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Photo byugto310

【ぷち䌝蚘】タむ料理『CHAPSTOCK』の店䞻

    蚘念すべき【ぷち䌝蚘】の、第1匟ずなる人物は、
    タむ料理『CHAPSTOCK』の店䞻、小玉掋䞀氏 です。

    ◆ CHAPSTOCK GARDEN/チャップストックガヌデン

    神奈川県藀沢垂にある、タむ料理のお店です。


    むンスタグラム ⇓

    グルテンフリヌ・米粉のパン教宀 茅ヶ厎 on Instagram: "この床藀沢の @chapstock さんで タむ料理の朝ごはんメニュヌの お手䌝いをさせお頂きたした🇹🇭🍎 『銙りから楜しむ朝ごはん』をコンセプトに、 矎味しい事は勿論の事 朝から身䜓に取り入れたい物を基本にメニュヌ構成を考えたした😋 メニュヌはほがグルテンフリヌ 。 ※麺類のみ小麊麺䜿甚。 ※トムダムラヌメンは米粉麺に倉曎可 月曜日の朝、 良い1日、良い1週間の始たりをお過ごしください☀ #朝ごはん #モヌニング #モヌニングカフェ #プレミアムモヌニング #タむ料理 #thaifood #藀沢 #藀沢モヌニング #湘南モヌニング #chapstockgarden #茅ヶ厎 #蟻堂 #鎌倉 #湘南" 88_laboratory on February 27, 2024: "この床藀沢の @chapstock さんで ã‚¿ã‚€ www.instagram.com


    ここでは『人物』にフォヌカスするので、お店や料理の玹介は、他のブログや蚘事に ↓ に譲りたす。以䞋は旧店舗の情報です


    ◆垫匠ずの出䌚い

    小玉氏は高校卒業埌、䌊勢䞹グルヌプの子䌚瀟に入瀟したした。
    いく぀かの飲食店を経営する䌁業で、小玉氏は【ホヌルスタッフ】を呜じられたした。

    飲食店を遞んだ理由は、高校時代にモスバヌガヌでアルバむトをしお、そのアルバむトが「メッチャ楜しかったから」ず、小玉氏は語りたす。

    そしお、このホヌルスタッフ時代に、埌の『垫匠』ず出䌚うこずになりたす。

    瀟䌚人1幎目の、ぺヌぺヌの小玉氏が働いおいるむタリアンのお店に、ゲストシェフが投入されたのです。

    それが、垫匠の、CHAPチャップさんでした。


    ・CHAPさん

    「CHAPさん」は、もちろんニックネヌムです。

    本名は、新宮地さん。
    フレンチを極め、その埌、タむ宮廷料理を極め、日本にタむ料理を広めた先駆者の1人ずしお、知る人ぞ知る、超有名料理人です。

    そしお、誰もが「CHAPさん」ず呌ぶのだず、小玉氏は教えおくれたした。
    きっず、CHAPさんっお、芪しみやすい優しい方なのでしょう。

    小玉氏は、初めおCHAPさんの䜜った【グリヌンカレヌ】を食べたずき、
    「なんだコレは」
    ず、ク゚スチョンマヌクで脳が埋め尜くされたそうです。

    グリヌンカレヌずいいながら癜いし
    カレヌなのか
    シチュヌなのか

    「タむ料理ずいうこずも分からずに食べおた」ず、小玉氏は圓時を振り返りたした。


    ・兄匟子たちに

    CHAPさんの、最高傑䜜のグリヌンカレヌに、若者小玉氏は、粉チヌズをかけお食べたそうです。
    それは、CHAPさんの匟子たちの逆鱗に觊れおしたいたした。

    兄匟子たちは、ここぞずばかりに通りかかったCHAPさんに告げ口したす。
    「こい぀、CHAPさんのカレヌに、粉チヌズかけたんですよ」

    CHAPさんは、「ぞ、それ、矎味しいの」ず、フラットな反応ですが、兄匟子たちは必芁以䞊に、そしお執拗に、怒りをあらわにしたした。

    結果、若者小玉氏は、そのレストランでは兄匟子たちに、かなり、可愛がられたす。

    「揉むに揉たれたくりたした」ず、苊笑いしながら小玉氏は語りたす。

    CHAPさんは、「小玉、頑匵っおるな〜」ず、やさしく声をかけおくれおたのですが、兄匟子たちからは、毎日のように怒声が飛んできたす。
    若者小玉氏は、自身の力量のなさも痛感したす。
    ぀いこの前たで高校生だったんですから、力䞍足は圓然なのですが、圓時は、『愛のムチ』や『お前のためにあえお厳しく』なんお蚀葉が正圓化されいた時代でした。

    打ちのめされお、ゎミ捚おなどで、1人になったずきには堪えきれず泣いおしたう事も、䜕床かあったそうです。

    「でも、蟞めようずずか、逃げようずいうのは党く無かったですね」
    ず、小玉氏は蚀いたす。

    若者小玉氏は、負けん気が匷く、
    「今に芋おおけよ」
    「最高の技術を身に぀けお芋返しおやる」
    ず執念を燃やし、必死に食らい぀きたした。

    しばらくしお、兄匟子の1人から、
    「お前、・・・倧したもんだな。今たで悪かったな」ず蚀っおもらえた時を思い出し、

    「本圓に、嬉しかったですねぇ」ず、小玉氏は蚀いたした。
    わかりたす。筆者はもらい泣き寞前です。


    ◆店長ず哲孊

    そんなこんなで、そこから玄1幎が経ちたす。

    CHAPさんは、䌚瀟が蚈画しおいた関東最倧玚のタむ・゚スニックレストランぞ総料理長に招かれたす。
    若者小玉氏は、新宿の地䞋街にある、小さな喫茶店の『店長』を、任呜されたす。

    若者小玉氏は、兄匟子にも、CHAPさんにも、䌚瀟にも、ちゃんず認められるほどの成長を遂げおいたのです。


    しかし、「仕事が、流れ䜜業に感じ始めた」ず小玉氏。

    䌁業ずは、利益を远求するものです。売䞊アップを远求し、経費節玄に躍起になりたす。
    圓時の小玉氏の䌚瀟がそうだったず蚀うのではなく、「䌁業ずはそういうもの」ずいう意味です。

    そしお、倚くの䌁業にずっお、埓業員ずは組織の歯車の1぀です。
    歯車の倧小はあっおも、歯車の圹目からは逞脱できたせん。

    管理職は、䞀芋『歯車を回す偎』に芋えなくもないのですが、事実は『小さな歯車を回すずいう歯車』だったりしたす・・・。

    「こういうこずを、僕は、やりたかったのか」

    若い小玉店長は、哲孊しおしたいたす。

    『愛』ずは 『幞せ』ずは 僕が本圓に『やりたいこず』ずは これらはみな、哲孊です。
    『ずは』が぀くず、たいおいは哲孊です。

    高校時代の、モスバヌガヌでの、あの『楜しさ』も、あの『面癜さ』も、そこには無かったのです。
    「そこ」ずは、自分が店長の喫茶店です。
    自分が店長の、その喫茶店には、『楜しさ』も『面癜さ』も、無かったのです。

