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ボランティアって、健康な人にしかできないの?

    大学生のときに視覚障がい児のためのボランティアに参加したことがある。中学生が中心だったサークル。いざ輪の中に入ってみるとどうしたらいいのか全く分からなかったし、何も話せなくておどおどしていたのを覚えている。

    すると子どもたちは「お姉ちゃん、どこから来たの?」「どんな服を着てるの?」など屈託のない笑顔で、次から次へと質問を投げかけてきて驚いた。あまりに純真無垢な子どもたちの姿を目の当たりにして、わたしは自分がボランティアで来ていることを忘れてしまった。当時あまり元気だと言えなかったわたしのほうが彼らに励まされ、元気をもらった。

    そしてわたしは心のどこかに「ボランティアしてあげている」みたいな上から目線で参加していたんだなと気付かされた。そんな自分の傲慢さに嫌気がさしてしまい、自分の姿勢を正してから改めて参加させていただこうと心に決めたのだった。でもそれ以降は病気に罹ったこともあり、実現はしていない。

    当たり前の話なのだけれど、ボランティアは「~してあげてる」なんて恩を着せるような人が参加する場ではない。「~させていただいている」という気持ちでないと続かない。そして「心身ともに健康」な人でないとなかなかお役には立てないことも感じる。

    では、健康な人でないとボランティアは務まらないのだろうか?

     
     
    生きづらさや日々の小さな違和感を拾い、考えたことを綴っています|双極症・摂食症・社交症などの経験から、生きやすさを一緒に考えたり、読書や詩、日々の楽しみを書いたり|答えを急がず、心にそっと灯りをともせるnoteを目指しています|Kindle『追憶の欠片たち』発売中

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