
#106 「自分のせい」と抱え込んでしまうあなたへ。景色を少し変えてみる選択肢
仕事がつらいとき、目の前の状況を変えようとして、必死になってしまうことがあります。
「どうすれば、この上司とうまくやれるんだろう」
「どうすれば、もっと評価してもらえるんだろう」
「自分が変われば、うまくいくのかな」
私自身も、仕事で苦しかった頃は、そんなことばかり考えていました。
でも、少し距離を置いて考えてみると、同じ状況でも、見方を変えるだけで違うものが見えてくることがあります。
例えば、
「この職場で認めてもらわなければいけない」
と思っていたものが、
「ここで自分ができることは何だろう」
と考えられるようになる。
「辞めるか、我慢するか」
の二択だと思っていたものが、
「休む」「相談する」「異動する」「働き方を変える」
という選択肢にも目を向けられるようになる。
状況そのものが、すぐに変わったわけではありません。
自分の見方が少し変わっただけです。
でも、それだけで「自分には何もできない」という感覚が、少しずつ変わっていくことがあります。
もちろん、考え方を変えればすべて解決するわけではありません。
パワハラのように、自分一人の努力では変えられない問題もあります。
だからこそ、何でも「自分の考え方次第」と考える必要はないと思います。
ただ、苦しい状況の中では、目の前の一つの問題が、まるで自分の人生のすべてのように感じてしまうことがあります。
そんなときは、一度立ち止まって、
「本当に、この道しかないのかな?」
と問いかけてみる。
すぐに答えが出なくてもいい。
誰かに話してみることでも、少し離れてみることでもいい。
見方が変われば、今まで見えていなかった道が見えてくることがあります。
そして、その道を選ぶかどうかは、自分で決めればいい。
未来を変えるために、必ずしも大きな行動が必要なわけではありません。
まずは、見ている景色を少し変えてみる。
そこから、新しい選択肢が見つかることもあるのだと思います。
もう一人で抱え込まなくて大丈夫です。まずは自分の頭の中を優しく整理して、これからのキャリアの軸を一緒に見つけ直してみませんか?