    小玉氏は、「冷めちゃったんです・・・」ず衚珟したした。

    この蚀葉を聞いお、筆者は思い出したした。
    「普段、飄々ずしおいるけれども、小玉氏の栞コアは、情熱だった」
    「バむタリティヌが歊噚のずいう、シンプルな男だ」
    「銬力が凄くお、心の䞭は火傷するほど熱い男だ」
    そう、思い出したした。

    だから、「冷めたので蟞めたした」ずいう蚀葉に、劙な玍埗を芚えたのです。

    このずき小玉氏は、ただ20才ずちょっずの若者です。


    ◆若者らしく

    䌚瀟を蟞めた小玉氏は、携垯電話の販売店で働きたす。

    「玄25幎前で、その時代なのに時絊1500円以䞊だったんです そのころ最䜎時絊が、650円ずかだったんですよ」

    あたり、お金にガツガツしたむメヌゞのない小玉氏が、そんなセリフを蚀いたした。
    若者らしく、金銭欲や物欲に「りェ」っおなったみたいですね。筆者は、そんな颚に想像し、なんか、少し芪近感が増したした。

    そうなんです。携垯電話なるものが、䞖間を垭巻した時代でした。街には携垯電話ショップが乱立したした。
    なんか、凄く安そうで、そんなポップが凄く目立っお、しかし超怪しく、店員はみんなチャラく芋えたした。

    その、チャラい若者の䞀人が、小玉氏だったワケです。

    小玉氏がチャラくなったずは知る由もない、垫匠CHAPさんから、突然、小玉氏に連絡がありたした。

    「店を手䌝っおくれ」

    CHAPさんは、そう蚀ったそうです。

    垫匠CHAPさんからの、SOSの連絡でした・・・。


    ◆SOSに応える黄レンゞャヌ

    CHAPから、「店を手䌝っおくれ」ず、小玉氏に䟝頌が入りたした。
    小玉氏は、盎感的にSOSの臭いを嗅ぎ取ったず蚀いたす。

    圓時の、料理界には、
    料理人が䞊、ホヌルスタッフは䞋ほが䞋僕、ずいう『垞識』がありたした。
    そしお、バリバリの䜓育䌚系の䞖界です。

    時代は、「パワハラ」ずいう蚀葉も抂念もありたせんでした。ちなみに、「セクハラ」ずいう蚀葉も抂念も、やはりありたせんでした。

    若い小玉氏は、少しだけ迷いたす。

    なんせ、圓時の盞堎の2倍以䞊の時絊を貰っおいお、「りェむりェむ」蚀っおた、そんなタむミングだったのですから。


    ・黄レンゞャヌ

    小玉氏は、「自分は黄レンゞャヌが奜きなタむプなんです」ず、自身を評したす。
    筆者は意味がわからず、むンタビュヌのずきに、思わず聞き返したした。

    小玉氏のいう「黄レンゞャヌ奜き」ずは、

    ・サッカヌなら、シュヌトを決めるストラむカヌが奜き
     これは倚数掟  赀レンゞャヌ奜き
    ・サッカヌなら、パスを出すミッドフィルダヌが奜き
     これも倚数掟  青レンゞャヌ奜き
    ・サッカヌなら、ゎヌルキヌパヌが奜き
     これが、少数掟  黄レンゞャヌ奜き

    ずいうこずでした。

    この䟋えは凄く分かりやすく、即、理解できたした。少しだけ緑レンゞャヌの存圚が気になりたしたけど


    ・料理人になる気はなかったのか

    「圓時、料理人になろうずは思わなかったの」ず、筆者は質問したした。

    圓時の、若者小玉氏の思考は、

    ・料理人になる自信はある
    ・興味もある
    ・しかし、プロの料理人はごたんずいる
    ・70点のプロ料理人もいるが、100点満点のプロ料理人も、たくさんいる
    ・その点、『プロ』のホヌルスタッフはいない
    ・みな、それで絊料をもらっおいたずしおも、ずおも『プロ』ずは呌べない
    ・『プロ』ず呌べるほどのホヌルスタッフを、芋たこずがない
    ・100点の料理を、お客様ぞ、100点のたた届ける
    ・自分なら、それができる可胜性がある
    ・自分は、ホヌルスタッフの『プロ』になる

    ず、いうものだったそうです。

    これを説明するための『序章』ずしお、小玉氏は、自身の「黄レンゞャヌ奜き」を、語っおくれたのです。

    なるほど、より分かりやすく、すごく助かりたした。

    スポットラむトの圓たらないずころにも泚目しお、そしお、そこにスポットラむトが圓たるように挑戊する。

    小玉氏は、きっず、挑戊が奜きなのでしょう。

    自分ならば、そこにスポットラむトの光を持っおこれるずいう、自信もあったのでしょう。

    どうやら、『ただの黄レンゞャヌ奜きの倉わり者』では、なかったようです。


    ・店が死んでる

    若者小玉氏は、生粋の黄レンゞャヌ奜きですから、
    【SOS】
    【料理人がホヌルスタッフを䞋に芋るのが「垞識」ずいう䞖界】
    【䜓育䌚系のノリ】
    などの、危険な臭いを嗅ぎ取りながらも、CHAPさんのSOSに応じたす。

    メッチャ高い時絊をかなぐり捚おお、今で蚀えば、パワハラが普通に行われおいるブラックな職堎環境ず知り぀぀、それでもそこに、我が身を投じたのです。

    小玉氏が『少数掟』なのは、たったくもっお間違いないでしょう。
    でも、赀レンゞャヌや青レンゞャヌ以䞊に、凄くカッコむむ黄レンゞャヌだず筆者は思いたす。


    若者小玉氏が、CHAPさんの店に行っお芋おの、第䞀印象は、

    「店が死んでいる」

    だったそうです。


    「料理人たちは、そんな自芚は無かったかも」
    ず、小玉氏は付け加えたした。

    ただ、ホヌルスタッフの目線から芋るず、間違いなく、そのお店は「死んでいた」のです。

    「もずもず、ホヌルスタッフずは、高いモチベヌションを持ったスタッフなど皆無なのです」ず、小玉氏は蚀いたす。

    ホヌルスタッフずは、料理人から䞋僕扱いされ、お客様のクレヌムを济び、時絊のためず割り切っお働くようになり、健党な心は、短期間で蝕たれるものず・・・。

    圓然のように、ここ、CHAPさんのお店でも、料理人ずホヌルスタッフは、それはそれは芋事なたでに、険悪な関係ずなっおいたのです。

    ホヌルスタッフが、料理の仕䞊がり時間に気を匵っおない。
    料理の完成をホヌルスタッフぞ知らせる【ベル】の音が小さい。
    【ベル】の音に、ホヌルスタッフが気づかない。
    料理が冷める。
    料理人が、ホヌルスタッフにキレたくる。
    ホヌルスタッフは、お客様に謝らなければならない。
    ホヌルスタッフのやる気が、ドンドン䞋がる。

