようになった。戻れる気がしお、よく笑うようにしおいたけれど、知っおしたった珟実はどうにも戻らない。そしお、家族の秘密をもう䞀぀知った時、諊めのような脱力感を味わった。

    笑っおいる顔の䞋で、人を信じないず決めた。信じようずするから苊しい、信じないでおこうず思えば人に期埅しない。そんなこずを考えながら束がっくりを拟ったり、友達ず远いかけっこし小孊生時代は過ぎおいった。

    こうしおわたしの思春期は、幕を開けた。

    祖母は厳しかった。お䞖蟞にも優しい枩和なおばあちゃんずは皋遠く、よく怒られた。わたしが祖母に怒られる様な事をしおいるからだず思う反面、普通に理䞍尜を振り翳されお謝っおいたのを思い出す。しかし、わたしもしぶずい子䟛だったので「ばあちゃんなんお怒るから嫌いぞヌん」ず倪々しく蚀っおは呚りを冷や冷やさせおは、祖母が蚀葉通りに瞬間湯沞かし噚になり鉄拳が飛んで、ギャン泣きするずいう関係だった。

    四十九日の倜。䜕故、祖母にあんな蚀葉を蚀えたのだろうず、埌悔ばかりが湧いおくる。血の繋がりのない口答えする孫みたいな子䟛から嫌いだなんお蚀われ、祖母はどれ皋傷付いたのだろう。祖母が家族ぞ優しくしおも、それは愛ではなく矩理みたいなものだろう、家族の䜓裁を䜜る為の儀匏みたいなものだろう、そんな颚に人が囁いおいたずも知らずに。怒れば怒ったっお、血の繋がりがないから愛はないからキツく圓たるのだ。やはりな。ず、。

    圓の孫がケロリずしおいおも、他人の声は祖母の心や呚りの家族を傷付けおきたのだろう、そうたやすく想像できた。

    祖母ず喧嘩などせずにもっず優しくしおいれば良かった。
    䌚えなくなったらもう蚀えないのだ、ごめんなさいも、倧切なありがずうも。
    軜々しく人に察しお冷たい蚀葉や仕草を䌝えおるのは、蟞めた。


    倢みたいな倢を叶えたくお、挫画を描いお投皿し続けた。諊めが぀くたで、ずいうより、もう曞けないず思えるたで描いたから埌悔しおいない。しばらく絵が描けなくなったし、あんなに奜きだった挫画を党お手攟した。

    物語は珟実の䞖界で今も流れ続けお、ペン先で描くはずの物語は、䞡手の指先、目線で開かれるようになった。


    noteæ­Ž9幎。ただただわたしの人生に圓おはめるずただただ成長途䞭のもがく最䞭。呚りをみるず半幎や䞀幎で花が咲いおいる様に芋える。きっずnoteに来るたでに根っこを匷く育おお歀凊で開花したのかもしれない。
    わたしのnoteは花が䜕床も咲いお庭になったず思う。あっちに皮子を撒き、こっちに皮子を撒き、名前のない花にスキをもらえた。

    アカりントを閉じようず思ったこずは䜕回もあった。閉じようずする床に閉じるのを忘れお日垞ぞ戻り、日垞で疲れ、noteぞ戻っお時間を過ごす。私にずっおこの9幎は、9歳の私ず同じくらい味の深い幎月だった。倧人になっおもこんなに鮮明に傷付き、喜び、愛しさを味わう。


    さあ、10幎目に向かっおどんな皮子を蒔く


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