
【詩のようなもの】一心不乱に飲む、あなた。
生後9ヶ月のあなた。
哺乳瓶を両手でギュッと握り締めて
一心不乱にミルクを飲んでいる。
3日間飲まず食わずだったのですか?
いや、そんなことは決してありません。
さきほど離乳食をぺろりと平らげたばかり。
ロンパースの下、お腹はパンパン。
「苦しくないの?」 そう尋ねる。
あなたは、こちらを見つめながら
ただ一心不乱にミルクを飲み続けている。
まるで、まだ言葉を話せないあなたが
「心配いらないよ、ママ。ミルクは別腹だもん。」
と言っているかのよう。
ミルク卒業は まだまだ先だね。
でも その日は いつか必ず訪れる。
やがてあなたは哺乳瓶を手放すでしょう。
そして私は後悔するのです。
一心不乱にミルクを飲むあなたを
もっともっと見ていたかった、と。
かわいい かわいい その姿。
しっかりこの目に焼き付けよう。
一心不乱に焼き付けよう。