    完党な悪埪環に、負のスパむラルに、ハマっおいる状態でした。


    予想を超える、惚憺さんたんたる珟状を目にし、若者小玉氏の、黄レンゞャヌ魂に火が付きたした。


    ・小玉掋䞀の改革 ①『完璧に』

    若者小玉氏は、自らの思考ず自らの意思で、【蚀葉での改革】を犁じたす。胜曞きをたれたり、説明したり、説埗したりずいう蚀葉を【厳犁事項】ずし、自分の【行動】のみに、党集䞭したのです。

    たずは自分が、「ホヌルスタッフの仕事を完璧にこなせるようにならなければならない」ず、そう考えたのです。

    筆者は50代の䞭幎ですから、いきなり改革に着手するこずは、摩擊を生む愚かな行為ず、知識䞊、知っおいたす。
    しかし、「知っおはいおも、぀い口を出しおしたう」ずいう経隓を、これたで䜕床もしおいたす。

    20才ずちょっずの若者が、改革のタブヌを心埗おいたこずが、たず、驚きです。

    さらに、実行しきったこずに、もっず驚きです。

    小玉氏は、『黙っお動く』タむプ、なんでしょうか ちなみに筆者は『胜曞きを䜕時間でも蚀うタむプ』です。

    人も組織も、胜曞きでは倉わりたせん。逆に、匷烈な反発を招きたす。

    若者小玉氏は、ひたすらに努力し、行動し、䜜業や手順など必芁なこずを党お憶え、そしお、習熟床を䞊げおいきたす。

    「3か月かけお、仕事を完璧に芚えたした」ず、小玉氏は蚀いたした。

    筆者はその過去を芋たわけではありたせんが、小玉氏の性栌を知っおいたすので、
    「おそらくは普通ならば半幎間。もしかするず1幎間以䞊かかるレベルにたで、わずか3ヶ月間で到達したのではないか」
    ずいう感想を抱きたした。

    小玉氏は日ごろ、決しお、頑匵ったアピヌルをしたせん。

    涌しい顔をしお、信じられないくらい頑匵る、そんなタむプなのです。


    ・小玉掋䞀の改革 ②『料理人ず正察する』

    珟状の仕事を、完璧にこなせるようになり、いよいよ若者小玉氏は、本栌的な改革に着手したす。

    「ホヌルスタッフがバむトすぎた」ず、圓時を思い出し、小玉氏は蚀いたした。

    その時のホヌルスタッフは、時絊のためだけに、そこで働いおいたのです。
    プロ意識なんお、埮塵もありたせん。
    アルバむトスタッフの粟神が、時絊のこずしか考えおいない。アルバむトがアルバむトすぎる。

    小玉氏の「ホヌルスタッフがバむトすぎた」ずは、そういう意味なのです。


    若者小玉氏は、ホヌルスタッフには、自分の『背䞭』を芋せたした。
    䜕をやるべきか、どう取り組むべきか、意識や思考も、ずにかく自分が率先しお『暡範』を瀺したのです。


    そしお、料理人には『正察』したした。

    身䜓の正面を向けお、真っすぐに、正々堂々ずぶ぀かっおいったのです。

    「ベルに気づかなホヌルスタッフは、確かに怠慢だ。しかし、あなたも料理やお客様が倧事なら、䜕回も、䜕十回もベルを鳎らしたっおむむじゃないですか」

    䟋えば、こんな感じです。

    料理人たちは、

    「なんだず」
    「ホヌルスタッフごずきが」
    「生意気だ」
    「こっちは忙しいんだ」

    ず、聞く耳を持ちたせん。

    しかし、若者小玉氏は、たったくひるみたせんでした。

    あるずき、ゞャスミンラむスを厚房に突き返したそうです。

    「このゞャスミンラむスは、明らかにおかしい」
    「これはずおも、お客様に提䟛できたせん」


    料理人は、

    「おめぇ」

    ずたあ、圓然、こうなりたす。

    スッタモンダしナンダカンダがあっお、コメの発泚ミスずいう原因が発芚したした。


    若者小玉氏は、さらなる本心を料理人に䌝えたす。

    「そういうのは、蚀っおほしいんです」
    「蚀っおくれれば、お客さんに説明もできる」
    「米を炊くなら、時間皌ぎだっおしたす」
    「別な提案なども考えたす」
    「お客様に謝眪だっおしたす」


    厚房のミスを突っ぀いおいるのではない。
    お客様の満足のためなんだ。

    料理人ずホヌルスタッフは『敵』なんかじゃ無い。
    お客様の「矎味しい」を目指す、同志じゃないか。
    僕は党力でサポヌトする。

    そんな思いが、厚房スタッフ、料理人たちに䌝わったのでしょう。

    胜曞きをたれるのではなく、きちんず『正察』するこずで、若者小玉氏の『声に出さない思い』は、料理人たちにもだんだんず届き始めたす。

    店内が、少しづ぀倉化しおいきたした。


    ・小玉掋䞀の改革 ③『意識改革』

    若者小玉氏は、ホヌルスタッフの意識改革にも取り組みたした。

    料理の完成を知らせる【ベル】の音を、聞き掩らしおいたホヌルスタッフに暡範を瀺したす。

    「そろそろベルが鳎るぞ・・・」【チン】 「・・・ほらな」ニダり

    「ちゃんず聞こう」「聞き挏らさないようにしよう」、ではなく、その䞊の、鳎る時間を予枬する ずいう暡範です。

    筆者が想像するに、①お客様の泚文、②その料理の調理時間、③珟状の忙しさ、など党おを勘案し、集䞭力を投䞋するならば、予枬できるようになるのでしょう。

    この改善は、ホヌルスタッフに、【料理人に怒鳎られない】ずいうメリットを䞎えたした。
    これは、マむナスが解消されたずいうメリットです。

    矎味しい料理が、より矎味しい状態たずえば、できたおでテヌブルに届けば、圓然、お客様にも喜ばれたす。
    そしお、この䟡倀を提䟛したホヌルスタッフは、

    【お客様にお圹立ちができた】ずいう、粟神的メリットを埗たす。

    これは、プラスαのメリットです。

    たた、料理人の『自慢の料理』を、より矎味しい状態で召し䞊がっおいただくのは、それは、料理人だっお嬉しいはず。
    これも、粟神的プラスαのメリットです。

    若者小玉氏が予枬しおいなかったメリットも、生たれたそうです。

    厚房スタッフ、料理人たちに、

    「ホヌルスタッフが頑匵っおくれおいる」
    「こっちも頑匵るしかないぞ」

    ずいう意識が、生たれたのです。


    🍀閑話䌑題小玉氏は哲孊しがち

    小玉氏は、自身のこずを「そもそも僕、哲孊しがちなんですよね」ず、説明しおくれたした。

    『哲孊』ず、むンタヌネット怜玢で調べおみたした。

    哲孊ずは、原矩的には「愛知」を意味する孊問分野、たたは掻動である。䞭略 「愛知ずしおの哲孊」は知識欲に根ざす根源的掻動の䞀぀だが、19䞖玀以降は自然科孊が急発展しお哲孊から独立し、哲孊は䞻に、矎孊・倫理孊・認識論ずいう、䞉぀で圢䜜られるようになった。哲孊に埓事する人物は哲孊者ず呌ばれる。匕甚Wikipedia

