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#かとみろく、本当の友人になるために

    ※こちらは全文無料で読める記事です。

    10/10(土)、埼玉朝鮮初中級学校・幼稚部の公開授業見学・交流会に参加してきました。

    私が朝鮮学校についてほとんど何も知らなかったにも関わらず、あたたかく迎えてくっださった学校関係者・運営の皆さんに心から感謝します。
    授業見学や講演を通して、朝鮮学校への根深い差別を学ぶことができました。改めて、官製ヘイト(公的機関・政府による差別)を絶対に終わらせ、差別のない社会を作りたいと思った1日でした。

    全体の感想については拙いながらもYouTube #かとみろく TV vol.006 の後半でお話ししましたので、そちらをご覧いただければと思います。(20分30秒ごろから)


    ここに、自分のために書き残しておきたいことがあります。
    授業見学の後、一橋大学の田中宏名誉教授による特別講演がありました。始めに田中教授が自身の出発点としていくつかのエピソードをお話になったのですが、そのうちの一つは以下のような内容でした。

    1963年、千円紙幣に伊藤博文の肖像画が採用されたことについて、マラヤ華人(マレーシア(旧英領マラヤ)に居住する、中国をルーツとする住民)の留学生が当時青年であった田中先生にこう言ったそうです。「戦後日本は生まれ変わったはずだ。それなのになぜ、毎日使う紙幣の絵柄に朝鮮人の恨みを買って撃たれた人の肖像画を採用するのだ、残酷だ」と。

    ハッとしました。同時にとても恥ずかしくなりました。私も若き田中先生同様、この残酷さに今まで気づかなかったのです。
    渋沢栄一の肖像画が一万円紙幣に採用されると決まった際のは2019年です。渋沢栄一は朝鮮半島の金融支配の代名詞のような存在であり、当時それを疑問視する声があったことも覚えています。

    しかし、当時の私は社会問題にほとんど関心がなく、「そう考える人もいるのか」と思っただけでした。そしてそのまま、今日に至るまで、ぼんやりと一万円札を使ってきました。
    福沢諭吉も侵略戦争を肯定していましたから、日本はずっと「残酷な紙幣」を使い、使わせているのだと言えます。


    20年前、ソウルに旅行中「アン・ジュングン(安重根)義士記念館」を訪れたことがありました。「私たちが日本人と分かると、入場させてもらえないのでは?」などと勝手に不安になりながら恐る恐る入り口をくぐったのですが、チケット売り場の方や案内の方が満面の笑みで私たちを出迎えてくれました。

    でも、その時はそれで安心して、「ああよかった、きっと韓国の人とも仲良くなれる」で、私の勉強は終わってしまったのです。彼らの笑みの意味をもっと考え、知るべきでした。

    そういえば、ベトナム戦争博物館を見に行った際に、米国人の団体観光客が歓迎されていたのを見たことがありました。
    原爆資料館に米国から観光客が訪れてくれるのは私もとても嬉しく感じます。
    なぜ嬉しいと感じるのでしょうか。
    それは、過去にきちんと向き合うことで、ともに平和を目指す本当の友人になれるからだと思います。

    翻って、私たち日本人がきちんと過去に向き合っていかないことには、世界の人々とともに平和を目指す資格を持ち得ないとも言えるのではないでしょうか。
    日本国内において、過去の侵略戦争へ向き合う姿勢は圧倒的に足りません。


    先日、2023年の動画がX(旧ツイッター)で流れてきました。

    #朝鮮学校 への #高校無償化 適用求め、生徒ら「金曜行動」500回
    記事はこちら→https://t.co/Om01I1DDCe pic.twitter.com/49IG00BLSk

    — 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) December 15, 2023


    子供たちの権利と将来のために大人たちがこんなにも一生懸命に一丸となって、差別者つまり日本政府に抗議しています。
    力強く、美しい光景です。(もちろん、抗議されるような日本政府の差別的対応は、一刻も早く改善させねばなりません。)

    今、2023年の動画が拡散されているのは、あるアカウントが動画を引用してヘイトスピーチをしたためです。官製ヘイトに乗った国民がさらにヘイトを重ねているこの情けない現状。

    こんなこと、早くやめさせたい。
    このような差別がひどく蔓延した状況においては、まず目の前の差別に対して「差別をやめろ」と逐一声を上げていくことが重要です。
    しかし、私は根本的にこの状況を変えるために、誰もが歴史と差別についてしっかり学ぶことができる環境を整え、差別をなくしていきたいとも考えています。

    例えば、杉並区では性の多様性や性的マイノリティ への理解を広げるため、定期的にパネル展を開催しています。蕨市でも、広がる外国人差別に対してこのような取り組みができるはずです。

    頑張るパワーもたくさんいただいた公開授業見学日。次の機会にはたくさんの友人らと一緒に伺いたいと思います。
    差別に反対し、平和を実現するために、た~っくさんの仲間をつくるぞ!

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    福島めぐみ鶴ヶ島市議、埼玉朝鮮初中級学校・幼稚部の校長先生、かとみろく
    校長先生のキャラが最高でした


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    蕨市で活動する反差別の俳人(俳句を詠む人)・エッセイスト、かとみろく(家登みろく)です。蕨の街で出会った人の声、日々の活動、今週のニュースを書いています。メンバーシップへのご参加が、活動の支えになります。YouTube「#かとみろくTV|蕨の街から」も配信中。

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