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Photo bytender_gnu736

ここから始まる夢たちへ


    私には夢がある
    どこまでもどこまでも
    世界の続く限り、あなたと二人で探してみたい夢が

    ここから始まる/みなづきみのり


    私には、おっきい夢もちっちゃい夢も、穏やかな夢も激しい夢もある。毎日昼寝したいとか。のんびり暮らしたいとか。ほわんほわんした柔らかい夢だ。やわやわな夢を頭に描いているときは、心もゆるっとして、今の私の周りにはお花が咲いているんだろうな。

    その一方で、舞台に立って堂々と歌いたい。感情を表出したい。「舞台で歌っていうことは闘いなんです!」という強いセリフがあるように、あの場所は私であり、私でなくなる熱い場所。そこにいる私はいつもキラキラと輝いているんだろうな。

    どちらの私も私であって。叶えたいことはたくさんあって。願いごとを指折り数えるたびに笑ってしまうのだ。あぁ、なんて欲張りなんだろう、と。

    そんな私が1年後の私に望むこと。
    表現者として、人間として成熟すること。
    まだまだ他者に頼れない部分が多いし、やる人がいないと仕事引き受けがちだし、自信がなくて発言できない時もある。それが悪いことではない。でも、ちょっぴり損するかもね?
    だから、力を抜いて、息をして、まわりを頼って。世界は優しいはずだから。
    自分の中が成熟することは、感性が成熟すること。表現にも直結する。引き出しが増えていく。もっともっと、いろんなことを吸収して深めていこうね。

    吸収して彩り豊かになった感性を支えるのは、技術。こちらも疎かにしないこと。筋トレやブレス、発声練習。しっかりと土台をつくる。すべては、健やかな表現をするために。

    なぁんて、つらつらと書いたけど、多分私はわかっている。そうなることを。大丈夫だって、なんの心配もいらないと知っている。今を存分に楽しむ。ただ、それだけなんだ。



    聞こえる、昨日の声が
    見える、明日の空が
    私たちはいまここから歩き始めるのだ
    ここから始まる

    ここから始まる/みなづきみのり



     
     

    ゆづ

     
     
    第3回灯火杯みくまゆ絶賛賞 本業:音楽家、副業:会社員。合唱と読書、野球。そして、人を愛する作家兼エッセイスト。 望海風斗への偏愛から熱き中日ドラゴンズ魂まで、琴線に触れたことを綴っています。

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