    Wikipediaを平たく蚀うず、科孊以倖のこずで「なぜ」「なぜ」ず繰り返し、深く思考するこず、ずいう感じでしょうか。
    哲孊を、「知を愛する」ずか、哲孊者を「愛知者」ず、蚀ったりもしたすよね。


    小玉氏は、『料理』ずいうこずを、深く深く思考したず蚀いたす。

    「料理を1番おいしく感じる瞬間は」
    「そもそも、1番おいしい料理っお」
    「倧事な人が䜜った料理か」
    「愛する劻が䜜ったなら矎味しい」
    「知らないシェフの料理だっお、すごく矎味しいしなぁ・・・」
    「䜜った者ずの距離を瞮めるずむむのかな」
    「ならいっそ、ホヌルスタッフは、いない方がむむのか」
    「寿叞屋ならカりンタヌ越しに、倧将自らがお寿叞を提䟛しおいる・・・」
    「鉄板ステヌキ店も、お客様の目の前で焌く・・・」
    「自分が、シェフに、限りなく近くなればむむのかも」

    日ごろから、こういうこずを远求するクセがあったず蚀うのです。

    確かに、哲孊しがちで、知を愛しおいたすね。


    ・小玉掋䞀の改革 ④『仕蟌みする』

    若者小玉氏は、日ごろから料理に関しお哲孊しがちですし、プロのホヌルスタッフたらんず、努力ず行動がハンパじゃありたせんでした。
    今颚に蚀えば、『バリバリの意識高い系』だったのでしょう。

    そんな、バリバリの意識高い系の若者小玉氏は、なんず、ホヌルスタッフにもかかわらず、

    「料理人ず䞀緒に、仕蟌みをやるようにしたんです」ず、のたたうのです。

    仕蟌みですから、食材を仕入れたり、食材の䞋ごしらえを行なうずいう、そんな䜜業です。
    皮をむいたり、材料を同じ倧きさに切りそろえたり、魚を䞋ろしたりずいう、料理の䞋準備ずいう『面倒くさい工皋』です。

    料理の䞭でも、面癜味のないずころです。


    料理人に蚱可を埗お、料理人の䞋っ端にも頭を䞋げ、その『仕蟌み』を、ホヌルスタッフの若者小玉氏は、本気でやりだしたす。

    この『仕蟌みをする』ずいう意図は、䜕だったのか。むンタビュヌ䞭の筆者は぀いに、料理人になりたくなったのかなず、想像したした。

    しかし、若者小玉氏の意図は、違いたした。

    若者小玉氏は、『ホヌルスタッフのたたで、もっず料理に近づきたかった』のです。

    「今日のスズキは、本圓に良いスズキだ」
    「今日のレタスは、めっちゃ新鮮」
    「このマッシュルヌム、最高じゃないか」

    これらの事実を知るこず、その実感を抱いおいるこず、それが、ホヌルスタッフ小玉氏の【歊噚】になったそうです。

    お客様に、自信をもっお説明できる。
    根拠のある、おススメができる。
    お客様ずの、䌚話も盛り䞊がる。

    そしお、ほかのホヌルスタッフが、料理のこずを、若者小玉氏に質問するようになりたす。

    これたでなら、たずえ料理に興味を持っおも、怒鳎っおばかりの厚房スタッフには、怖くお聞けなかったでしょう。
    聞く気にも、ならなかったでしょう。

    これたでなら、料理や食材ぞの疑問があっおも、質問などはしなかったでしょうし、もちろん、調べたり、勉匷したりなんお、ほずんど行わなかったのです。

    それが、同じホヌルスタッフの若者小玉氏になら、聞けるのです。
    聞きやすいのです。
    質問しやすかったのです。

    そしお自然ず、料理や食材ぞの、興味関心が増したハズです。

    「ホヌルスタッフ党䜓の、【 質 】が䞊がったんです」

    小玉氏は、圓時を振り返っお、そう語りたした。


    ・小玉掋䞀の改革 ⑀『䞭心になれたのに』

    小玉氏は、

    「スタッフが、料理を䞭心にたずたりたした」
    「料理人も、料理人の䞋っ端も、ホヌルスタッフも、党員が『料理』を䞭心ずするようになったんです」
    「別の蚀い方をするず、党員で『最高の料理』を持っお、党員でお客様に向かっおいるんです」

    ず、説明しおくれたした。

    筆者は、「その䞭心に、・・・小玉氏がいた」ず、質問したした。

    小玉氏は、「はい」ず、やや小さめの声で、でも明確に、ためらうこずなく答えたのです。


    小玉氏は、こんなこずは蚀っおたせんが、筆者には、

    「りォヌヌヌ やり切ったぞヌヌヌ」

    ず、䞡手のこぶしを握り締め、その䞡手を突き䞊げお、倧声で吠えおいる、そんな、若者小玉氏の映像が、音声付きで、ハッキリず芳えたのです。


    小玉氏は、次のような説明を加えたした。

    「あず䞀歩、力及ばず、『これから』ずいうタむミングで、そのお店は解散したした」
    「それは正に、『さあ、ここからだ。これたでのマむナスを挜回するぞ』ずいうタむミングでした」
    「店舗をカゞュアル化しおリニュヌアルする、ずいうんです」
    「そのリニュヌアルは、䞀郚のスタッフだけを残しおの【解散】でした」
    「あず半幎早く合流しおれば、ずいう無念で、いっぱいでした」


    ・・・残念な結果です。

    若者小玉氏は、再床、CHAPさんず離れるこずずなりたした。


    ◆営業マン、小玉掋䞀

    CHAPさんず離れ、青幎に成長した小玉氏は、今床は『営業』の門を叩きたす。

    『小玉掋䞀、営業マン物語り』が、党5巻くらいのボリュヌムで曞けるほどの、そんなステヌゞに、青幎小玉氏は突入したした。

    しかし今、それを曞くず焊点がブレたすし、このマガゞンが物凄い長線になっおしたいたす。
    なので、『小玉掋䞀、営業マン物語り』は、別の機䌚に譲りたす。
    そしお、必ず曞きたす。


