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Photo bymegusuri64

食べる事の集大成①

     前回まで、小腸での栄養の吸収についてお話ししました。

     今回は、また、解剖と機能の話に戻って、消化の最終地点。大腸について説明します。

     栄養と8割がたの水分が吸収された消化管内容物は、小腸最終部分の回腸から大腸に入ります。

     大腸の最初の部分は結腸と言われて、小腸と比べると、土管みたい太くなっています。
     回腸と結腸は、土管の横に、小腸の側管が入り込んでる様な形になっていて、この接続部分に、バウヒン弁と言われる弁があって、大腸の中身が小腸に戻らないようにできています。
     大腸の土管は上に伸びて行きますが、反対側の下に行く方は終点になっています。
     バウヒン弁から下の、大腸終点までの部分を盲腸と呼び、バウヒン弁から上に登って行く部分を上行結腸と言います。

     ちなみに、正式な盲腸は、お腹が痛くなる「盲腸」を起こす部分では無いです。
     いわゆる「盲腸」は、盲腸にチョロッと着いている、3〜6cmの膨らませる前の水風船みたいな虫垂が、炎症を起こす事を言います。
     なので正式名称は「虫垂炎」です。

     上行結腸はそのまま上に進み、肝臓の下あたりで横に曲がって、横行結腸になります。
     その後、左側にある脾臓の下あたりで下に曲がって、下行結腸になります。

     腸内容物は、結腸内を進む時に残りの水分が吸収され、更に、大腸内に住む腸内細菌達に分解されて、それらの栄養になったり、それらの産生物が人の栄養になったりします。

     ちなみに、左側のお腹が痛くなった時の原因は、便通異常の事が多いです。
     というのも、右側にはいろいろ臓器が有りますが、左側にはあまり色々な臓器が無いので、ぶつけたとかが無く、痛みを起こすのは、結腸ぐらいしかないからです。

     次は、結構重要で、凄いことをやっている、直腸と肛門です。


     
     
    今もって厨二病、 役者に憧れる医者、 内科専門医、腎臓専門医、透析専門医、ICD(Infection Control Doctor)

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