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続 おにぎりランチで健康散歩⑪ 高輪ゲートウェイとレインボーブリッジを少し 

     高輪ゲートウェイ:

     今日の「午後いち」の仕事は、役所への申請書の提出。
    と言っても、提出先はいつもの新宿ではなく、田町駅から東京湾に向かって歩いて15分ぐらいの、東京都の海岸庁舎。
     
     でも、折角なので、田町駅の隣の、最近出来た高輪ゲートウェイ駅を見ておくことにした。
     
     この駅は、東京オリンピック・パラリンピック2020に間に合うように2020年3月14日に開業した。もっとも、オリンピックは新型コロナの影響で2021年開催になったけれど……。
     
     その開業の頃にも何度か通り過ぎたけれど、仕事の途中で下車できず、のんびり見ることはできなかった。
     まあ、開業からほぼ3年後に来た今日も、時間に余裕があるわけではない。
     とりあえずホームに降り立って、周囲を見回すと、屋根の鉄骨が目立ち、安全・安心感があり、やや無機質な感じがするが、採光を工夫してあり、とても明るい。

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    高輪ゲートウエイ駅

     乗降客は、時間帯によるのだろうけれど、今はそれほど多くはない。
     そう、今、この駅は人が少なく閑散としていて、混雑を避けながら進む必要が無いから、視線が線路や天井に向く余裕があり、硬い鉄骨の印象が残ってしまうのだろう。
     実際、他の駅でも、屋根や天井を見ると、あまり趣があるとは言えないけれど、ホームに人が多く、その間を縫って歩いているから天井を見る余裕はない。
     まあ、自然も、構造物も、人も、年を経て味が出てくるものかも知れない。

     山手線に乗っていると、以前は田町駅と品川駅の間がかなり長く感じたけれど、間にこの駅が出来たおかげで、通勤の人たちは随分楽になったことだろう。
    (この日から数年のうちに、近くに商業施設やビルが建ち、近代的な街になって来ている)
     ともかく、写真を数枚撮って、仕事場に向かう。

     昼休み時間なので、私も海岸庁舎の1Fフロアの隅にあるベンチで「おにぎりランチ」を食べる。まあ、ここでおにぎりを食べてお茶を飲む人は少ないと思うけれど、他の場所を探す余裕もない。
     上の階で、予約時間に書類を提出して、帰り道に向かいながら、ふっと南の方を見ると、空中に大きな弧を描く橋が見えている。

    レインボーブリッジ:

     (そうか、レインボーブリッジが近くにあるのか?)と、気づき立ち寄ることにする。
     ちなみに、このループは海面から50mあまりの高さのブリッジに、ゆりかもめや、一般道路が、ゆるい勾配で上るためのものとのこと。

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    レインボーブリッジへ入るループ橋

     
     途中、港の近くには、その名も「湾岸食堂」があり、昼時なので駐車場に車が数台停まっている。
     そういえば、私の地元の千葉のポートタワーのある港にも、倉庫群の近くに似たような名前の食堂があった気がする。
     駅前によくある「富士食堂」と同様に、港には「湾岸食堂」のチェーン店があるのかも知れない。(帰宅後にネットで見ると、やはり関東で数店あった。)
     
     「ゆりかもめ」などが空中に曲線を描くその下の道路をしばらく歩くと、「レインボーブリッジ遊歩道入り口」の看板が道路を塞ぐように立ててある。

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      今日は遊歩道を散歩する時間は無いので、目の前というか「頭の上を」伸びるレインボーブリッジの足元の公園に足を向ける。

     芝浦ふ頭から向かい側を眺めると、なかなか見られない景色が目に飛び込んでくる。

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    芝浦ふ頭側から見た晴海、豊洲方面

     人の住む「ぬくもり」は感じられない、未来都市の景観といったところか。とは言っても、この景色は現在の物だ。
     似たような印象は、30年ほど前に、砂浜を前にした荒れ地に幕張新都心が出現したときに経験した。
     今は近辺に中高層のマンションを中心にした住宅の、すっきりとしたヨーロッパ風の街が広がり、先にできたビジネス街と少しずつ融合してきている。

     
     ここから見える景色は、海と空の間に、ビル群がサンドイッチされている。
     遥かに見えるビルがどこの区のどこの街に属しているかよくわからない。
     
     右手の奥は浜松町の方向だから、竹芝桟橋、日の出桟橋だろう、その右は、昔見本市への出展でよく通った晴海か、そのまた右は豊洲辺りか、と見ていると橋が着地して、その右(南)側にビルに挟まれた球形が見えるからフジテレビのあるお台場ということになるか。 

     海岸の堤防では、大学生くらいの3人の若者たちが釣りをしている。
     入試シーズンに入り、学校は休みなのだろう。
     いつものように聞く。
    「何が釣れますか?」
    「ハゼです」
    バケツを見ると、小さなハゼが1匹。
    隣の友人のバケツにも1匹。
     東京湾でも、大型船が入る湾奥だから水深もあるのだろう。
     この散歩をしていて、海辺や汽水域の川岸から釣りをしている人に何度も出会ったが、12月でも2月でもハゼは釣れている。
     私の育った田舎では、真冬には池の表面に薄ら氷が張るぐらいだから、魚は底の方でじっとしている。
     寒さもあり、なかなか釣りをしようとは思わなかったけれど、東京湾の外は黒潮も流れ、ハゼが冬眠?するほど冷たくはないのかも知れない。
     そもそも、海の魚は寒い季節、温かい季節、それぞれに活発に釣れる魚がいるから釣り人も楽しめるようだ。

     
     立看があり「ルアー釣りは禁止です。エサ釣りの場合も、ゴミは持ち帰りましょう」と書いてある。
     近くのみなさんのささやかな楽しみの場になっているようだ。
     今日は時間が無くてゆっくり散歩できなかった。
     ここにはこれから何度か足を運ぶことがありそうに感じながら、海と橋と遠景のビル群の写真を何枚か撮り、「ゆりかもめ」の「芝浦ふ頭駅」から次の打ち合わせ場所へ向かった。


    今日の歩数 17,400歩
     
     
     

     
     
    ニュースから感じたことや、自分の経験の中で、少し面白かったことを、お話ししたいと思います。  フランス関係の会社で30年余りサラリーマン。その後独立して15年余り経営コンサルタント。今はフルタイムワークは卒業した1949年生まれの団塊世代です。 (散歩人:まる さと)

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