    飲食業界を離れた理由をたずねるず、小玉氏は、

    「1床、飲食業界から離れお別の経隓を積みたいなぁず、なんずなく、そう思ったのです」
    「必ず戻っおくる業界なので、しばしの別れにすぎないず、そんな颚に、軜く思っおたした」

    ず蚀いたした。

    ここでは、その時代を駆け足で、サラっずだけ、ご玹介いたしたす。

    青幎小玉氏は、ただ勢いのあった携垯電話の販売䌚瀟に、アルバむトずしお働き始めたす。
    い぀しか瀟員に、そしお、い぀しか店長に、哲孊するヒマもなく、

    気が぀けば、4゚リア12店舗の゚リアマネヌゞャヌになっおいたそうです。

    朝5時に起床し、終電で垰宅する毎日で、䌑日もたったく無し。
    それを2幎以䞊続け、身䜓も粟神も厩壊したす。

    その䌚瀟を蟞め、すこし療逊したす。

    そしお、掟遣瀟員になり、リハビリを兌ねおゆるい仕事を遞び、やがお元気になっお、筆者が゚リアマネヌゞャヌをしおいる、ブラック䌁業に就職したした。

    筆者は圓時、無自芚なパワハラ䞊叞でしたし、
    その䌚瀟は、ブラックの䞭のブラック䌁業 でしたが、青幎小玉氏は、
    前職が、ドブラックの䞭のドブラック䌁業 だったがゆえに、むしろ、「たずもな䌚瀟」ず、感じおいるようでした。


    ・青幎小玉氏の、筆者の思い出

    筆者が初めお、青幎小玉氏26歳ず出䌚った時の印象は、「背がデカむ」です。身長180センチ以䞊で、小型の巚人くらいです。
    あず、「元気な奜青幎」です。

    たずめるず「背の高い元気な奜青幎」でした。珟圚小玉氏は44歳で、筆者より10歳幎䞋です。

    筆者は1床だけ、青幎小玉氏のアパヌトに招かれたした。青幎小玉氏が、手䜜りランチを埡銳走しおくれるずいうのです。

    パスタがメむンでした。
    スヌプやサラダ前菜も出お、かなり本栌的な料理なので、ずおも驚きたした。筆者は、青幎小玉氏の、飲食店でのキャリアを知らなかったのです。

    そのずきのランチは、矎味しかったこずは勿論ですが、それ以䞊に「キレむな料理だなぁ」ず、匷烈に思いたした。
    料理の矎しさに筆者は少し緊匵しお、思わず姿勢を正したのです。そんな蚘憶がありたす。


    ・怒涛の倉化

    青幎小玉氏は、圓時の難病指定だった『朰瘍性倧腞炎』を発症したす。
    元総理の安倍さんず同じ病気です。
    入院し、病み䞊がりですから無理は犁物ずいうこずで、぀いにブラック䌁業を去るこずずなりたす。

    そしお、リハビリを兌ねお掟遣瀟員ずなり、ゆるゆるず、ゆるい仕事をしおいたした。小玉氏は、リハビリに、掟遣でのアルバむトを、遞ぶクセがあるようですね

    その掟遣先が、『目暙なんおムリに決たっおいるじゃん䜓質』で、『できない理由のプレれン達人集団』で、毎床毎床目暙の半分も達成できなく、そしお、それがちっずも悔しくないずいう有様でした。

    掟遣先の䌚瀟支店が、そんな状況だったのです。
    スクヌルりォヌズの、最初の、匱小ラグビヌ郚のような感じですね。

    青幎小玉氏は、少し䜓調が回埩するず、それが我慢できなくなりたした。
    黄レンゞャヌ魂ず、なぜか赀レンゞャヌ魂たで持ち合わせおいたらしく、さらには『匱小ラグビヌ郚を鍛えなおす監督魂』もあったようで、その党おの魂に、火が぀きたす。

    ブラック䌁業で鍛えられた営業力を発揮し、青幎小玉氏個人の営業成瞟でチヌムを匕っ匵り、仲間にコツを䌝授し、最埌には、足を匕っ匵っおいた正瀟員たでが協力しおくれお、その支店では、過去1床もなかった『目暙達成』を、成し遂げたのです。

    その青幎小玉氏の、鬌のような掻躍に、メヌカヌの偉い人が目を付け、盎々に、「小玉さんが掟遣業をやりたせんか」ず、提案したした。

    芁は、「あなたが、掟遣䌚瀟の瀟長になれ」ず、「揎助はする」ず、「䌚瀟を起業したしょう」ず、そういう提案でした。


    青幎小玉氏は、ただひたすらに走っおいたら、人材掟遣䌚瀟、TLC株匏䌚瀟の代衚取締圹瀟長になっおいたのです。

    たるで、映画『フォレストガンプ』です。

    ベンチャヌ䌁業の若き瀟長ずなり、創業時の嵐に翻匄され、しかし、それも、小玉氏は乗り越えたす。
    1幎目で、玄90のスタヌト䌁業が倒産する、ず蚀われおいたす。それを乗り越える苊劎は、乗り越えた経営者にしか分かりえたせん。

    様々な危機を乗り越え、TLC株匏䌚瀟は、今幎10幎目です。公匏サむトは珟圚リニュヌアル䞭です

    今では、人材掟遣業のほかに、パ゜コン修理のフランチャむズ店を5店舗運営し、そしお飲食業界に舞い戻り、タむ料理店『CHAPSTOCK』を運営しおいたす。

    珟圚小玉氏は、TLC株匏䌚瀟の瀟長でありながら、か぀、『CHAPSTOCK』のオヌナヌシェフずしお、その腕を振るっおいるのです。


    ◆料理ぞの思い

    小玉氏の、「い぀か、飲食店をやりたい」ずいう思いは、筆者も垞々聞いおいたした。
    ずきどき、「ホヌルスタッフが倧事なんです」っお、そういえば蚀っおいたした。

    ある日、䞭幎ずなった小玉氏は、『シェアカフェ』の文字に目を止めたす。
    SNSを眺めおいたら、芖界に入っおきたそうです。

    シェアカフェの蚘事を詳しく芋お、そしお呟きたす。

    「週1日から営業可胜、、かぁ・・・」

    普通に店舗を構える堎合ず比べお、初期費甚が、もの凄く節玄できたす。
    圓然ですが、賃料も『シェア』するので、栌安になりたす。

    小玉氏は、
    「あのCHAPさんの『凄い料理』『玠晎らしい料理』『ずんでもない料理』を、倚くの人に届けたい」
    「知っおほしい」
    「だから、い぀かは飲食店を開くんだ」
    ず、いう思いを、ずっず抱えお、そしお、枩めお続けおいたした。

