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画面を閉じたあとに残るもの

    土日のお休み、みんなはどんなふうに
    過ごしているんだろう。


    友達と出かけたり、買い物を楽しんだり。
    カフェでゆっくりしたり、
    好きなことに時間を使ったりかな…。



    SNSを開けば、楽しそうな休日の写真が
    やわらかな光をまとって流れてくる。




    もちろん誰かの楽しそうな姿を見るのが
    嫌なわけじゃない。



    ただ、何気なく眺めているだけなのに
    自分とは違う毎日がまぶしくて、
    胸の奥がふっと小さくなることがある。




    「みんな、充実した休日を過ごしているんだなあ」



    そう思いながら  そっとスマホを閉じる。




    わたしの休日はというと、
    特別な予定もなく、
    家で過ごすことが多い気がする。



    目覚ましを気にせず眠って、
    起きたらスマホを眺めて、
    たまにお菓子を作ったりして、


    気づけば、もうお昼。



    「今日は、なにをしていたんだろう」


    なんて、ひとりで笑ってしまう日もある。
    せっかくの休日なのだから
    どこかへ出かけたほうがいいのかな。



    なにか有意義なことをしたほうがいいのかな。
    そんなふうに思う日もあるけれど、
    休日くらい、自分のペースで流れていたい。


    疲れた身体を休ませること。


    好きな音楽に耳を澄ますこと。


    おいしいものを味わうこと。


    誰かの目には何気ない1日でも、
    わたしにとっては
    ほっとひと息つける



    あたたかい毛布みたいな時間。




    もちろん、出かける休日も好き。


    秋の空を見上げたり、


    季節の花に会いに行ったり。



    いつもと違う景色に出会うと、
    心の窓が少しだけ開いて、風が通っていく。


    でも、家でゆっくり過ごす休日も、
    同じくらい大切にしたい。


    SNSに載せるような出来事がなくてもいい。
    誰かに見せるための休日じゃなくてもいい。



    毎日がんばっているのだから、
    休日まで背筋を伸ばしすぎなくていい。




    予定がいっぱいの日もあれば、
    まっしろな日もある。
    どちらが正解ということもなくて、



    そのときの自分が心地よくいられたなら、
    それで十分なのだとわたしは思う。


    画面の向こうのきらきらした毎日と、
    自分の日常を比べすぎなくていい。


    何気ない休日も、なにもしなかった休日も、
    ちゃんとわたしの暮らしの一部になっている。


    今日もあしたもわたしは、
    わたしのペースで、ゆるやかに。

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    カメラ / 食 / 自然が好き`✦ ˑ ִֶ 𓂃⊹ 繊細な女が完成しない人生の途中で、 拾った言葉を綴っていきます。 日々の記録と、小さな気づきを。

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