
【即レスをやめた日から、僕の評価は一度も下がらなかった】返信の速さで信頼を買っていた人間が、実際に差し出していたもの
通知が鳴ると、手が止まります。
書きかけの処理を頭の中に保持したまま、画面を切り替えて、内容を読んで、返す。
これを一日に何度もやっていました。
自分では、これを仕事の速さだと思っていました。
実際、相手からは「返事が早くて助かる」と何度も言われました。
言われるたびに、この習慣は正しいと確認されていく。
止まったのは、ある日、夕方に自分の作業を振り返ったときです。
その日、僕は一日中忙しかった。
夜になって、何が進んだかを数えたら、ほとんど何も進んでいませんでした。
その日の僕は、他人の一日を進めるために、自分の一日を全部使っていました。
返信の一件一件は、数分です。
問題は、返信そのものにかかった時間ではありませんでした。
問題は、返信のあとに、元の作業へ戻るまでにかかっていた時間のほうでした。