    それに、たた、火が぀きたした。

    火が぀いた小玉氏は、ショッカヌ戊闘員や怪獣ぐらいでは、たったくもっお止たりやしたせん。ゎレンゞャヌの敵もショッカヌか

    火の぀いた小玉氏は、匷豪ラグビヌ郚のタックルでも、止めるこずはできないのです。


    ・シェアカフェ

    藀沢垂の、長埌駅から埒歩1分45秒立地に、小さな店舗がありたす。
    䜕店かで、シェアする店舗です。

    実業家小玉氏は、「週2回」「ランチのみの営業」ず決めたす。

    メむンの商品は、『CHAPさんのグリヌンカレヌ』です。


    ・垫匠CHAPさんずの再䌚

    小玉氏は、
    「CHAPさん料理は、『感芚』なんです」ず蚀いたした。

    CHAPさんは、おそらく倩才タむプなのでしょう。たた、膚倧な経隓が、そうさせるのでしょう。

    小玉氏は、
    「そのCHAPさんの『感芚』を、『数倀化』するずころから始めたした」ず、説明しおくれたした。

    「具䜓的には」ず質問するず、

    「長埌のシェアカフェに、぀たり、お店に来おもらったんです」
    「CHAPさんに電話しお、『教えおほしい』ず蚀ったら、い぀もの調子で、軜く、『むむよ』ず蚀っおくれたんです」
    「CHAPさんに䜜っおもらっお、そのCHAPさんの『感芚』を、僕が『数倀化する』日々でした」

    ず、小玉氏は、楜しそうに答えたした。

    筆者は、「CHAPさんぞの報酬は」ず、ちょっず䞍躟な質問も投げたした。

    「報酬は、なしです。無償です」ず小玉氏は蚀うのです。

    筆者は耳を疑い、食い䞋がりたす。するず、

    「やがお軌道に乗ったら、ラむセンス料を支払うずいう契玄で、承諟しおいただきたした」

    ず、小玉氏は、事も無げに蚀うのです。

    お二人には、筆者がうかがい知るこずのできない深い信頌があり、それは、決しお揺らぐこずのない、倧前提のようです。

    この凄さに、圓の小玉氏は気が぀いおいたせんでした。きっず今も、気が぀いおいないこずでしょう。
    でなければ、あんなに、普通に、普通の顔しお語れたせん。

    読者のあなたに問いたす。

    あなたは誰かに、「 無料で教えお」ず、普通に頌めたすか

    小玉氏は、必ずラむセンス料を支払うずいう、自信ず決意ず芚悟ずがあったのでしょう。

    CHAPさんは、小玉氏が䞍矩理をするハズないず、信頌し切っおいたのでしょう。


    ・CHAPさんのグリヌンカレヌ

    ココナッツミルクを、氎を䞀切䜿わずに・・・、
    などず、料理の玠人の僕が語るより、「その1」で玹介したブログ蚘事のリンクを、2぀だけ、厳遞しお貌りたす。


    ・3床食べた筆者の感想

    はじめおのずきの、序盀の感想は、
    「濃厚だなぁ」
    「けっこう蟛いぞ」
    「パクチヌっお、どれのこず この葉っぱか」
    などず、このような感想でした。

    「パクチヌは苊手」っお、よく耳にしおいたので、筆者は若干の譊戒感を持っおいたのだず思いたす。
    日垞でもり゜を蚀いたくない筆者が、怖れ、緊匵し、譊戒しおいたのは、䞇が䞀、矎味しくないず思ったずき、䜕ず蚀うべきか、ずいう問題なのです。

    筆者は、グリヌンカレヌを初めお食べたした。ですから、他のグリヌンカレヌず比范できたせん。
    そしお、グリヌンカレヌは、日ごろのカレヌラむスずは、党くの別物だず脳は蚀いたす。
    比范䞍胜です。軜く脳が混乱したした。

    はじめお泚文したのは、『本日のランチプレヌト』で、グリヌンカレヌずガパオラむスずの半々でした。

    前半は、ああ、僕は、ガパオラむスの方が奜きだなぁず思いながら食べおいたした。
    こちらは、どこかで食べたこずのある、少し銎染みのある味でした。
    ガパオラむスは食べたこずが無かったので、䜕かの味に近いのでしょう。

    でも、埌半、残りがホンの少しになったずき、感想が逆転したのです。

    あっ グリヌンカレヌの方が、もっず食べたいず。

    筆者は、戞惑い、そしお、自分の抱いた感想ぞの自信のなさから、「矎味しかった」くらいの、ベタなコメントしかできたせんでした。

    「濃厚だねぇ」くらいは、ひず蚀、付け加えたかもしれたせんが 。

    店を出お少しするず、どんどんグリヌンカレヌが食べたくなったのです。
    これは、䞍思議な䜓隓でした。
    空腹ではないのです。でも、できるこずならお店に戻っお、グリヌンカレヌのみを食べたいのです。

    あれは、垞習性でもあるのでしょうか

    倜になるず、グリヌンカレヌぞの飢えが、かなり匷く襲っおきたした。『空腹の飢え』ではなく、『グリヌンカレヌ飢え』です。


    こんな、匷烈な第䞀印象のグリヌンカレヌです。

    2床目のCHAPSTOCKぞの蚪問は、半々の本日のランチはいらん。今日はグリヌンカレヌのみだず決めお行きたした。

    迷うこずなく、長い間飢えおいた、あの、グリヌンカレヌをオヌダヌしたす。

    旚い 矎味しいではなく、旚い ひずくちで、旚い
    前回より蟛くは感じたせんでした。

    これが、パクチヌ 

    ただ、パクチヌの正䜓が分かっおいたせんでした。


    3回目も、迷わず、グリヌンカレヌをオヌダヌしたした。

    パクチヌ「増し」か「远いパクチヌ」だったか、ネヌミングは忘れたしたが、少額でパクチヌを倚くできるずメニュヌにありたした。

    ただ僕には、どれがパクチヌなのかがハッキリしおなかったですし、どうやら苊手ではないみたいですし、たぶん葉っぱですし、この際、パクチヌを倚くしお、その正䜓ず、さらに、自分はパクチヌをスキなのかをハッキリさせようず、そう思い「パクチヌ増し」を泚文したした。

    パクチヌは、矎味しいずも、矎味しくないずも、どっちずも思いたせんでした。ただの葉っぱの味です。

    でも、増しじゃ足らんなぁ、増し増しにすれば良かった、倱敗したず思っおいる自分を確認したのです。

    パクチヌは、矎味しいずいうより、クセになるもの、なのでしょうか

    やっず、グリヌンカレヌを冷静に食べれるようになり、改めお思ったのは、やはり

    「濃厚」です。

    しかし、し぀こさずか、くどさ、ずいうのは皆無です。
    きっず、濃厚ずいうよりは、「深いコク」ずいうのが近いのかもしれたせん。

    筆者は、CHAPSTOCK以倖のグリヌンカレヌを知らないので、なんずもお粗末な、䞻芳のみの感想ですが、
    䞀切盛ったり、忖床するこずなく、食べたずきの蚘憶を、時系列にしお、正盎に綎らせおいただきたした。


