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あまのじゃくな子どもへの対応|「どっちにする?」が通じない3歳・4歳・5歳にためしたい声かけ

    「AとB、どっちにする?」

    そう聞いたのに、返ってくるのは「C」。

    これ、あるあるだと思うんですけど、2択で聞くと、なぜか出していないほうを選んでくる。
    うちの子は、本当に必ずと言っていいほどこれです。

    「選ばせるといいよ」は知っていたのに

    元先生として、「子どもには選ばせてあげると動きやすい」という話は、知識としてはよく知っていました。
    「〇〇しなさい」より「AとB、どっちにする?」のほうが、自分で決めた気持ちになれる。

    わかってるのに、我が子には全然通用しない。

    こっちが用意した2つの選択肢を、きれいに無視してくる。

    正直言うと、朝の忙しい時間にこれをやられると、
    「じゃあもうママが決めます!」と言いたくなります。

    そもそも、なんで「それじゃない方」を選ぶの?

    ここからは、元教師としての見方です。

    2択って、大人からすると「選ばせてあげている」つもりなんですが、
    子どもからすると「ママが決めた2つの中から選ばされている」とも言えるんですよね。

    自分で決めたい気持ちが強い時期の子ほど、
    用意された枠から、ちょっとはみ出したくなる。
    あの「C」は、わがままというより、「ぼくが決めたい」の表れなのかもしれません。

    だとしたら、枠を外すのではなく、枠の中に「はみ出す楽しさ」を入れてしまえばいい。
    そこで考えたのが、「1個だけハズレ3択」です。

    作戦:選択肢に、ありえないものを1つだけ混ぜる

    やり方はシンプルです。
    いつもの2択に、絶対に選ばれない「ハズレ」を1つ足すだけ。

    ・着替え「ズボン、右足からはく?左足からはく?それとも、頭からかぶる?」
    ・ごはん「にんじんから食べる?ごはんから食べる?それとも、お皿から食べる?」

    ポイントは2つ。
    ふつうの2つは、どっちを選ばれてもママが困らないものにすること。
    そして、ハズレを思いっきりバカバカしくすること。

    「お皿は食べられへんやん!」とツッコんだ時点で、子どもの気持ちはもう「イヤ」から少し離れています。

    そして、ハズレにツッコんだあとは、残った2つに目が向きやすい。
    「はみ出したい気持ち」は、ハズレへのツッコミでちゃんと満たされる。
    ……というのが、この作戦のねらいです。

    もし「頭からかぶる!」を選んできたら

    もちろん、子どもはこっちの想像を超えてきます。
    「じゃあ、頭から!」と言われることもあると思います。

    そんなときは、乗っかってしまえばいいと思っています。
    「よーし、頭からいってみよう!……あれ?頭、入らないなあ。じゃあ右足から試してみる?」

    大事なのは、ママが勝つことじゃなくて、
    着替えまでの空気を「戦い」から「遊び」にずらすこと。

    それだけで、朝の数分が少し違ってくるかもしれません。

    うまくいかない日も、もちろんある

    とはいえ、眠い朝や、機嫌がとことん悪い日は、何を言っても「イヤ」の日もあります。
    そういう日は、作戦より先に「今日はそういう日やな」とあきらめるのも大事。

    毎回うまくいく方法なんて、たぶんありません。


    でも、引き出しが1つ増えるだけで、「また今日もイライラした」で終わる日が、少しだけ減るかもしれない。

    もし試してみたら、お子さんがどんなハズレにツッコんだか、ぜひ教えてください。

    まなびーママでは、LINEのオープンチャット「まなびーママ」をやっています。

    「今日もイヤイヤで朝から疲れた」
    「この声かけ、うちではこうなった」
    そんな毎日の「困った」や「クスッ」を、気軽に話せる場所です。

    ハズレ選択肢のアイデアも、ぜひオプチャで教えてください。
    みんなのアイデアが集まったら、それ自体が誰かの朝を助ける引き出しになると思っています。

    ▼オープンチャット「まなびーママ」はこちらから

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    元小学校教師ママが運営する「まなびーママ」🌿 担任・音楽専科・支援学級・療育などの経験をもとに、子育ての「困った」を違う角度から見つめます。 先生だったからこそ分かること、我が子だからこそ悩むことを発信中。

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