
2001年 クマ騒動 ②
農場から数キロメートルの地点でクマを目撃した
常に山奥から見られている
そんな不安はありましたが
クマの方が、人間と出くわすことのないように距離をとっている感はありました
その距離をクマが縮め始めた
人間の生活圏にクマが出没した
そんな出来事が発生しました
農場で作ったデントコーンの畑の中に
ミステリーサークルのようなものが発見されました
熊に巣を作られました
デントコーンは喰い荒らされ
被害が拡大する前に追い出そうと
トラクターを走らせたのですが
クマは逃げ出さず
威嚇しようとする人間を
あざ笑うかのごとく
農作業小屋の玄関前に
クマが居座るようになりました
今までに見ない行動パターンが発生していました
出会い頭でもない限り、クマは人間を襲わない
そんな暗黙のルールが、次第に消えていく、そんな不安に駆られました。
ツキノワグマが死骸を食べる?
ある日、ショベルカーで上から土をかけた200kg以上ある豚の死骸が
土から掘り起こされて引きずり出されて喰い荒らされる事件が発生しました
「こんなことをされたことはない、野犬じゃないのか?」
「野犬じゃこんなに引きずり出せないよ」
「ツキノワグマが家畜の肉食らうなんて、聞いたことないぞ」
「今までにないこと」その、先入観から、誰もが信じられない気持ちでした。
対策として、農場周辺に電気柵が張り巡らされました。
自分の体験はここまでです
山奥の農場の勤務を終えて
別の農場の勤務になりました
5年後、その農場を再び訪ねた時、更なる獣害事件が発生していました。