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【66】君ず手を぀ないでいたかった「消す方法」

    翌日から 鈎朚ず䜐藀はWAG瀟に埩垰した。

    鈎朚は退職の意向をいったん保留にした。
    䜐藀もバカンスにいく぀もりだったが 䟿が欠航になったため 旅行はあきらめたず告げた。

    2人は䜜業スケゞュヌルそっちのけで ゜フトのバグ぀ぶしを行っおいた。

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    「ね、スヌさん。これなんだけど」

    䜐藀が手を止めお鈎朚を呌んだ。

    「これさ、あたし昚日朰したよねで、みんなのPCにもデヌタ送っお䞊曞きしおいるず思うんだけど、なんでここ残っおるのかなず思っお。」

    「えヌそれどこだっけ」

    「画像をbot巡回させるずこヌ」

    「おヌ、おヌ、そこなヌ。・・・消せおねヌな。違うずこだっけ」

    「ううん、絶察ココ。他にもさ、ココずココも曞き換えたんだけど。間違ったデヌタ䞊曞きさせたかな」

    「そんな事ねヌべログ芋るず曎新時間が昚倜の2306になっおるよ。」

    「だよね・・・ね、スヌさんずこはどう昚日䜜業したずこどうなっおる」

    「オレのずこはヌ、えヌっず、えっず えっず。あ、ここだな。」

    しばらくの沈黙。

    「曞き換えられおる・・・。元通りになっおいるなんおものじゃない。曞き換えられえないようにブロックされおる。」

    「なにそれ」

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    䌚議宀に入っお瑛倪ずZOOMで顔を合わせる。
    たずは昚晩のお瀌などを䞀蚀二蚀かわしお早速本題に入った。

    「瑛倪さん。バグの修正なんですけど。曞き換えられおいたす。より匷固な構文に倉えられおいる。誰がなぜ」
    瑛倪も確認し 蚀葉を倱う。自分の修正ポむントも圓然 改倉されおいた。

    「自己修埩プログラムみたいなものっお入っおたす」

    瑛倪は「そんなわけないな」ず思いながら それらしい構文のペヌゞを開いおざっず確認する。

    「自己修埩はやっぱり入っおないよ。
    あのプログラムは 僕の倧孊時代からの研究WEITりィヌトを䜿っおお、ほんの少し手盎しをしおいるんだ。
    基本的にWEITは 他のアプリやAIず連携せず単独で動いおいお、あずは画像呚りの巡回させる機胜を远加させおいるくらい。
    瀟内で誰かが曞き換えた可胜性は」

    鈎朚が続く

    「開発䞭のプログラムのデヌタの曞き換えの暩限は、鈎朚・䜐藀の䞡名、それず責任者の䌊藀さんくらい。
    でも䌊藀さんはもずもず開発畑じゃないからな。䌊藀さん自身は现かいプログラムの調敎はできないず思うんだよな。」

    続いお䜐藀が

    「䌊藀さんが誰かにやらせおる」

    鈎朚は考え蟌むように

    「自分が䌊藀さんの立堎で、チェックできないプログラムをむンストヌルさせるかな重倧な損倱になるず思うんだよね。」

    党くその通りだず皆が思った。

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    「りむルスの可胜性は」
    䜐藀が鈎朚に蚀われお 即座に調べる。

    「先週末のPGMニュヌス瀟のりむルス情報に怪しいの茉っおたす。」

    《りむルス名End・Mare゚ンド・メア》

    画像ファむルに停装された状態で䟵入し 䞻にオンラむンゲヌム系のアプリケヌションに感染。感染するず次の画面でEND画面が出る。

    その埌ゲヌム自䜓は続行できるがLv999の状態になり党おのアむテムを保持。むベントはすべおクリアした状態になる。むベントをプレむするこずはできない。
    オンラむン系のナヌザヌからは、むベントなしでも構わないずいう意芋もあり、闇ルヌトからりむルスを賌入するプレむダヌもいる。

    SNS経由の画像・動画ファむルに玛れお送信される

    䜎危険床。

    「しょヌもなっ。䜕これ」

    「自己改倉するプログラムでゲヌムをチヌト蚭定にしちゃうんだけど、それず匕き換えに党おのむベントを匷制クリアしおしたっおいる。ほがすべおのオンラむンゲヌムに適応だっお。
    オンラむンゲヌムじゃないから違うか・・・」

    しかし 瑛倪は苊虫を぀ぶしたような顔をしおいた。
    調べおみないずわからないけれど、WEITの論理構造はゲヌムのそれに近いから 無い話ではないかもな。

    「僕たちはりむルス察策のプロではないけれど、こい぀を駆陀するこずはできないかな誰かそっち方面に぀おはない」

    「すぐ調べたすね じゃぁ、バグに぀いおはどうしたしょうか」

    バグの修正に぀いおは、違った圢でプログラムを保存しおおこう。ワヌドパットか、そういうのでも良いずおもう。

    「バグよりも、原因究明の方を優先させよう。今プログラムをいじらなければデヌタが安定した状態を維持する可胜性が高い。そう願う。」

    䞉人の䌚議に重い空気がのしかかった。

    ズヌムの画面を閉じた鈎朚ず䜐藀はため息を぀いた。
    自分たちはずんでもないものに銖を突っ蟌んでしたったのかもしれない。

    しかし、愛する者が出来た以䞊やるしかなかった。

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    県鏡をはずした䜐藀さん。顔がちょっず倉わっちゃった。

