
いま市役所の食堂がアツいらしい!【佐倉市役所食堂】
世間がパンデミックによる混乱に巻き込まれ出した頃、わたしは6年暮らしたフィリピンを後にして日本へ拠点を移した。
当初は半年ほどでフィリピンへ戻れるだろうとタカを括っていたのだが、どうもこの騒動が終わりが見えない迷宮へと変貌したと悟った時、日本で何かしなければと思い、仕事に就いた。訳あって早朝からスタートする仕事を選んだ。
午前中に仕事を終え、ジムで汗を流し、朝食と昼食を兼ねた食事をとるというのがいつからかルーティンとなった。
そうなると、どこで何を食べるかに考えを巡らすこととなる。朝から外出している中で、一旦帰宅して食事を摂り、また外出するというのはなんとも効率が悪い。かといって、毎日外食というのもお財布に優しくない。
そんな中、「市役所の食堂が安くて美味しいらしい」という噂を耳にした。
佐倉市役所食堂が人気らしい

私の日本での拠点は千葉県佐倉市。この市役所の食堂が人気だという。
はて、役所の食堂といえば学食のようなセルフサービスの食堂にカレーや生姜焼きなどの定番のメニューが並び、役所の職員が主に利用する場所というイメージなのだが・・・
佐倉市のホームページによると、市役所食堂は職員だけでなく一般客に開放されていて、佐倉産の米や味噌、野菜をこだわって使用しているという。さらに、食堂は隣の八千代市にあるフレンチの名店「貝殻亭」のグループによるプロデュースで運営されているという。(そこは佐倉市の店じゃないんだ・・・)
佐倉市役所食堂に行ってみる
早速、その実態を調べるべく佐倉市役所へ向かう。
クルマを走らせること数十分、見慣れた庁舎が現れる。

いくつかのユニットに分かれているように見える独特な外観を持つ庁舎は、日本が世界に誇る偉大なる建築家・黒川紀章の設計だという。
この1971年に完成した古めかしい建物の中に入る。食堂はどうやら地下にあるらしい。

地下へと続く階段はエントランスから右へ進んだ薄暗い一角にある。この怪しげな階段を降りていく。

やたらと天井の低い地下の廊下を進む。よくみると「佐倉市役所食堂」と書かれた幟が壁に掲げられている。

さらに地下の廊下を進むと再び低い天井が現れ、その先へと進む階段が見える。


その奥へと進むと、ようやく食堂の入り口が現れ、店内の明かりが見える。
(よかった、本当にあった!)
豊富なメニューにご飯おかわりし放題!

メニューは食券を現金で購入するスタイルの様子。食堂の入り口にはおすすめのメニューの紹介とともに食券の販売機が設置されている。ちなみに PayPay で決済したい場合は、レジで希望のメニューを口頭で伝えて注文できる。

わたしが訪れた日は、「豚玉丼」が日替わり定食として紹介されていた。しかも、そのお値段が550円って、かなりリーズナブルじゃない!?

わたしはイチオシメニューだという「唐揚げ定食(690円)」をチョイス。
入り口の正面にあるカウンターで食券を渡して、席につく。

食堂の中は先ほどまでの薄暗い廊下とは打って変わって明るくておしゃれな雰囲気。古い建物に後から無理やりリノベをした感は否めないが、居心地の良い雰囲気だ。
しばらくすると呼び出しベルが鳴り、カウンターへ料理を受け取りに行く。

こちらがイチオシメニューの「唐揚げ定食」だ。
ご飯と味噌汁は自分でよそうスタイル。お米は佐倉市の地元産、味噌は佐倉味噌だ。そして、定食のご飯と味噌汁はお代わりし放題というのも大飯食らいの私には嬉しい。

肝心の唐揚げについては、衣わカラッと揚がって中はジューシーという文句のつけようがなく美味。ご飯がすすむ。
これで690円はかなりお得だ。
食材やドーナツも販売

食堂の入り口付近には物販コーナーも設けられており、こだわりのセレクト食材も販売されている。食後に気になる商品を購入して帰るのもいいかもしれない。

金沢のウフフドーナチュもテイクアウトできる。
このように安くて美味しくて地元の食材を使用したメニューが充実した佐倉市役所食堂だが、当然のように市民に人気となっている。ランチタイムは市役所の職員も大勢食べに来るので混雑必死。利用するなら11時30分から12時00分の間か13時00分以降に訪れるのがおすすめだ。
佐倉市近隣にお住まいの方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
佐倉市役所食堂ウェブサイト:https://www.city.sakura.lg.jp/section/shokudo/
営業時間:平日(土日、祝日、年末年始を除く日)
午前11時30分~午後3時(ラストオーダー)
住所:佐倉市海隣寺町97 佐倉市役所内 地下1階
電話番号:043-312-8895