【キャラクター】守るべき純粋へ/イルテン【テンプレート】

【守るべき純粋へ】
名前:
イルテン
ニックネーム:
イルテン(ほとんどの人)、イルちゃん(一部の屋敷の標本)、イルくん(一部の屋敷の標本)
性別:
男性
年齢:
9歳
種族:
人間
性質:
特になし
容貌:
元のボロ着を想像できないほどに、立派な仕立てをされたロリィタの少年装を身にまとっている。モノクロームなカラーリングをしている。
つり目気味の青い目に、栗色の髪をした少年。
職業:
なし
性格:
トラウマによって人格が破綻し、今の目的と信念のためならば手段を選ばない非情な性格になってしまった。冷静かつ打算的で、守るべき存在以外は利用できるかどうかで考える。
素のイルテンは純朴でとても素直で騙されやすく、騙されていたとしてもその人の善良さを信じるほどにお人好し。誰だって良い心を持つんだと笑顔で性善説を語るような子どもだった。
自分が失ってしまった、尊くて美しい"純粋さ"を崇拝しており、その対象である弟を守ろうとしている。嘘をつくのが得意で、弟には作り話を聞かせては純粋さを守ろうとしている。
標本たちを見下しており、自分を汚した張本人たちであるために憎悪に近い感情も抱いている。そのためか、必要な物資をもらったら無力化するようにしている。
自分と似ている標本に対しても同じような気持ちがあり、ときに手を伸ばそうとしてくる男性には容赦なくぶった切っている。彼らには比較的本音を見せやすい。それはイルテンたちを捨てたのが母だったからだろうか。それとも屋敷の構造によるものなのか。
補足:
"快楽の魔女"の屋敷でサバイバルをしながら生活をしている。屋敷は迷路のようになっており、一度快楽に浸かると簡単には抜け出せない。快楽の魔女は、自分の快楽のために快楽を逃さない。蟻地獄のような屋敷にようこそ。
時代:
【滲んだインクが取れるまでは見られないようだ】
守るべき対象:
純粋さ
鍵:
【滲んだインクが取れるまでは見られないようだ】
錠前:
自分を敵だと認識している相手の悲鳴(救いを求める行為)を封じ込む形でかき消せる。
作り話:
ある雨の日、ある成る実のため。
愛のないまま捨てられた僕ら。
貧しい心を巣食う甘い罠。
富んだ心を持っていても浸かされてはしまい。
貧しくなった僕は、富んだ弟を守るべく。
その心がまだ二人の幸せを守ってくれている限り。
僕はどれだけ貧しくなっても構わないから、君はどうかとんだままでいて。
【現時点におけるイルテンの姿見】
貧しい木こり夫婦の子どもたち。行き場を失った僕たちが向かったのは、暗くて灰にまみれた森の奥──魔女のいる森でした。
魔女は世界のすべてを知っていて、神さまが僕たちを見捨てた理由でさえも知っているというのです。その理由を聞いたら、"魔女との出会いを実現させるため"だったそうでした。
暖かな太陽の光が僕らを迎え入れ、僕たちと年齢の変わらない女の子たちが女中として僕らを歓迎してくれました。
しかし、僕らは知ってしまいます。注ぐ光は幻、標本たちは魔女の"ペット"にすぎないのだと……。
だけど、僕らだけは違いました。僕らだけは、魔女の寵愛を受けるがべくに呼ばれたのです。
魔女は毎晩、奇妙な"標本"を僕によこします。
ワインボトルのように体が透明で、体液がワインになった子、腕を入れ替えられる体が箒になった子、きっと魔女に変えられたのでしょう。
そんなふうにして標本を送られ続ける毎日を過ごしていたある日、金魚鉢のように身体中が透明で、魚が体内で生きている標本が送られます。僕はいつものように送り返そうとしたら、標本は僕の純粋さの型に推し潰そうとしました。 この夜に、僕は純粋さを失ってしまったのです。
恐ろしくなった僕は、大切なあの子を連れて屋敷から飛び出そうとします。ところが、外に出たはずが迷路に迷い込んでしまったようで、ところどころ屋敷と繋がっている不思議な構造になっていました。
こうして、僕たちは屋敷から抜け出すために生き延びることとなったのでした。
〈関係〉
:
幼子の弟。ギフテッドであり、絵を描くのが非常に上手い。代わりに言葉が話せないため、絵を通じて会話することがほとんど。
███:
快楽の魔女、またの名を標本箱の魔女と言う。その正体は謎に包まれているが、国に住む者であれば誰しもが聞いたことがある伝承のうち。
一人称:俺、僕 二人称・三人称:君、お姉さん、お兄さん
「やっ、戻ってきたよ。大丈夫、ちゃんと美味しいパンを手に入れてきたからな。ほら、食べな。昨日のスープよりも美味しいぞ?」
「お姉さん、僕と遊ばない? なんでも良いよ? チェスでもする? それともトランプ? ああ、もちろん──これでもいいよ?」
「おねーさん、とってもきれえ……。思わず見惚れちゃった。だっておねーさん、お目目が珍しい赤をしているんだもの。魔物みたいで嫌? そんなことないよ、赤は美味しいものの色だから!」
*このインクがあなたの心に滲んだのなら、"スキ"のひとしずくをこぼしてください。その広がりの手がかりが、殺戮者に染まった少年に一瞬の優しい信頼を見せるでしょう。