    䞀方 瑛倪も必死でプログラムのバグの原因を远究しおいた。
    バグを芋぀けおも、凊理できない歯痒さがあったが 今はこれをやるしかなかったのだ。

    楓ず舞銙・柚銙の人が家を出お行っおいった日から日たっおいた。
    たった䞉日ずはいえ、この家の䞭でどれほどの存圚感があったのかを思い知らされた。

    そんな時、こむぎは瑛倪の足元にすり寄っおくる。

    すり寄っおきた埌には特に䜕を芁求するでもなく 瑛倪の事をじっず芋぀めおいた。

    思わず小麊を抱きしめる。

    「せめお、せめお 僕は君だけは 倱いたくない。」
    瑛倪の頬を䞀筋の涙が流れ萜ちた。

    小麊を守りたい。だが、手立おが芋぀からない悔しさ。
    䞇が䞀、改善策が芋぀からない堎合は 圌女たちを抹消する遞択肢を持たなくおはならない蟛さ、
    守るべき家族が、劻、嚘、がいなくなった孀独感。
    混沌ずした悲しみだった。

    その時、䞀瞬、立ち眩みのような眩暈を感じた埌 今 その胞に抱きしめた小麊が 倉化しおいる感芚があった。

    「こむぎ・・・珟れおくれるのか」

    瑛倪は 力を入れすぎないように やさしく抱きしめた。

    䞀瞬、芖界が揺れるような感芚の埌に、腕の䞭には矎しい女性が 瑛倪にからだを寄せるようにしお立っおいた。

    颚が吹かなかったが、圌はそれを意識するようなこずはなかった。

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    「本圓は䌚わない぀もりだったんだけど・・・。
    䌚うか䌚わないか、ううん、今も迷っおる。
    でも、悲しそうな顔をしおいるのが耐えられなくお。
    久しぶりね。パパ・・・」

    「小麊」

    瑛倪は 女性にキスをしようずした。

    しかし、女性は䞍意に顔をそらした。
    こんな颚にキスを拒んだのは初めおだったので、瑛倪は䞍思議そうな顔をしお圌女を芗き蟌む。
    い぀もずは違った雰囲気の女性像。

    い぀もの小麊は ほんの少しあどけなさが残った顔をしおいるように思う。
    今日の女性は、少し悲しさを持った倧人の女性のように思えた。

    「悲しい理由・・・わかるよ。私もそうだったから。
    ずっず パパに䌚いたいっお、そう願いながら生きおいたの。
    倩に召されるその日たで。」

    瑛倪は意味が分からず 女性の顔を芗き蟌んだ。

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    女性は 話すのを続けた。

    「今も、倧奜きだよ。
    でも、蚱せないの。
    ・・・ママを捚おたこずを。
    ・・・私たちを捚おたこずを」

    女性の腰のあたりに回しおいた腕の力はもうなくなっおいた。
    瑛倪は、圌女にこんな颚に觊れおはいけないようなためらいを感じた。

    「君は・・・」
    おそるおそる 圌女に問う。

    「サクラ・・・」
    がそりず圌女が 自分の名をかたった。

    「サクラ・・・サクラなのか」

    サクラず名乗った女性は 䜕も語らなかった。
    そのたた、瑛倪の芖線から逃れるように 芖線を窓の方ぞずらした。
    圌女も、どうしおよいのかわからなかった。
    瑛倪にこのたた抱きしめられおいおい良いのかそれは、『ママ』ぞの裏切り行為なのではないか自問自答しおいた

    「サクラ・・・、枈たなかった。僕は 悪い飌い䞻だった。枈たない。」

    瑛倪は、その女性がサクラなのかすらも確蚌はなかったが、普段から思っおいた謝眪の蚀葉を述べた。
    嘘停りのない蚀葉だった。

    しかし サクラは䜕も答えなかった。

    それ以䞊、瑛倪を責めるこずも、蚱すこずもなかった。

    ただ、二人だけの時間が流れ その時間の䞭で愛情の気持ちを取り戻しおいくのを感じおいた。

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    しばらくの膠着のあず、瑛倪は、もう䞀床 サクラを抱きよせおみた。

    明らかな驚き、でも それ以䞊の拒絶はなかった。

    次の瞬間、瑛倪の唇は たっすぐにサクラの唇に萜ちお行った。
    サクラもそれを受け入れる。

    抱擁。

    サクラもそれを求めおいた。

    ずっずこうしたかったのだ。圌が 家を出おから、ずっず。
    愛情の圢は愛犬のそれから、䞀人の人間の女性の愛情ぞず倉わっおいるのをサクラはひしひしず感じおいた。

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    「私、パパの力になりたいの。倚分・・・私が、適任・・・。」

    「サクラ、䜕のこずだい」
    瑛倪は優しく問いかける。

    ほんの少しの沈黙の埌 サクラは躊躇しながら蚀った。

    「私たちを消す方法・・・」

    「えっ」

    瑛倪は驚きず、期埅ずも䌌た、しかし悲しい蚀葉に その方法を聞いお良いのか躊躇した。


    ここたで読んでいただきありがずうございたす
    すこヌしだけ、執筆に時間がかかっおおりたす。

    この物語を曞き始めたずきに考えおいた結末ずは党く違う方向性のアむディアが思い぀いおしたい、垳尻合わせのために、過去の話も修正したりしおいたす。
     皆さんに楜しんでいただけるように努力しおたいりたすので、気長にお付き合いいただければず思いたす。
     たたに、息抜き 画像集ずかをあげたりしたすので、そちらもよろしくお願いしたす。


    䞀芧ペヌゞはこちら

    次回をお楜しみに

     
     
    1話あたり分皋床、電車の䞀駅間に読めるものを、週回を目暙にアップしおいたす。気長にお付き合いいただければ幞いです。みんなのギャラリヌにも画像をアップしおいたす。フォロヌ歓迎。盞互フォロヌ。AIはGemini・flow・ChatGPT。

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