
🌿絵本が誰かの手に渡った日の記憶|Kindle絵本無料キャンペーンのお知らせ
約1年前。
仕事でどうしても許せないことがあり、心がざわついて、どうにも収めきれなくて、友達のところへ愚痴をこぼしに行った。
普段なら飲み込んでしまう気持ちを、あの日だけは抱えきれなかった。
その友達が言ってくれた言葉。
「仕事以外にも好きなことを持ったらいいよ」
静かに胸の奥に落ちた。
後にnoteを知り、絵本づくりが始まった。
その時の気持ちを書いた記事を置いておきます。
あれから約1年。
私は絵本「ゆおんのおみみ」を作り、1ヶ月ほど前に、その友達が運営する案内所に置いてもらえることになった。
会社に縛られてどうしようもなく苦しかったあの日。
あの言葉から始まった道が、こんな形でつながるなんて思ってもいなかった。

そして8月の終わりの日曜日。
「絵本セットで売れました」
と友達からLINEが届いた。
買ってくださったのは年配の女性。
同窓会の帰りにふらっと立ち寄り、店内を見渡して、私の絵本に目が止まったそう。
お店の方が、私のことや絵本が生まれた理由を丁寧に紹介してくれた。
女性は読み聞かせをしているらしく、絵本のサイズも、絵の可愛らしさも、文字の大きさも
「ちょうどいい」
と言ってくださったそう。
その言葉を聞いた瞬間、
胸の奥がじんわり温かくなった。
私の知らない誰かが、
私の知らない子どもたちに、物語を届けてくれるかもしれない。
そのつながりを想像するだけで、
心が満たされていく。
「ご縁がつながる」って、
こういうことなのかもしれない。
静かで、優しくて、豊かで。
おかげさまで、ぽつりぽつりと絵本を買ってくださる方がいる。
どの方かわからない時もあるけれど、
「知り合いの人にプレゼントします」
「孫のために買いました」
そんな声をいただくと、自分の思いが誰かに届くということが、これほど嬉しいことなのだと実感する。
もちろん、売れたことも嬉しい。
でもそれ以上に、また違う場所にも繋がるかもしれないと思うだけで、幸せを感じる。
絵本「ゆおんのおみみ」は、
どこまで私を幸せな気持ちにしてくれるのだろう。
素敵な出来事は、忘れたくない。
そうだ、ここに書き残しておこう。
そして、後に読み返した時の宝物のひとつにしておこう。
🦊 🦊 🦊
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