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私を惹きつけてやまない街 ― なぜNY?

    本当のNew Yorkを知る

    なぜNYを留学の地に選んだのかは、
    以前お話しした通り。
    主に、ミーハー的な浅はかな考えからだった。

    テレビでしか見たことのない、
    ネオンに輝く摩天楼。
    世界経済の中心地、NY。
    煌びやかな街を想像していた。

    ところが、私のNYのイメージは、
    住み始めてすぐに木っ端微塵に崩れた。

    ゴミがあふれ返る通りを、
    何事もなかったかのように歩く人々。

    所構わず路上に横たわるホームレス。
    電車の中にゴミがあるのも当たり前だった。(パンデミック以前)

    駅は、なんとも言えない臭いがする。

    「これがNY⁉️」
    そう!
    これがNY!

    恋に落ちたNew York

    なぜ、綺麗好きな私が、
    ゴミだらけのNYに恋してしまったのか。

    それは、
    日本では感じることのできなかったエネルギーだった。

    日々の糧を得るために
    働く移民たちのエネルギー。
    今まで感じたことのない熱量だった。

    縦横無尽にマンハッタンを走り抜け、
    Uber Eatsを運ぶ人々。
    朝早くから
    屋台でコーヒーを売る人たち。

    NYに来て自由を得た人たちの
    笑顔やエネルギーが、
    私をもNYに惹きつけ、幸せにしてくれる。

    Age is just a number!
    「年齢なんて、ただの数字。」
    この言葉を聞いたとき、
    私はなんだか腑に落ちた。

    日本で感じていた息苦しさ。
    年齢で女性をジャッジする男社会。

    ハゲ親父に
    『このババア』なんて言われたときは、
    『お前だってハゲだろうが!』と、
    何度口に出しそうになったことか。」
    ……必死でこらえた。(笑)

    Nobody cares!
    「女のくせに」とか、
    「いい歳して」とか。

    そんな足枷を、NYで暮らしていると、
    まったく感じない。
    だって、髭を生やした男性が、
    素敵なスカートを履いて
    マンハッタンを闊歩している。

    80歳だろうが90歳だろうが関係ない。
    色鮮やかなドレスに、真っ赤なリップ。

    「なんて自由に生きているの!」

    着たいものを着て、自分を表現している人たち。
    その姿に感動したことを、昨日のことのように覚えている。

    素直に人を褒めるって大切なこと

    そして、New Yorkerは、人を幸せにする術を知っている。
    「そのヘアスタイル、素敵ね!」
    「なんて綺麗な肌なの!」

    見ず知らずの通りすがりの人が、
    そんな言葉をかけてくる。
    そんなことを言われたら、
    一日中笑顔でいられるじゃない?

    NYを離れる…離れざるを得ないかも

    文化の違いを楽しめるNY。
    意外と優しいNew Yorkers。
    そんなNYに、私はずっと住みたいと思っていた。

    ……でも、
    その気持ちは少しずつ変わってきている。

    移民政策の変化。
    物価の高騰。
    以前より暮らしづらくなっていることは確かだ。

    自分がせめて50代だったら、
    まだNYにこだわっていたかもしれない。
    でも、
    来月70歳になる無保険の私にとっては、
    NYでの生活は少々タフになってきた。

    それでも
    なぜ私は、こんなにもNYに惹かれたのだろう。
    そして、これから私は、どこへ行くのだろう。



     
     

    NYlife

     
     
    岩手の片田舎から家出して早8年。65歳から始まったカレッジ生活。デジタルアートを勉強し2026年2月卒業。OPTを申請し、デジタルアーティストとしてネットショップを立ち上げる準備をしています。

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