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夢の田舎暮らし

    「もう起きたの?」

    いつもは6時まで寝ている夫が起きてきた。まだ朝の5時だ。わたしは4時には目が覚めていてひとり手紙を書いていた。

    「また手紙か。本当に好きだね。あの外国の人とは続いてるの?」

    「続いてるよ。一生続けようと思ってるから。あ、朝ごはんは?それともお風呂を先にする?」

    わたしはレターセットを片付けながら時計を見た。まだ5時15分だ。

    「お風呂にしてもらっていい?」

    「ごめん、お風呂沸かすの忘れてたわ。今から沸かそうか?でも今からだと7時になるね」

    うちの風呂は五右衛門風呂だ。薪をくべて焚くから1時間半はかかる。夫はじゃあいいや、と言って台所へ向かって行った。

    片付けたレターセットを寝室に戻そうとしたら、ミケがわたしの足に擦り寄ってきた。

    「ミケおはよう。クロは?」

    ミケを抱き上げると今度はクロが足元に近づいてきてミャア、と鳴いた。

    「じゃあみんな一斉にご飯にしよう」

    そう言ってわたしはミケを降ろし、台所に用意していた味噌汁と白ご飯をよそう。ミケとクロにはキャットフードに煮干しのサービス付き。

    台所にはテーブルがなく居間のコタツを食事用にも使っている。夫がいつの間にか朝の散歩から帰ってきて

    「寒っ!」

    と言いながら手を擦り合わせてコタツに入ってきた。食事の前に仏壇にお供えをしてお参りし、ようやく人間と猫みんなで食事にありつく。この時点でもう6時半だった。

    急いで食事を済ませた夫は、作業着に着替えた。

    「今日は姉ちゃんが来るから。お米と野菜ここに置いとくから持って行ってもらって」

    うちは農家だ。義理の両親が築いてきた仕事を夫が引き継いだ。とはいえ果てしなく広い畑は荒地になっているし、田んぼしか今は使っていない。昔はカルビーへじゃがいもを卸していたくらいじゃがいももさつまいもも収穫していたという。

    夫がじゃあ、と言って出ていった。わたしはミケとクロとお留守番だ。まずはコタツで暖を取り番犬のシロを家の中に入れてあげよう。今日も何も予定はないけど、ごく平和な一日が送れそうな予感がする。



    このストーリーはわたしの妄想です(笑) でも本当に夫が定年退職したら義理の実家に移住する予定なんです。だから夢とは少し違ってくるかもしれません。

    でも犬と猫を飼うことは紛れもなくわたしの夢です。1度だけ犬を飼ったことはあるのですが、育てきれず里子に出してしまいました。そんな経緯もありどうしても犬猫を飼いたいんです。

    そのためなら(?)義理の実家もある程度は我慢!大変なのは夫のほうでわたしは免許を持っていないので何もかも夫任せです。隣には家がありません!!(笑) 裏は山で門を出るとすぐ道路が広がっていて隣の家を探すなら車が要ります。

    五右衛門風呂も本当の話でめちゃくちゃ温まって冷えにくいです。五右衛門風呂!ってパワーワードですよね(笑)滅多に聞く言葉じゃないですし。わたしも貴重な経験をさせてもらったと思ってます。

    そしてもうひとつ夢があります。それはZINEを作ること。何かテーマを決めて作りたいんです。大変なのは百も承知ですが。それは田舎に行くまでのあと10年以内に。(十分時間はある)



    今日の記事は書く部の企画参加記事でした。

    #みんなで書く部

     
     
    生きづらさや日々の小さな違和感を拾い、考えたことを綴っています|双極症・摂食症・社交症などの経験から、生きやすさを一緒に考えたり、読書や詩、日々の楽しみを書いたり|答えを急がず、心にそっと灯りをともせるnoteを目指しています|Kindle『追憶の欠片たち』発売中

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