
「毎日同じ1分間」に起きる値動きのクセを、4年分のデータでしつこく検証してみた
FXで「勝率の高い手法」を探していると、必ずと言っていいほど「アノマリー」という言葉に出会います。
理屈では説明しきれないけれど、なぜかそこだけ繰り返し起きる値動きのクセのことです。
ただ、この手の話には正直、怪しいものがたくさん混ざっています。
たまたま数十回試して成績が良かっただけのものを、さも「必ず起きる法則」であるかのように売っている情報も少なくありません。
私自身、データにもとづいた検証を大切にしてFXの研究を続けてきた立場として、この「たまたま」と「本物」の違いをかなり気にして検証してきました。
今日お話しするのは、ある通貨ペアの、毎日決まったある1分間に起きている、小さいけれど繰り返し確認できる値動きの偏りです。
先にお伝えしておくと、この記事の内容は、数十秒〜1分程度の短い時間でHIGH/LOWを判定するバイナリーオプション(BO)形式の取引と相性の良い形で検証しています。
通常のFXのように、数分〜数時間ポジションを持ち続けるトレードを想定したものではありませんので、その前提でお読みください。
2022年から2026年までの4年分、1,000営業日を超えるデータを使い、
検証期間の前半と後半で結果が変わらないか、
他の通貨ペアでも同じ傾向が出るか、
実際の秒単位の値動き(ティックデータ)でも成立するか、
という3つの角度からしつこく検証しました。

「本物」かどうかをどう見分けたか
こういう検証で一番怖いのは、たまたま偶然にすぎない数字を「発見」だと思い込んでしまうことです。
私も初期のころ何度もハマりました。
そのため今回の検証では、以下のことを必ず確認しています。
検証期間を前半・後半に分けても、同じ方向・同じくらいの強さの偏りが出るか
他の主要な通貨ペアでも、同じ時間帯に似た傾向が出るか
1分足のデータだけでなく、実際の秒単位の値動き(ティックデータ)でも成績が再現するか
3つとも「はい」と言えたものだけを、この記事で紹介しています。
結果を先にお伝えすると、条件を絞らない状態でも57〜59%程度、いくつかの条件を組み合わせると60%台半ばまで、実際の秒単位のデータで勝率を確認できました。
「必ず勝てる」という話ではありません。
10回のうち3〜4回は外れます。
ただ、コイン投げの50%とは明らかに違い、しかも4年間・複数の切り口で繰り返し確認できた偏りだ、ということは自信を持ってお伝えできます。
ここから先の有料エリアでは、この値動きが具体的にいつ・どの通貨ペアで起きているのか、そして勝率をさらに引き上げるための工夫まで、包み隠さずお伝えします。