
『水ください』の一言が言えなくて😅😅
『水ください』の一言が言えなくて😅😅
変な店に行ってきた。
麻辣湯(マーラータン)の店だ。
日本にある店なのだが、中国人の店主がやっていた。
店に入ると、店主と娘さんが食事をしていた。
客席で。
普通に。
どうやら、食事中だったようだ。
さて、どうしたものか。
店内を見渡すと、食材がずらりと並んでいる。
どうやらセルフサービスらしい。

ボウルを持ち、トングで好きな具材を入れていく。
野菜、肉、きのこ、練り物。
見たことのない食材もある。




値段は量り売り。
たしか300gで900円くらいだったと思う。
なんだか楽しくなってきた。
麺の種類だけでも10種類位あった🍜
ちぢれ麺を選び
目玉焼きに湯葉、
うずらに牛肉も入れた。
店主と娘さんは、まだ食事をしている。
まあ、いいか。
具材を選び終え、辛さを聞かれた。
僕は辛いものがそれほど得意ではない。
迷わず、一番辛くないものを選んだ。
しばらくすると、麻辣湯が運ばれてきた。
おお。
不思議な見た目をしている😳😳

スープをひと口。
うまい。
もうひと口。
うまい。
そして、
辛い。
……辛いぞ。
一番辛くないやつにしたはずなのに。
でも、美味しい。
辛い。
美味しい。
辛い。
水が欲しい。
ここで、ある問題が発生した。
水がない。
テーブルを見ても、水がない。
セルフサービスの給水機も見当たらない。
店主と娘さんは食事をしている。
「お水ください」
たった六文字。
言えばいいだけだ。
しかし、言えない。
なんだろう。
この、よその家にお邪魔しているような感覚は。
食事中の親子に声をかけてまで、水をもらっていいのだろうか。
いや、いいに決まっている。
ここは飲食店なのだから。
でも、言えない。
仕方がない。
食べよう。
辛い。
美味しい。
辛い。
水が欲しい。
そんなことを繰り返しながら、結局、完食した。
美味しかった。
本当に美味しかった。
ところで、僕はこの店で写真を何枚も撮っている。
もちろん、勝手に撮ったわけではない。
ちゃんと店の人に聞いた。
「写真撮ってもいいですか?」
これは言えた。
なのに、
「お水ください」
これは言えなかった。
考えてみれば不思議な話だ。
写真なんて、撮らなくても困らない。
水は、飲まないと困る。
必要のないことは頼めるのに、必要なことは頼めない。
人間というのは、実に面倒くさい生き物である。
ちなみに、写真はたくさん撮れた。
水は一杯も飲めなかった。
次に行ったら、まず水の頼み方を聞こうと思う。
……たぶん、写真を撮っていいか聞くほうが先になるけど。
今日見るべきnote記事10選に選らんでもらえました😊✨
ありがとうございます🥰