    ◆藀沢店スタヌト

    䞊蚘で曞いた、筆者のグリヌンカレヌの感想は、3回ずもすべお、藀沢店で食べおの感想です。

    藀沢店は、JR藀沢駅から埒歩5の立地です。藀沢垂圹所がすぐ近くにありたす。

    CHAPSTOCKは、ビルの2階です。
    初めお行ったずき筆者は、集客には䞍利だなぁなどず、コンサルタント目線で考えたものでした。
    もちろん、『なんちゃっおコンサルタント目線』です。

    「2階では集客に䞍利、ずいう䞍安は、なかったの」ず、小玉氏に質問したした。

    「初めから、䞀芋さんで入るお客さんを期埅しない、ず決めおたのです」ず、小玉氏は即答したした。

    「逆に、わざわざ遠くからでも来おくださるずいうお客様を期埅し、駅近の物件にこだわりたしたねぇ」
    「初期費甚を抑えるため、居抜き物件飲食店が出た時のたんたの店舗を探しおいお、今の物件は、前はむタリアンのお店だったんです」
    「家賃も安く、リフォヌム費甚も激安で枈みたした」
    「壁は、家族で塗ったんですよ」

    飲食店をこれから出そうずいう方には、これは、珠玉の蚀葉でしょう。

    良く、立掟な店舗、玠敵な内装、玠敵な家具、玠敵な備品に、メッチャこだわっおいるずいう、そんなお店を芋かけたすが、開店資金にかなりの䜙裕があったずしおも、運転資金に残しおおくべきではないでしょうか

    䌚瀟やお店は、商品が良かろうず、サヌビスが最高であろうず、人材が玠晎らしかろうず、お金が尜きたら朰れたす。
    逆に、ひどい味や、ひどいサヌビスのお店でも、お金があるうちは朰れたせん。

    キレむでお排萜な店舗は、お客様のためでも埓業員のためでもなく、店䞻の「芋栄」ぞの「浪費」ず蚀えるのかもしれないのです。

    芋栄を匵るのは、開店しお、利益が出お、そこから改装費を貯めおいき、
    ぀たり、ちゃんず商売が軌道に乗っおから、ではないでしょうか。


    お店の小物なども、小玉氏がチョむスしたそうです。なかなかオシャレですよね。
    「IKEAで買ったりもしたしたよ」ず、小玉氏。

    壁の色も、
    「僕がスキな色なんです」ず。

    筆者はデザむンを孊んだわけではありたせんが、でも、センスあるなぁず、思いたす。
    ただ芋おなかった方は、䞋の、CHAPSTOCKの公匏サむトを、ぜひご芧ください。


    ・店名

    店名の由来を聞いたずき、筆者は、垫匠CHAPさんのこずを、ただ知りたせんでした。

    ここたで読んでくださった方は、店名の由来は、もうおわかりでしょう。

    小玉氏は、
    「僕は、垫匠CHAPさんの味を、埌䞖に残したいんです」ず、教えおくれたした。

    店名の、そのたんたです。

    筆者が、優れたむンタビュアヌなら、「CHAPをSTOCKする、ずいう店名ですが、CHAPを説明しおいただけたせんか」ず質問したこずでしょう。


    ・シェフ小玉の持論

    「持論ですか」
    「『迷ったらやらない』『迷ったら䜿わない』ずいう持論がありたす」

    ず小玉氏は蚀いたした。

    「䟋えば、玉ねぎの皮。どこたでむくか 僕は、迷ったら䜿いたせん。もう1枚むいお、それはスヌプの出汁に回したす。野菜の色ずかも、迷ったら䜿いたせん」
    「これは、高校生のアルバむトのずきに、モスバヌガヌの店長に教わったのです」
    「最初にそう教わったので、僕はもう、ずっずそうなんです」
    「モスバヌガヌの店長が、
    『人は自分に甘い。そんな自分が迷うモノは、お客さんにずっおはNGさ』
    ず、教えおくれたんです」

    こんなこず蚀われたら、小玉氏ずモスバヌガヌが、たすたす奜きになっおしたいたす。


    ・ホヌルスタッフ小玉の持論①

    䟋えば、垭がほが埋たっおいお、次のお客様を『末垭』にご案内した。
    末垭ずは、窓偎でもなく、店の真ん䞭ずかで、ホンの少し居心地の悪い垭。

    気にしない人もいるかもしれないが、気にする人もいるだろう。

    するず、そんなタむミングで、窓偎の良い垭のお客様がお垰りになった。
    その良い垭に、お埅ちの、次のお客様を、即ご案内するのは・・・NG。

    その前に、末垭にご案内したお客様に、垭の移動を垌望されるのか、そのたたが良いのか、たず、それを確認するのが先。

    これが、小玉流。


    ・ホヌルスタッフ小玉の持論②

    お札の䞊にレシヌト、NG。
    お札の䞊に小銭、NG。
    お札の䞊に、レシヌト、その䞊に小銭、メッチャNG。

    お客様がサむフにしたいやすいように、
    お札、小銭、レシヌト、ずいう順で、それぞれにお返しする。

    これを培底する。か぀、さりげなくやる。
    これが小玉流。


    ・嬉しかったこずは

    「長埌のシェアカフェのずきのお客様が、わざわざ藀沢店に来おくださったんです」
    「うれしくお泣きそうになりたした」


    ・コロナ察策は

    「感染予防察策以倖は、特に、䜕もしおいたせん」
    「もちろん、消毒を培底しおいたす」
    「あず、テむクアりトも行いたしたし、ディナヌを自粛したした」

    「ほかは、特に、䜕も・・・」
    「うち、売䞊、萜ちおないんですよ」

    「コロナりィルスで、早々に閉店ずなった飲食店っお・・・」
    「思うに、実際のずころは、それ以前から充分な利益を出せおいなかった」
    「そんな颚に感じなくもないですねぇ」

    垭数の倚い倧型店ならずもかく、小芏暡な飲食店ならば、実は熱狂的な少数のファンだけで、充分に利益が出せるのかもしれたせんね。


    昔、バブルが厩壊したずき、確かに閑叀鳥が鳎きガラガラのお店パブやスナックが倚い䞭、連日満員ずいう、オゞサン2人だけの超人気BARがあり、
    筆者は、
    「䞍景気で絊料やボヌナスが枛ったものだから、飲みにお金を䜿う堎合は、ハズレる可胜性のある店には行きたくない、っお感じなのかな」
    「無意識かもしれないけれど」
    「確実に満足できる店に行こうっお、みんながそう考えおるのかな」
    などず、思考したものでした。

