
恩師からのメッセージで、思い出した言葉
過去に自分が綴った言葉に励まされたことはありませんか?
久しぶりに Facebook を開くと、大学時代の恩師である品山さんからメッセージが届いていた。

安直な動機で飛び込んだ講座
品山さんは、課外授業で参加していた「ベンチャービジネスプラン作成講座」の講師。
講座へ参加した動機は、正直に言えば安直なものだった。
• 部活を休みたい(関西一部リーグの体育会系で、週 5 で練習があった)
• コンテストの賞金が欲しい
• なんかおもしろそう
思い返せば、不純かつ曖昧な動機で飛び込んだ環境だった。
恵まれすぎた環境
そんな気持ちで飛び込んだ先は、驚くほど恵まれた環境だった。
まだリモートという概念もない頃。
先頭に立って会社を動かしている社長の方々が、毎週片道1時間以上かけて大学まで来てくださった。
そして、1on1で事業計画書を壁打ちしていただき、収支計画については、公認会計士の香川さんからアドバイスをいただいた。
一大学生のプランと真剣に向き合ってくださる姿勢が本当にかっこよくて、心からワクワクした。
徐々にプランが固まってきた頃——
「アパレルのプランを発表するって聞いたから、審査員にアーバンリサーチの竹村社長を呼んだよ。」
と、サラッと言われたときは震えた。
大人になって気づいた、あの日の貴重さ
大人になった今、何人もの社長の方々の時間をいただき、直接フィードバックを貰える環境の貴重さを実感する。
社会人になって、まずそんな機会はない。
自信をなくしたときの、自分への問いかけ
自信をなくしたり、奮い立ちたいときは品山さんの言葉を探しに行く。
「今の私は大学時代の自分を越えられているか」
そう聞いている。
あの頃「こんな風になりたい」と心から思える、憧れの方々に出逢えたことに心から感謝している。
ずっと人前で話すことが苦手だと思っていた私に
「プレゼンの才能がある」
と言っていただいた。
単純な私は、伝える事がどんどん楽しくなり、コンテストでは2位を受賞した。
憧れの竹村社長から「ぜひ実現させてほしいプラン」と講評もいただいた。
社会人になってからもプレゼンへの熱意は高まり、社内の発表会で最優秀賞をいただけるほどの成果を挙げた。
(支社初の最優秀賞で、支社ビルのエントランスに賞状が飾られた)
その後は憧れだった本社へ異動し、何百人もの前で講師を務めるようになった。
今でも人前に立つことは緊張するけど、伝えることは心から楽しくて、観光大使やテレビ出演、司会に挑戦する機会もいただいた。
過去の私が知ったら、驚くことばかりだ。
学生時代、まわりに流されやすく、将来の夢もなかった。
自分の選択に自信が持てず、大学も先生に勧められるまま法学部を選んだ。
日々の授業も惰性で受けていたように感じる。
そんな中で尊敬できる大人の方々と一緒に、自分の理想を詰め込んだビジネスプランを描くことは、もっとも夢中になって取り組める時間だった。
人との出逢いが、人生を変えることを実感した。
「周りを巻き込む」ということ
品山さんからいただいた言葉——「周りを巻き込む」。
私は「ガンガンいこうぜ」と先頭を突っ走っていく、優秀なプレーヤータイプではない。
人よりペースも遅いし、飛び抜けて頭も良くない。
普段もまわりの方に助けられてばかりだ。
人の 3 倍行動して、やっと平均になれる。
それでも、自分が想像する以上の現実を叶えてきた。
“量は質に変わる”
あの日の恩師の言葉が、今の私を動かしている。
▼品山さんの講座を受けた元学生たちが主催する品山塾📝