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Photo bytarohanamana

大人になっても友達はできる−挨拶すればもう兄弟

    「大人になると新しい友達ってできないよね」という話をよくする。
    会社の同僚とかママ友パパ友はいるけど、友達かと訊かれると疑問。
    ママ友パパ友は「友」って付くんだから友達なんじゃないかとも思うけど、友だちって感じではないんだよなあ、っていう感覚は分かってもらえると思う。

    まあ、大人になってから友達ができないと困るのかといえば、別にそうでもないかもしれない。
    でもやっぱり困るのが、就職してから引っ越しをするケース。
    学生時代であれば、なんだかんだクラスメートとか部活から友達になるルートが存在していて、意識してなくても友達ができたりする。
    新卒のときはギリギリで、同期から友達になることはあるけど、そこから転勤したり転職したら、不思議なことに友達になるきっかけが消滅する。

    職場と自宅の往復の日々を過ごしてしまうとドツボにハマってしまい、会社の同僚以外は永遠に知り合いすらできなくなる。
    しかも、地元から離れてしまったら、学生時代の友人とも疎遠になってしまい、友達ゼロにまっしぐら。

    そんなときに引っかかりやすいのが、マルチ商法を含む怪しい集会。
    彼ら彼女らはどこにでも生息している。
    SNS、マッチングアプリ、その辺の街中などなど。
    実は知らずに何度かついて行ったことがある。

    あるときは婚活パーティの参加者に紛れていたし、あるときはごく普通の社会人サークルとか読書会に紛れていた。
    ついていくと、謎のカフェバーみたいなところで立食形式のパーティ(笑)に参加することになったり、貸し会議室みたいなところで「金持ち父さん貧乏父さん」を読まされたりした。

    一度、高級そうなタワマンのロビーに連れて行かれて、よく知らない”すごい人"に引き合わされて延々と話を聞かされた。
    どうやらその高級マンションに住んでいる人という設定だったらしい。

    やたらと解像度の高い話が長くなったけど、「友達がほしいな」と思ったときは気をつけようねということだ。
    友達というのは、友達になろうとしてなるものじゃなくて、いつのまにかそういう関係になってるものだ。
    だから、肩肘張らずにいろんな場所に顔を出して、いろんな人と会ってみるのがいいと思う。

    もしくは、こんな考え方もあるかもしれない。
    ある歌に「一度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟で」という歌詞がある。
    この歌詞の通りであれば、この世に友だちっていっぱいいるんじゃないだろうか。
    道ですれ違っただけの人は省くとしても、挨拶する関係だったら間違いなく友達、何なら兄弟かもしれない。

    そう考えれば、社会人になって友達ができないことに焦らなくてもいい。
    そのうち何とかなるだろうの精神で、のんびり過ごそう。

     
     
    悲惨なニュースに心が動かない自分、QRコード注文にイラつく自分——なんでもない日常に潜む違和感を言葉にしてきました。 ✒️ エッセイ:社会と日常のあいだの違和感を考察 📒 文具:ノートとペンの活用試行錯誤 一児の父。疲れた夜にふらっと立ち寄れる読み物を届けています。

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