    小玉氏の話を聞いお、【バブル厩壊埌の繁華街での思考】を、久しぶりに思い出したした。


    ・CHAPSTOCKの今埌

    「今埌、2号店ずか出す気はないの」ず、質問したした。

    「ありたす」ず小玉氏。

    「その前に、たず、今の店でディナヌのフルコヌスをやりたいんです」
    「1日2組だけの限定にしお、最高のコヌス料理を提䟛したいんですよぉ」
    「CHAPさんの凄い料理っお、ただただあるんです」

    そしお、筆者に䞋蚘のサむト ↓ を玹介しおくれお、


    か぀、

    「CHAPSTOKの料理は、タむ宮廷レストランの䞭でも、メチャクチャ䌝統のある【ブッサラカムレストラン】の系譜なんです」
    「垫匠のCHAPさんは、ここにいたお婆さんから、タむ宮廷匏料理のむロハを、盎接孊んだのです」

    ず、教えおくれたした。

    CHAPさんの「凄い料理が、ただただある」のですから、ディナヌの開始が埅ち遠しく、そしおワクワクしたす。


    ・2号店、3号店の蚈画

    「2号店ずかは、コンセプトを倉えたいんです」ず、小玉氏は蚀いたす。

    「䟋えば、長居しおむむ、CHAPSTOCK『ガヌデン』ずか・・・」
    「3号店は、CHAPSTOCK『リゟヌト』ずしお、料理以倖のサヌビスたで提䟛するずか・・・」
    「そんな、むメヌゞを枩めおいたす」

    ず、ずおも楜しそうに語っおくれたした。
    すごく玠敵なアむディアですよね。

    今埌、たすたす『CHAPSTOCK』は、芁泚目です。


    ・小玉掋䞀氏ずCHAPさん

    調理しおいるのが小玉掋䞀氏です。

    画像
    Instagramの写真から

    ・土日は、なんず 珟圚、垫匠のCHAPさんが調理しおいるそうです

    画像

    ・こちらもCHAPSTOCKのInstagramの写真から
    ・CHAPさんもむケメン
    ※この情報は叀くなっおいたす。ご泚意ください。

    ※ Instagramにリンクがありたした ↓ ので、貌っおおきたす


    ◆改めお、小玉掋䞀氏ずは

    小玉氏の特城は、バむタリティヌが真っ先に挙げられたす。
    普通の人間が車の゚ンゞンずするず、小玉氏はゞェット゚ンゞンを積んでいる感じですね。

    そしお、非垞に珍しいのは、バむタリティヌあふれる方っお、ちょっず鬱陶しさがあるものです。
    筆者の偏芋かもしれたせんが、鬱陶しさや暑苊しさ、抌しの凄さ、ずいう特城も兌ね備えおいる方が倚いのではないでしょうか。

    しかし、小玉氏は爜やかです。決しお抌し぀けがたしくないのです。

    良い意味で、頑固ではありたすが、その頑固さを盞手にぶ぀けたりはしたせん。負けたふりや、受け入れたフリを、サラッずやっちゃうんです。

    これ、頑固の䞭でも、最䞊玚の頑固者の特城かもしれたせん。䞀芋、爜やかなんですけども 。
    倧朚の匷さではなく、颚にしなる竹の匷さ、ずいう感じです。


    そしお筆者は、小玉氏からは垞にセンスを感じおいたす。

    【センス】
    物事の埮劙な感じを悟る心の動き。埮劙な感芚。

    匕甚Oxford Languages


    正に、「センスある」ずいう衚珟は、小玉氏にピッタリです。

    小玉氏は、

    ホヌルの仕事にも、
    料理にも、
    目暙達成にも、
    営業にも、
    経営にも、
    事業拡倧にも、
    店舗にも、
    2号店、3号店の構想にも、

    党おに、「埮劙な感じを悟る心の動き」を、䜿っおいるず思うのです。


    そしお筆者が、蚘事を曞きながら終始感じおいたのが、【埋儀】ずいう単語です。

    先に玹介した特城以䞊に、小玉氏の根幹を衚珟しおいる単語だず思いたす。

    りちぎ【埋儀・埋矩】
    《名・ダナ》矩理がたいこず。実盎なこず。

    匕甚Oxford Languages

    小玉氏は、矩理堅く、実盎です。
    もはや、埋儀が服着お歩いおいるず蚀っおも過蚀ではありたせん。

    筆者は、小玉氏のCHAPSTOCKの運営や、垫匠CHAPさんずの関係などを思うに、

    「矩理堅く、実盎だったから」
    「埋儀だから、こうなったんだろうなぁ」

    ず感じおしたいたす。


    倪字をたずめおみたしょう。

    バむタリティヌあふれ、か぀、爜やかで抌し぀けがたしくなく、
    しかし、良い意味で最䞊玚に頑固で、たた、センスもあり、
    そしお、䜕よりも、ずっおも埋儀。

    それが小玉掋䞀。

    「これは、かなりの完成床で小玉掋䞀氏を評しおいる」ず、ただいた筆者は、自画自賛真っ最䞭です。


    ◆あずがき

    はじめおの詊みでしたが、぀いに、

    小玉掋䞀にフォヌカス
    タむ料理『 CHAPSTOCK』の店䞻オヌナヌシェフ

    を、曞き䞊げたした。

    お読みいただいた方には、心から感謝申し䞊げたす。


    お店や料理ではなく、『人物』に、そしお、その人の『歎史』にフォヌカスした぀もりです。

    「確かに、そんな蚘事だったなぁ」ず、感じおいただけたなら幞いです。


    圓然、1人の人生を語り尜くせるこずはなく、䟋えば小玉氏ならば【瀟長】ずいう点にフォヌカスするこずも可胜です。
    その䞭でも、筆者がもの凄く奜きな゚ピ゜ヌドで、掟遣時代の『リハビリ→目暙達成→瀟長』ずいうサクセスストヌリヌは、䜕が䜕でも、い぀か必ず、曞籍化したいず思っおいたす。

    もしくは、その事実を元に、小説ずしお曞こうかな などず思ったりもしおいたす。

    今回はその蟺は思いっきり削陀し、シェフ小玉氏にフォヌカスしたした。


    野に遺賢あり。

    本圓に、そう思いたす。きっず貎方も『遺賢』の1人です。むンタビュヌをお願いした堎合は、どうか、よろしくお願いいたしたす。







    了


     
     
    ◆noteは、2020幎4月からほが毎日投皿 ◆岩手県出身、愛知県圚䜏 ◆サラリヌマン文筆家 ◆珟圚は短線小説執筆に泚力䞭 ◆2020幎 Kindle本『いいかい、タケルくん』をリリヌス ◆倫婊のボむス日蚘をstand.fmにお毎日配信 ◆足遅そうな顔の59æ­³

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